特別企画

トミカ新車インプレッション 6月は「ホンダ アコード」「テスラ サイバートラック」が登場!さらにトミカ55周年記念仕様の「日産 フェアレディZ NISMO」も!

トミカ55周年記念!各メーカーのデザイナーによる「日産 フェアレディZ NISMO」

【トミカ55周年記念仕様 日産 フェアレディZ NISMO】

  • 価格:990円(税込)
  • スケール:1/57(全長:約75mm)
  • アクション:サスペンション

 2020年に実施された「トミカ50周年記念・自動車メーカーコラボプロジェクト」から5年、トミカ55周年となる2025年も同様にコラボプロジェクトがスタートしました!日本を代表する自動車メーカー5社が実際の車のデザインを手がけているデザイナーがこのコラボのためだけに特別なデザインを施したトミカを企画するもんです。

 6月に登場するのは大人気の「日産 フェアレディZ NISMO」!日産自動車株式会社 グローバルデザイン本部 アドバンスドデザイン部に所属されている森田 充儀(もりたみつのり)氏がデザインを手掛けています。

【【トミカ55周年】 自動車メーカーコラボプロジェクト「NISSAN FAIRLADY Z NISMO」】

 ここでフェアレディZについてざっとご紹介!2022年に現行型となるRZ34型が登場。初代から引き継がれるロングノーズやフロントマスクをモチーフとし、リアサイドはZ32型をイメージして歴代フェアレディZの持つイメージを強く注ぎ込んだエクステリアとなっています。さらに2023年には2024年モデルを設定、同時に日産のモータースポーツ部門である“NISMO”がチューンしたモデル「フェアレディZ NISMO」が設定されました。

【日産 フェアレディZ NISMO(トミカ55周年記念仕様)】

 ベースとなった現行のフェアレディZは「ダンス・パートナー」というイメージで具現化され、まさに華麗にダンスを踊るかのように操ることを想定しています。そしてNISMOバージョンはブレイク・ダンスのように激しく踊って自己を表現するクルマを表現しています。ベース車からパワー/トルク/ブレーキ/サスペンション等を強化して、走る・曲がる・止まるというクルマの基本的な性能を向上させています。ドライバーは鍛え上げられたクルマとのダンスを楽しめるまさに“憧れのクルマ”になっています。

【日産 フェアレディZ NISMO(トミカ55周年記念仕様):パッケージング】
特別デザインのパッケージ!
フラップタイプになっています
この特別感!わくわくします
トミカ本体はブリスターケースに収納され、さらに特別感を感じられます

 それではトミカ55周年記念仕様になった「日産 フェアレディZ NISMO」を見ていきましょう。唯一無二のデザインはイエローベースにブラックのツートーンカラーを構築、強いコントラストでパワフルでスポーティーさを表現しています。インタビューによるとモチーフは「2010 TOMICA Z SUPER GT GT300 #3」とのことでヘッドライトもGT300車両らしくクリアーイエローになっているのがわかります。

【モチーフとなった車両】
TOMICA Z(2010年 SUPER GT GT300 シリーズチャンピオン) ※日産公式ページから
【日産 フェアレディZ NISMO(トミカ55周年記念仕様):全周とアクション】
フロント:トミカ55周年を記念してメーカー自らがデザイン!
サイド:イエローとブラックでパワフルでスポーティーさを表現
リア:フロントからルーフ、リアへかけてのブラックで引き締まる!
シャーシ:現行型フェアレディZのパワートレインや足回りを見ることができます
アクション:サスペンション

 エンジンフード含むフロント上面はブラックベースにグレーのストライプがフロントからリアへかけて走り、レーシーなイメージを増幅させます!ボディサイド、ルーフにはトミカ55周年の“55”を大きくあしらっています。ホイールもこのトミカ専用にデザインされた特別なものとなっています。

【日産 フェアレディZ NISMO(トミカ55周年記念仕様):ディテール】
スタイリッシュな現行型フェアレディZを大胆にデザイン!
イエローとブラックでガツっと目に入ってきます
ボディ各部にトミカ55周年ほかのマーキングをプリントしています
ブラックのストライプもレーシーでかっこいい!
グレーのストライプはフロントからリアにかけて一直線に描かれます
ルーフのグレーストライプ上には“NISSAN”の表記があります
グレーストライプの先端には“nismo”のロゴをプリント!
グリルが大きく開いたnismoバージョンのグリルやエアロ形状もディテールたっぷりで再現されます
リアセクションももちろんnismoバージョン!
大きなトミカのロゴが光るボンネットのブラックはそれだけで特別感を演出します
サイドには“TOMIA55”を大きくあしらっています
リアエンドには日産のエンブレムを中心にトミカと55のロゴマークがプリントされます
このトミカ専用のホイールを履いています
日本刀から着想を得たというシルバーのルーフフィニッシャーがやっぱりかっこいい!
スーパーGT車両のようにフロントウインドウ上部に貼るステッカーを再現しています
GT300車両をモチーフにしたクリアーイエローのヘッドライト
その表面にはデイタイムランニングランプ/ポジションランプをプリントしています

今回の3車種4モデルは2025年6月21日(土)発売!

 今回ご紹介させていただいた6月のトミカ新車「No.36 ホンダ アコード」、トミカプレミアム新車「41 テスラ サイバートラック」、トミカ55周年記念仕様「日産 フェアレディZ NISMO」はトミカの日にあたる第3土曜日の6月21日に発売予定となっています。

 なお、今回定番トミカの「No.36 BMW i4」、「No.80 ジープ ラングラー」、「No.144 日野プロフィア トレーラー/日産 コンテナ」と入れ替えとなります。i4はBMWのアイコンでもあるフロントのキドニーグリルが大型のデザインとなり、BMWらしい勢いや迫力を感じさせるクルマです。

 ジープ ラングラーのトミカはなんと2015年8月に発売された車種で、およそ10年経っての入れ替えとなりました。日野プロフィア トレーラー/日産 コンテナは日野のトレーラーに日産のコンテナを4つ積んだロングタイプのトミカです。レッド+ブラック+シルバーのカラーリングがとてもかっこいいトミカです。

【今回入れ替えとなるトミカ】
No.36 BMW i4
No.80 ジープ ラングラー
No.144 日野プロフィア トレーラー/日産 コンテナ

来月の注目トミカはこちら!

 次回2025年7月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.47 日産 ノート オーラ」、トミカプレミアム「42 トヨタ MR2(SW20)」です。

 ノート オーラは日本の日産から登場した日本国内専用のプレミアムコンパクトクラスのクルマです。2021年に初登場、5ドアハッチバックスタイルであり使いやすいサイズ感、日産が得意とする電動化技術「e-Power」で人気のクルマです。今回のトミカは2024年改良モデルがベースのようです。

【2025年7月登場予定の定番トミカ】
No.47 日産 ノート オーラ

 MR2(SW20)は日本のトヨタが送り出したMRレイアウト・クーペスタイルのスポーツカーです。初代が1984年に登場、あのトヨタが果敢に挑戦し“常識では考えられないひと味違ったクルマ”として誕生しました。今回のトミカプレミアム化されたSW20型は1989年に登場。セリカと同じ3Sエンジンをドライバーより後ろのミッドシップに搭載、理想的な前後重量配分でとても戦闘力の高いクルマです。

【2025年7月登場予定のトミカプレミアム】
42 トヨタ MR2(SW20)
【また来月!楽しみに待っていてね!】