特別企画

トミカ 12月はさらに55周年記念仕様の「スズキ ジムニー」も登場!

トミカ55周年記念!各メーカーのデザイナーによる「スズキ ジムニー」

【トミカ55周年記念仕様 スズキ ジムニー】

  • 価格:990円
  • スケール:1/57(全長:約61mm)
  • アクション:サスペンション

 2020年に実施された「トミカ50周年記念・自動車メーカーコラボプロジェクト」から5年、トミカ55周年となる2025年も同様にコラボプロジェクトがスタートしました!日本を代表する自動車メーカー5社が実際の車のデザインを手がけているデザイナーがこのコラボのためだけに特別なデザインを施したトミカを企画するものです。

 12月に登場するのは大人気の「スズキ ジムニー」!トミカ55周年記念のデザインはスズキ株式会社 商品企画本部四輪デザイン部エクステリア課に所属されている伊藤 仁美( いとうひとみ)氏によるものです。

 ジムニーとトミカに「どんな時も大きな夢を感じさせてくれる」というところに共通点を見出し、それぞれの魅力を最大限に引き出すデザインを……ということでグラフィックには荒野を駆け抜ける走破性を泥はねで表現したり、前後ホイールの色を変えることで大自然に飛び込む躍動感のイメージを込めており双方の「非日常や冒険」「ワクワクする気持ち」を表現しています。

【【トミカ55周年】 自動車メーカーコラボプロジェクト「Suzuki Jimny」】

 ここでスズキ ジムニーについてざっとご紹介!モデルになったジムニーは日本のスズキから1970年に初代が登場した軽自動車のオフロード四輪駆動車です。歴代モデルで採用を続けるラダーフレーム(はしご型のフレーム)は強度と耐久性、メンテナンス性を重視しており、前後サスペンションはリジッドアクスル(固定軸)を採用していることも特徴の一つで悪路走破性が高いのが特徴です。

【トミカになったスズキ ジムニー】
通常仕様 2019年4月発売
トミカ55周年記念仕様

 55年にもなる歴史を紡いでいるジムニーは細かい改良を続けつつ、大きなモデルチェンジは3回にとどまっていてモデルライフの長い車としても知られています。それだけしっかりしたベースのクルマということでもあります。現行型は2018年に登場した4代目でスズキでは初となるグッドデザイン金賞を受賞。さらに世界カーオブザイヤーワールドアーバンカー賞を日本車として始めて受賞しました。初登場時には1年以上の納車待ちが続出するほどの大人気なクルマです。

 こちらがジムニーの実車に実際にラッピングしたものです。砂漠のラリーカーをイメージしてサイのグラフィックを大きくあしらい、泥跳ねも表現していて悪路を疾走するイメージを強調しています。お互いの55周年をロゴマークでお祝いしているのもポイントです。前後タイヤのホイールが車体に合わせて色違いになっている等、凝ったデザインが施されています。

【スズキ ジムニー(トミカ55周年記念仕様)】
ジムニーの実車をトミカ55周年記念仕様のデザインにしたもの

 カクカクっとしたスクェアなボディに丸いヘッドライト、大径のタイヤ&ホイールで悪路に挑む力強さと軽快さが共存していてシンプルながらとてもかっこいいデザインになっています。リアにはスペアタイヤも装備していてオフロード/クロスカントリー用のクルマとしての存在感を高めています。

【スズキ ジムニー(トミカ55周年記念仕様):パッケージング】
特別なパッケージを採用しています
パッケージはフラップタイプで、中にはデザイナーからのメッセージが書かれています
パッケージの中はブリスターケースになっています

 それではトミカ55周年記念仕様になった「スズキ ジムニー」を見ていきましょう。スクェアなスタイルはトミカになってもイメージ通りのかっこよさ!丸いヘッドライトはかわいさをプラスするアクセントにもなっています。カラーリングは車体前半をイエロー、車体後半がホワイトがベースになっていてサイドのサイと泥跳ねのグラフィックがこれまたかっこいいデザインになっています。

【スズキ ジムニー(トミカ55周年記念仕様):全周とアクション】
フロント:イエローが目に飛び込んできます
サイド:サイと泥跳ねのグラフィックが施されています
リア:ホワイトのボディとスペアタイヤが印象的!
シャーシ:ハシゴ状のラダーフレームとリジッドアクスルが印象的です
アクション:サスペンション

 それではトミカを見ていきましょう。フロントのヘッドライトの形状や5連のグリル、その下のメッシュグリルもとても精密なモールドと塗り分けになっています。手の中に納めるとスクエアなボディの端が指にあたるのを感じられます。

 閉じた指を開くと、イエローとホワイトベースのカラーリングをまとったジムニー現れます。明るい配色で目にパッと入ってくる印象です。各部のシャープなディテール、特に段差やパネルラインなど見どころたくさんで、シンプルな形状ながら情報量の多さが楽しいトミカになっています。

【スズキ ジムニー(トミカ55周年記念仕様):ディテール】
実車も大人気のジムニーをトミカ55周年の特別なデザインに!
スペアタイヤがあることでオフロードカーとしてのたたずまいを強調します
スクエアなボディにクロスカントリーを強調させるタフなデザインを施しています
サイが疾走する様子を泥跳ねで表現!
イエローとホワイトのボディーカラー、それにグレーのサイを配置している楽しいデザイン
車体全体にロゴ類を多数プリントしています
各部のロゴや文字がとても鮮明に表現されています
ボンネットやルーフのロゴ類もバランス良く配置されています
ボディーカラーがイエローからホワイトへ変わっていくのが楽しい!
グレーのサイのグラフィックが力強さを強調します
リアドアやスペアタイヤの中なども微細にプリントが施されています
クロカン車らしい車高の高さも感じられます
5連スリットの奥まったグリルの中にスズキのロゴをプリント!
フロントのメッシュグリルもシャープな造形でヘッドライトも塗装されています
タイヤのホイールは前がイエローで……
後ろがホワイト!ボディの配色と同じになっていて凝っています
スペアタイヤも含め、全てのタイヤがオフロード仕様になっています!
リアのサイドウインドウはブラックアウトされていますがロゴ類がびっしりと描かれています。トミカとジムニーは共に55周年!
リアウインドウはクリアーパーツで、そこにも微細な文字がプリントされています
リアコンビランプはモールドもあり塗装で表現されています。ナンバープレート部にもロゴがプリントされています
フロントタイヤは車高との関係もあって大地を掴んでいるように見えます
フロントウインドウにはスズキのロゴが入ったハチマキが表現されています
ボンネット上のスズキとジムニーのロゴ!
ルーフにはトミカ55周年のロゴを配置しています
“JIMNY DESERT RALLY EDITION/ELECTRONIC PETROL INJECTION”がこのクルマの仕様を表しています。“インタークーラーターボ”がかっこいい!
“スズキ”のカタカナのロゴがクール!

トミカ55周年記念トミカが全て出揃いました!

 2025年12月、記念すべきトミカ55周年記念プロジェクトも今回のジムニーで全てが出揃いました!

 これまでに登場した55周年記念デザインのトミカはこちら!どれも大人気車種が特別デザインとなって大集合。5台全て揃って壮観なコレクションが堂々の完成です!

【トミカ55周年記念仕様】
左上から:GR スープラ GT4 EVO/日産 フェアレディZ NISMO/ホンダ シビック TYPE R、左下から三菱 デリカミニ トミカ/スズキ ジムニー

 5台すべてを並べてみました!各メーカーそれぞれがそれぞれの想いを託してデザインしたカラフルで緻密なデザインが施されたトミカたちはとても華やかな印象で55周年を祝う共演となりました。各車は同じラッピングデザインされた実車も製作されるてトミカのイベントなどでも展示されていましたからご覧になった方も多いのではないでしょうか。それが手元に全車種並べられるのですからわくわくがとまりません!

【壮観な大集合が実現!】
共通の記念パッケージでコレクションが楽しい!
パッケージもこだわりのデザインで完全保存版ですね
各メーカーのそれぞれの思いが反映されたデザイン
これは実車での全員集合も見てみたい!
トミカを全車種集めて自分なりの55周年CMを撮影するのも楽しそうです
本物は、ときめく。
今までも、この先も、ありがとう。

 最後に各メーカーのデザイナーからのメッセージを要約したものを掲載しておきましょう。それぞれのデザインに込めた思いや願い、トミカへの想いなど楽しんでデザインにあたられたことがよくわかりますね。5年後のトミカ60周年でも同様かこれ以上のコラボレーションがあることを期待したいと思います!

【それぞれのデザイナーからのメッセージ(要約)】
GRスープラ GT4 EVOはトヨタの金 相佑氏によるもので、子どもとお父さんやお母さんが一緒に楽しめる車を目指してデザインされました
自分でカッコいいと思うデザインを自由に想像して家族や友達にそれを伝えることで楽しい時間を過ごしてほしいという願いを込めています
フェアレディZ NISMOは日産の森田 充儀氏によるもので、鮮やかなイエローとブラックの強いコントラストでパワフルなスポーティーさを表現しています
スポーツカー創りにかける熱い情熱の一端を感じて欲しいという願いが込められています
シビック TYPE Rはホンダの帯川 裕丞氏によるもので、「速さ」と「質」へのこだわりをシンプルかつ力強いデザインで表現しています
深みのあるマットブルーを基調にした特別なカラーリングにすることで、唯一無二の特別感とプレミアムな質感を実現しています
デリカミニは三菱の岡田 知大氏によるもので、マグマのような赤色から巻き上がる煙をイメージしたグラフィックとなっています
力強い躍動感とその基盤となる信頼性・耐久性が高いイメージを表現することでワクワクして欲しいという願いが込められています
ジムニーはスズキの伊藤 仁美氏によるもので、同じ共通点を持つジムニーとトミカの魅力を最大限に引き出すデザインとなっています
子どもたちにも車好きの大人にも「非日常や冒険」「ワクワクする気持ち」を感じてほしいという願いが込められています