特別企画

地形に追随する自由度の高い足回り! タミヤのオフロードRC「1/12RC ランチボックスEVO.」【タミヤ撮り下ろし】

【1/12RC ランチボックスEVO.】
7月11日発売
価格:24,200円

 「1/12RC ランチボックスEVO.」は、人気の高いRCオフロードカー「1/12RC ランチボックス」のシルエットを受け継ぎながらより走行性を高めたモデルだ。大きなタイヤ、リフトアップされたボディは「ランチボックス」はその名の通りまるでお弁当箱のような四角い車体となっている。アメリカで人気のカスタムバンをイメージしたフォルムは、独特の迫力がある。

「1/12RC ランチボックスEVO.」は大きなタイヤに小さな車体、独特のシルエットが生み出すコミカルな走りが大きな魅力だ
「旧ランチボックス」との大きな違いが、足回りの強化。車高も下がり、地面への追随性が増している

 この「ランチボックス」シリーズの楽しさは「走行しているシーン」にある。腰高のバランスで車体を揺らしながら走るのは、凸凹の路面を走るときにコミカルな動きを生み出し、悪路を大きなタイヤで強引に走り抜ける。重心バランスが高いため急旋回などは苦手だが、転がらないようにギリギリのバランスを追い求めるのも楽しい。急発進させることでウィリー走行も楽しめる。

 走行性能を高めた「1/12RC ランチボックスEVO.」の最大の特徴は「足まわりの強化」それぞれのダンパーをオイル式に変更、柔らかく粘り強い伸縮で走行を安定させる。特にリヤには「スタビライザー付き3リンクリジッドサスペンション」を採用することでそれぞれのタイヤの自由度が上がり、触ってみると面白いように沈み込む。凸凹の地形にアームが伸縮し地形に合わせて傾き走行を安定させるというのが容易に想像できる。

【進化した足回り】
裏返すことでシャーシの構造がしっかり確認できる
前輪は左右が独立して可動する「ダブルウィッシュボーン」
赤い丸部分のタイヤの付け根部分にも可動軸が追加されている
オイルダンパーを搭載し、片方のタイヤを押すと大きくタイヤが動く。地面への高い追随性が想像できる
赤い丸のアームは「1/12RC ランチボックスEVO.」で追加された要素。しっかりと車軸の可動を支える

 今回は「1/12RC ランチボックス」も並べて見せてもらった。足回りの複雑さがかなり異なる。「EVO.」は前輪もそれぞれが独立して動くダブルウィッシュボーンを採用。地面への追随性を比べると「EVO.」の方が大きく異なりそうだ。だが一方で「旧ランチボックス」のゴトゴトと車体全体を傾かせちょっと危なっかしく走る姿にも独特の魅力がある。タミヤでは「EVO.」発売後も「旧ランチボックス」は発売していく。

 走行性能を高めた「EVO.」と共に比べると足回りの固い「旧ランチボックス」も大事にしていくという姿勢は「1/10RC ホーネット EVO.」と、「1/10RC ホーネット」の平行展開と同じだ。「ホーネット EVO.」も地面への追随性を向上させ、最新のオフロードRCバギーの走行性能を提示している。一方の「旧ホーネット」は特に後輪の自由度が最新のものより固いため、じゃじゃ馬のような走行性能を持つ一面があり、テクニックで押さえ込む楽しさがある。単純なモデルチェンジではなく、新と旧を共に進めていくのはタミヤと、そのファンの姿勢と言えるだろう。

【1/12RC ランチボックス】
左が「旧ランチボックス」。並べると旧の方が車高が高い
旧ランチボックスは比較すると足回りはシンプルだ。赤丸部分に可動軸がないことが確認できるだろう。一方でこの“固い走り”にも魅力があり、タミヤは今後も新旧どちらも販売していく

 「ランチボックスEVO.」は、旧ランチボックスと比べると重心が低くなっている。地面に応じてしっかり追随する4輪の可動は走らせる楽しさを実感できるRCバギーだ。さらに「ランチボックスEVO.」はボディに貼られたステッカーも魅力だ。「VANESSA'S LUNCH BOX」という文字がポップなフォントで描かれ、ランチボックスに乗った金髪美女のイラスト。

 美女は旧ランチボックスと同じ人物だが、イラストは一新されている。ちなみにドリンク、ハンバーガーと共に書かれているmunchiesという文字は、「小腹が空いた」という意味で、転じて「軽食」を指す。この巨大なタイヤを持つ車で軽食をデリバリーする、というイメージを重ねた車なのだ。

ランチボックス、という名前の通り、この車でお弁当をデリバリーする、というコンセプトの車体アート
上が「EVO」、下が「旧ランチボックス」の女性