特別企画

アオシマプラモデル「PLAfig. ゴジラ (2001)」を体表色と口、指にこだわり"我が呉爾羅”を追求してみた!

【PLAfig. ゴジラ (2001)】
発売元:アオシマ
発売日:2026年6月
価格:7,700円
サイズ:全高約130mm

 アオシマの圧倒的な造形を目指す新生プラモデルブランド「PLAfig.(プラフィギュア)」から2001年に公開された映画『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場した「PLAfig. ゴジラ (2001)」がいよいよ発売となりました。

 このゴジラは他のゴジラと比べても非常に特異な存在です。ゴジラは生身を持った怪獣ですが、「太平洋戦争で命を散らした数知れぬ人間たちの魂が宿っている存在」として超自然的な側面を持ち、非常に凶悪な存在として描かれています。そして本作のゴジラは日本を守るヤマト聖獣たちと戦いを繰り広げるのです。

 このため、これまでのゴジラに比べても禍々しいシルエットを持ち、最大の特徴は黒目のない白目なこと。通常の生き物と異なる怨念の集合体としての凄みを感じさせる眼を持つ怪物なのです。

 この、シリーズ中最も異色といえるゴジラを、アオシマはRYO ねんど星人氏の原型により個性溢れるアレンジとスタイルでプラモデル化しました。今回はこの「PLAfig. ゴジラ (2001)」の魅力を紹介した上で、筆者なりの「ゴジラ (2001)」への想いを込めた表現を加えていきたいと思います。

今作のゴジラは黒目のない白目が大きな特徴です。塗装にもこだわり仕上げました

太平洋戦争の怨念として、他のゴジラにはない怖さ

 はじめに今回のゴジラ (2001)を解説していきましょう。

 2001年12月15日に公開された『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』は怪獣映画の監督として評価されていた金子修介監督がメガホンを取ると言うことで、公開前からファンの間で大変話題になりました。金子監督が手掛けるということで、今作のゴジラはこれまでの作品とは異なる設定、姿が与えられました。

 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するゴジラは、最初のゴジラ出現から50年ぶりに姿を現し、日本を襲う存在です。この物語では民間伝説「護國聖獸傳記」が重要な鍵となり、ゴジラの接近に呼応して日本各地から護国聖獣が復活し、ゴジラと戦いを繰り広げていきます。

 ゴジラは伝説の存在として「呉爾羅」と漢字の名前を与えられ、その独特の凶悪なキャラクター性で注目を集めています。その最大の特徴は凶暴さを印象づける感情移入を一切拒絶する黒目のない白目、大きな頭部。劇中で明確に人類を攻撃のターゲットとし、破壊を楽しむかのような残忍で恐怖を感じさせる描写が目立つ"最凶"といえるゴジラです。

2001年12月15日に公開された『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』

 今作のゴジラの造形は品田冬樹氏率いる「有限会社Vi-SHOP(現在は休止中)」が担当し、物語の性質上『昭和ゴジラを彷彿とさせる最凶のゴジラ』が誕生することになります。そのゴジラを演じるのはベテランスーツアクターの吉田瑞穂氏。超重量級のスーツにもかかわらず長身の体格と凄まじい身体能力を活かして最凶のゴジラを熱演されました。

 今回はそんな魅力溢れる「ゴジラ (2001)」のプラモデル「PLAfig. ゴジラ (2001)」をまずキットの仕様で組み立てて、その後作中のキャラクター描写や資料を考証し、改造・塗装を行い、私なりの「ゴジラ (2001)」を追求していきたいと思います。

【パッケージアート】
パッケージイラストはTAKA-F氏による描き下ろしです。クライマックスの横浜決戦をイメージさせる迫力ある構図となっています

怨念を感じさせるような迫力のディテールを持つパーツ群

 それでは、箱を開けてみましょう。強烈な残留思念の集合体の様な禍々しいパーツがぎっしりと詰まっています。

 キットはまず基本となるコアパーツを組み立てて、それに表皮パーツを被せていく構成となっています。実際の着ぐるみスーツも先ずはウレタン等で人が入るコアを造ってからモデリングをした後にラテックスで抜いた表皮を貼り付けていくので、着ぐるみ(ぬいぐるみ)を造っていく感覚で組み立てられると思います。

 キットを見て一番驚いたのは全身のゴジラモールドが実にシャープに施されていた事です。アオシマの担当者にこのパーツの精度のお話を聞きましたが、これはデータから直接金型に彫刻をすることが可能になったためとのこと。素晴らしい技術革新ですね。

【精密なパーツ群】

 そしてAOSHIMA ONLINE SHOP限定特典の熱線再現用クリア成型背びれパーツ。これを使って改造すれば電飾も可能です。

【熱線再現用クリア成型背びれパーツ】
AOSHIMA ONLINE SHOP限定特典の熱線再現用クリア成型背びれパーツ

 さらにパーツにフォーカスしていきます。「驚愕のゴジラモールド」と言える成型されたパーツが目を惹きます。ガレージキット(レジンキャストキット)の彫刻にかなり近いシャープなモールドで成型されています。

 樹脂を流し込んだ金型を外したとき、彫刻された造形がきちんと表現できる「成型」を"抜く"と表現します。どう金型を設計し、優れたパーツを成型する(抜く)ことができるか? アオシマの「PLAfig.(プラフィギュア)」はまさにその金型による優れたパーツ造形にこそ注力したシリーズなのです。

足首パーツもよく抜けています

 そして「ゴジラ (2001)」の最大の特徴である眼球は別パーツになっています。この仕様は塗装がしやすいのでありがたいですね。

【眼球】
別パーツとなっており、塗装がしやすくなっています

 「ゴジラ (2001)」ならではの鋭い牙も良く抜けています。口内のモールドも良い感じで成型されています。

【牙】

 手も指パーツが別になっています。爪の塗装がしやすいので、こちらも嬉しいパーツ分割ですね。

【細部】
手も指パーツが別になっています。
足裏の紋のモールドもよく成型されています

怨念の集合体・呉爾羅(ゴジラ)を組み立ててみる

 それでは、全てのパーツを堪能したので組み立てていきましょう。最初に本体から組み立てていくのですが、顔から組んで製作モチベーションを上げたいという方はヘッドパーツから組み立てても良いかと思います。

 接着は「Mr.セメントS(流し込みタイプ)」「Mr.セメントSP(スーパーパワー)」を箇所によって使い分けています。尻尾や脚部等、強度が必要な箇所は接着力が強いSPを使うと良いでしょう。

コアとなる胴体部と今回使用した接着剤

 先ずは胴体部のコアから。パーツの嵌合(かんごう)も良く、パズルのように組み上がっていきます。

【胴体の組み立て】
コアパーツにパズルのように外皮をつけていきます

 脚部も同様に組み立てていきます。驚くほどパーツの合いが良いので箇所によっては合わせ目がほとんどわからないのが凄いですね。

【脚部の組み立て】
こちらもコアパーツの外皮をつけていくとどんどんゴジラ (2001)ならではの脚ができていきます
パーツの合いが良いので接合時にできる合わせ目が殆ど目立ちません

 今回、組み立ての手順をプランニングして塗装を行うため、仮組みで「ねり消しゴム」を使っています。このため、実際のパーツの組み立てより浮き上がって見えますが、実際はさらに合わせ目が目立たずパーツがしっかりはまっていきます。

【仮組み】
仮組みでは「ねり消しゴム」でパーツを接合しています。これは練り消しゴムでパーツが浮いているので、実際はもっとぴったりはまります

 腕部も組み立てていきます。指が別パーツなので細かい部品になっていますので、紛失しないように注意しましょう。

【腕部】
指は小さい部品なので、無くさないように注意しましょう

 顔のパーツは立体パズルのように組み上げられます。部品同士が面白いくらいにはまって外皮を形成していくので、完成までのプロセスが楽しくなります。

【顔の組み立て】
パズルのようにみるみるゴジラ (2001)の凶悪な顔ができていきます

 尻尾もコアパーツに表皮を被せていく工程となります。実際のぬいぐるみ(着ぐるみ)を作る感覚で組み立てていくと、まるで自分が造形スタッフになったような感じで楽しみながら作れると思います。

【尻尾の組み立て】
撮影用着ぐるみの尻尾も表皮が細かく分割されていたそうです。造形スタッフになったような気持ちで組み立てられます

 背びれはゲート跡、パーティングラインを整形後、この様な小物パーツ入れに入れておくと何かと便利です。

【背びれは小物入れに】
背びれパーツを分割して入れておけば、紛失も防げる上に塗装にも便利です

仮組みで破壊神が姿を現す!

 仮組みが完成しました。独特の雰囲気を持つゴジラ (2001)にさらに個性的なアレンジが加えられた立体物となっています。

 仮組みではっきり見えてきたRYO ねんど星人氏の原型によるゴジラ (2001)の姿は、個人的な感想ですが、特に下半身の足の付け根の位置に特徴があると感じました。劇中のゴジラ (2001)より人型を外したフォルムで足の付け根の位置が変わり、ボリュームが増したことで、原型師独特のゴジラ像を感じました。

 プラモデル「PLAfig. ゴジラ (2001)」は、組み立ても特にストレス無くパズル感覚で組み上げられました。背びれも嵌合がしっかりしているので、1個ずつ確認しながらはめていけばあっという間に完成します。

【仮組み完成】
破壊神としてのゴジラが完成しました。こちらは練り消しゴムで各部パーツが浮いています。実際の合わせ目はさらに目立たなくなります
ゴジラの後ろ姿。特徴的な背びれが左右に傾いているような変則的な配列になっていますが、嵌合がしっかりしており、接着しなくてもピッタリはまります
パーツ同士の合わせ目が本当に目立たない。成型技術に感心させられました

 本編に登場する「ゴジラの心臓」も付属。「ゴジラは死なず」を象徴するシーンに登場する物体なのですが、映画を観た人ならわかる楽しいおまけ特典ですね。

【ゴジラの心臓】

 プラモデルとしての設計レベルが高く、組み立てやすいため、数時間で組み上がりました。初心者でも迫力のあるゴジラが組み立てられると思います。次章からは、「自分なりのゴジラ」を追究すべく、手を加え、塗装していきたいと思います。

塗装を考えた分割や口を開くなど、自分なりのゴジラ像を追究

 ここまでのポテンシャルを持ったキットなので、さらに一手間加えてブラッシュアップをしていきたいと思います。まずは眼球パーツと鼻部パーツを一旦切り離します。これで塗装作業が格段にやり易くなります。

【眼球パーツを分割】
塗装しやすいように眼球パーツのみにしました

 パーツ同士の合わせ目はキットの嵌合が非常に優秀なのですが、ここからさらに筆者が持つイメージの「ゴジラ (2001)」を追求すべく、「タミヤパテ」に「タミヤセメント(流し込みタイプ)」を混ぜたものを合わせ目に塗ってさらに合わせ目を調整していきます。この手法は食いつきも良く、タミヤセメントで濃度を簡単に調節出来てお手軽に合わせ目が目立たなくなるのでお勧めです。

【合わせ目をさらに消していく】

 眼球は今作のゴジラの特徴的な部分でもあり、どうしてもこだわりたい箇所だったので、雲母堂本舗の「AGパール」「CCパール」を使用しました。

 この白目に関しては映画での「ゴジラ (2001)」に筆者なりの想いを追求すべく、パール塗装で撮影用着ぐるみのグラデーション表現に近づけています。そして仕上げにGSIクレオスの「Mr.スーパークリアーIII」を厚めにコーティングしました。これにより生命感が格段にアップします。

【こだわりの眼球】
「AGパール」、「CCパール」でグラデーション塗装を行います。
雲母堂本舗の「AGパール」(右)「CCパール」(左)

 筆者は『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』において、ゴジラ (2001)が劇中、口を大きく開けるシーンが特に印象に残りました。そこで、本商品は口内のモールドも成型されているので、口を開け、筆者の思い描くイメージを追求しました。顎を切り欠いてから角度をつけて接着し、パテで整形してあります。口内は最初に塗装しておくと良いでしょう。

【口を開ける】
顎部分を切って、口を開けます
口内はしっかりと丁寧に塗装を施しました

 自分は以前、造型スタッフの1人としてある怪獣映画に携わったことがあります。その際、幸運にも『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』でゴジラを演じたスーツアクターの吉田瑞穂氏の怪獣としての演技を目の当たりにすることができました。この時に吉田氏は怪獣の指の先までしっかり動かし、怪獣を全身で魂をこめて表現していることに感動しました。

 着ぐるみはゴム製で弾力が強く、全身を動かすのにとてもエネルギーを使います。吉田氏はその中でもしっかりと怪獣の指を動かし、繊細な表現も交えて演技をしている。この風景が目に焼き付いた私は『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』を観直し、改めて吉田氏の"指の動き"に感嘆しました。だからこそ、今回の「PLAfig. ゴジラ (2001)」で指にこだわりたかったのです。

 実際の着ぐるみは昭和ゴジラをイメージとして意識した造形ということもあり、初代ゴジラのひな形に見られる親指と人差し指だけ大きく、中指と小指が極端に小さくつくられたものを踏襲しています。そちらも強調したかったので、人差し指に動きをつけて再現したいと考えました。

 こういった筆者のこだわりで、指の演技を意識した造型を見せるため、今回は右手の腕部そのものと、人差し指を角度を変えて接着してみました。こちらも隙間はパテで整形しておきます。

【腕の動きをプラスして躍動感を演出】
腕部と人差し指を角度を変えて接着

茶色がかった黒灰色、こだわりの体表色で塗る

 ここから塗装をしていきます。下地処理はモールドを潰さないようにGSIクレオスの「Mr.サーフェイサー1200」を薄く吹いておきます。実物の着ぐるみも塗装前はこの様な色合いだったので、完成前のモチベーションアップに繋がりました。

サフを吹いたゴジラはメイキングで見た塗装前の姿に近い状態になっています。まるで自分がゴジラの着ぐるみを作っているような興奮をおぼえました
GSIクレオスの「Mr.サーフェイサー1200」

 ゴジラ本体の塗装は以前、Vi-SHOPにお伺いした際にゴジラの造形を担当した品田氏ご本人から直々にゴジラ (2001)の体表は茶色がかった黒灰色」とお聞きしていたので、迷わず暖色系のグレーを調色して塗装しました。GSIクレオスのジャーマングレー+赤褐色にフラットベースあらめ・ラフ(つや消し)を多めに混入して基本色にしています。

 ここから基本色にGSIクレオスのホワイト+フラットベースあらめ・ラフ(つや消し)とMr.リターダーマイルドを混ぜた色でドライブラシを施していきます。あくまでモールドを引き立たせるためのスパイスなので色の調子を見ながら楽しみつつ、やり過ぎないように色を乗せていきましょう。

【体表の塗装】
「ゴジラ (2001)の体表は茶色がかった黒灰色」という品田氏の言葉を意識し、基本色を決定
ホワイトとフラットベースあらめ・ラフ(つや消し)を混ぜ、ドライブラシで色の調子を見ながら塗り重ねていきます

 体表と同時進行で「背びれ」と「爪」も塗装していきます。背びれのベースカラーはGSIクレオスのホワイト+タン、フラットベースあらめ・ラフを混ぜて塗り、その上から体表の色を濃いめに入れて、暗い色を乗せていきます。

 爪も同様にホワイト+タン、フラットベースあらめ・ラフで基本色。ここにウェザリングカラーでスミ入れをしています。

【背びれや爪の塗装】
指の角度を調整し、「吉田ゴジラ」の躍動感ある動きを再現
ゴジラ (2001)の特徴であるトリッキーで独特な曲線を持つ背ビレは一枚ずつパーツが分割されているので、じっくりと塗装を楽しむことが出来ます
細部の塗り分けやウェザリング(汚し)も丁寧に施すと実感がアップします

 全体的に明度を変えて重ね塗りを施し、明度が違う塗料を重ねていくことによって深みのある色合いになりました。

 そして、今回は新しい技法として「逆スミ入れ」を試しています。通常は黒や茶色といった暗い色でスミ入れを行うのですが、逆スミ入れとして敢えて明るい色(Mr.ウェザリングカラー サンディウォッシュ)を流して凹モールドを強調してみたのですが面白い効果が得られました。

【完成】
ポイントを押さえた改修と考証を重ねた塗装で、キットを使って自分なりのイメージを追求することができました
実際の着ぐるみに使用された色に近いカラーリングをリサーチして調色・塗装をする事により、『ホンモノ』に近づけたと思います。眉の部分の色合いやこだわりの眼球の塗装もチャームポイントです
トリッキーな形状の背ビレも細かく塗装をすることによって立体映えします
今回施したスミ入れも撮影時の砂汚れを再現するのに効果的です
キットの素性の良さを活かす形で大きく開けた口や動きを演出した腕部もゴジラ (2001)の持つ凶悪さや禍々しさをさらに増幅しています

 おまけ特典で付属するゴジラの心臓は偉大なる造型作家 寒河江弘氏が本編CGの元になる模型を作られていたので、リスペクトの意味も込めてディスプレイにも拘った形で製作しました。

 ベースは石粉粘土ファンドで彫塑。海底の雰囲気を出せるように100均素材を使ってスノードーム風のディスプレイにしてみました。

【ゴジラの心臓をディスプレイ】
海底の雰囲気をイメージしたディスプレイ。おまけ特典も拘って手を入れると立派に「作品」として成立します

 もう1つ、百均グッズを利用して展示用ディスプレイベースもつくってみました。ジオラマは地の神・バラゴン(婆羅護吽)と死闘を繰り広げた箱根・大涌谷をイメージして製作しています。

大涌谷をイメージしたディスプレイベース。タイトルプレートはカードケースを使用しました

英霊たちに捧ぐ

 「PLAfig. ゴジラ (2001)」は作りながら現場の造型スタッフの擬似体験ができるプラモデルだと感じました。原型師による独得のゴジラ像、パーツ精度、組みやすさ……。キット自体のポテンシャルが高いという事もあり、ほんの数時間でパズルのようにゴジラの立体物が組み上がっていく工程はとにかく楽しめました。

 筆者は『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』には公開前から強い思い入れもあり、「ゴジラ (2001)」は強烈な印象を残した存在でもありました。今回、「PLAfig. ゴジラ (2001)」という優秀な商品に触れ、そこからさらに筆者なりのゴジラ像を追い求めていたら、かなりのボリュームになってしまいました。自分の中にあるゴジラ像は十人十色だと思います。このプラモデルをひとつの素材にして色々な表現が楽しめるのではないでしょうか。

 自分の思いを追求ができるのも、『PLAfig. ゴジラ (2001)』の組み立てキットとしてのポテンシャルが高さがあるからです。ほんのひと手間ふた手間を加えるだけでさらにその良さを魅力あるものに引き出せますと思います。この原稿がキットを手にした皆さまの作品づくりの参考になれば幸いです。