特別企画

【トランスフォーマー】「OG-02EX グラインダー(CTC技術実証機仕様)」ビークルモード撮り下ろし

【OG-02EX グラインダー(CTC技術実証機仕様)】
11月5日 予約開始予定
2027年7月下旬 発売予定
価格:19,800円

 タカラトミーのハイターゲット向けホビーレーベル「T-SPARK(ティースパーク)」が、アクションフィギュア「トランスフォーマー」シリーズで展開しているのが「OVERGEAR(オーバーギア)」シリーズだ。

 「OVERGEAR」は「リアルメカ」をコンセプトとした「トランスフォーマー」の新シリーズで、第1弾「OG-01 アイアンハイド」、第2弾「OG-02 ブラックアウト」が今月10月下旬にいよいよ発売。

 さらに、第3弾としてオートボットレジスタンスのリーダー「OG-03 オプティマスプライム」も2027年2月下旬に発売を予定している。

 そして今回、アクリル樹脂を用いた工業/近未来的デザインのアクセサリーなどを開発しているデザインチーム「中央町戦術工芸(CTC)」とコラボレーショントランスフォーマー「グラインダー」が登場。

 「ブラックアウト」同様に攻撃ヘリからロボットモードへトランスフォーム。中央町戦術工芸によるスタイリッシュ&サイバーパンクな近未来感溢れるデザインで彩られたCTC技術実証機となっている。

 「グラインダー」が「OVERGEAR」のハードな世界でどのような活躍を見せてくれるのか。まだまだ謎に包まれている。

「OG-02EX グラインダー(CTC技術実証機仕様)」ビークルモード
「OG-02EX グラインダー(CTC技術実証機仕様)」ロボットモード

 本稿ではビークルモードの試作品の写真を交えて、タカラトミー ホビーキャラクター事業室コレクター事業部の天野佑季哉氏と中央町戦術工芸のデザイン担当者に「OG-02EX グラインダー(CTC技術実証機仕様)」の見どころポイントのコメントを添えつつ紹介していく。

ディセプティコンの先進技術を搭載した試作機「グラインダー」とは?

――「トランスフォーマー OVERGEAR」における「グラインダー(CTC技術実証機仕様)」の設定を教えてください

天野氏:グラインダーは、ブラックアウトとは別個体のトランスフォーマーとして「OVERGEAR」の世界に存在しています。

 特殊作戦に特化した能力を持ち、各地で生まれた反乱の芽を秘密裏に摘んできたという戦歴を持つディセプティコン戦士です。

 変形する攻撃ヘリは、ブラックアウトがスキャンしている機体でもある「Goathe TH-106 "Hurlbat"(ゴースTH-106"ハールバット")」をベースに、「夜間強襲作戦」を想定したステルス技術や暗視技術など、さまざまな先進技術を実証するために開発されたワンオフの試験機という設定になっています。

 この試験機を開発・運用しているのが「技術実証試験局」と呼ばれる組織です。表向きは先進技術の実証試験を行う組織ですが、その裏ではディセプティコンの技術者や科学参謀が関与し、サイバトロニアンの技術を密かに地球の兵器へと落とし込む実証実験が行なわれています。

ビークルモードの「グラインダー」は攻撃ヘリ「Goathe TH-106 "Hurlbat"」をベースとしたデザイン
試作機としてさまざまなミッションを遂行する
機体の各所にグラフィックが施されている

――中央町戦術工芸さんにコラボを提案した際の決め手はありますか?

天野氏:企画/マーケティング担当が中央町戦術工芸さんと面識があり、以前から何か共同で面白いことができないかと話していたのがきっかけです。ブラックアウトのただのリカラーにするのではなく、今までとは違う見た目や設定にしたかったのでご相談したところ、快く引き受けていただけました。

 中央町戦術工芸さんならではの、工業的で近未来感のあるクールなグラフィックを取り入れることで、トランスフォーマーのデザイン表現に新しい風を吹き込めるのではないか。そうした期待感が、今回のコラボレーションの大きな決め手になりました。

工業的で未来感のあるグラフィックを大胆にプリント
グラフィックは機体全体に施されている

――今回の「グラインダー」が新たなトランスフォーマーとのことですが、中央町戦術工芸さんによるデザインのほかに「ブラックアウト」と異なる造形や意匠はありますか?

天野氏:頭部の一部のデザインを変更しています。

 ブラックアウトとは異なるキャラクター性を持たせるため、ガスマスクをイメージしたデザインを取り入れました。

 また、目元のみに塗装を施すことで、忍者を思わせるような、素性を隠して暗躍するキャラクターの佇まいを意識しています。

ロボットモードでもグラフィックが映える
頭部は新規造形で立体化されている

中央町戦術工芸ならではのサイバーパンクなグラフィックが全身を彩る

――今回のコラボレーション企画を受けての感想と、本商品の元となっている「OG-02 ブラックアウト」を見ての第一印象を教えてください。

中央町戦術工芸:まず、殺伐感があってかっこいい!と思いましたが、同時に「グラフィックのせたい部分がたくさんある!」とも思いました。

 大型の兵器やメカにグラフィックデザインを載せるのは全グラフィックデザイナーの夢なので、とてもワクワクしながらデザインを進めました。

「OVERGEAR」シリーズのハードな世界観とタクティカルなカッコよさを引き出すデザイン
各パーツごとにグラフィックが詰め込まれ、情報密度の高さを実現
回転翼(メインローター)にも文字やパターンが入っている
裏面にもパターンが入っている
機体上部にはイラストグラフィック。「GRIND YOU INTO NOTHING」という文字には、秘密裏に障害を排除する「グラインダー」のキャラクター性が伺える
ベースのブラックに蛍光グリーンのグラフィックに加え、差し色に蛍光ピンクが入り、引き締まった印象に

――「グラインダー(CTC技術実証機仕様)」のデザイン上でのコンセプトは何でしょうか?

中央町戦術工芸:とにかく重く、硬く。硬質な組織の中のエンジニア的美意識といったイメージでデザインしています。

 この機体は試験機なので、データを取得するためのマーキング類はもちろん、所属を明確にするため名称や団体名などを派手目に配置しました。タイポグラフィ類もヒロイックなかっこよさにならないようにまとめています。

中央町戦術工芸:タイガーストライプは、もともと隠蔽用のダズル迷彩だったものが変質して、片方の翼に残ったという設定です。

翼(スタブウィング)の大胆なタイガーストライプ

――ビークルモード、ロボットモードでのデザインの見せ方でこだわったポイントは?

中央町戦術工芸:ビークルでは軍用機のイメージを慎重に保ちつつ、F1マシンのようなド派手なマーキングを楽しめます。

 人が乗り込む必要がないため、キャノピーに入ったプリントも見どころです。(正面にはパーミッションが入っています)

タンデムコックピットのキャノピーには瞳のようなプリントが入っている
正面には交戦規定などを連想させるパーミッションが表現されている

中央町戦術工芸:ロボットモード時は、各部で分断された大型ロゴがとにかくかっこいい!

 「こことここが繋がるの!?」が視覚的情報として楽しめるのは、トランスフォーマーならではの面白さだと思います。もちろんブラックアウトから一転、情報過多なグラフィックを搭載した機体をお楽しみください。

ビークルモードでの繋がっていたロゴが分断され、ロボットモードへのトランスフォームの印象をさらに鮮烈に焼き付ける
情報量満載のグラフィックはロボットモードでも存在感を発揮