【年末特集】寒い季節にホットな気分にさせてくれる「美少女フィギュア」6選

　ホビーやゲーム、IT、XR関連の取材やレビュー、インタビューなどを中心に、様々なメディアで記事を書いているライターの高島おしゃむです。今年は久々に海外取材に行ったものの、帰国時にワクチン3回接種した証明を見せないと日本に入ることができないということを知らず、帰りの飛行機に乗せてもらうことができなかったということがありました。危うく映画「ターミナル」を地で行くような状況になりかけましたが、なんとか帰還することができました。

　HOBBY Watchでは、今年も誌面上で様々なスケールフィギュアを紹介してきました。最初はなにもわからないところからスタートしてきましたが、徐々にフィギュアの魅力もわかるようになった気がします。今回は年末特別企画ということで、昨年に引き続き「冬休みに堪能したいスケールフィギュア6選」をご紹介いたします。

　スケールフィギュアといえば、美しい女性たちが立体化して様々な角度から見られるというのが最大の楽しみだと思いますが、見て楽しい、飾って楽しいというアイテムを選りすぐってきました。

つなこ氏が描くイラストを元に立体化！「デート・ア・ライブ 時崎狂三 刻々帝<ザフキエル>」

• 発売日：2022年8月
• 価格：22,800円 （税込）
• 全高：約250mm
• スケール：1/7
• メーカー：グッドスマイルカンパニー

　グッドスマイルカンパニーより、2022年8月に発売された1/7スケールフィギュアの「デート・ア・ライブ 時崎狂三 刻々帝<ザフキエル>」。こちらは、ライトノベル「デート・ア・ライブ」に登場する精霊である時崎狂三を立体化したものです。

　フィギュアの元となったのは、メインスイラストレーターであるつなこ氏が描いたイラストということもあり、弧を描くような長い髪や、ドレスの裾をまくったセクシナーポーズなども見事に再現されています。

　指を口元に当てた表情の可愛らしさも見どころですが、なんといってもゴージャスな雰囲気を醸し出しているのが、衣装である橙色のドレス。一部にクリア素材を採用していることで、劇中の光で校正された設定を再現しているそうです。ちなみに、交換パーツも付属しており、こちらの微笑み顔以外にも狂気顔にチェンジすることも可能となっています。

ライブの感動が蘇る！「月岡恋鐘 フェイスオブトレジャーVer.」

• 発売日：2022年5月
• 価格：18,800円 （税込）
• 全高：約220mm
• スケール：1/7
• メーカー：グッドスマイルカンパニー

　グッドスマイルカンパニーより、2022年5月に発売された1/7スケールフィギュアの「月岡恋鐘 フェイスオブトレジャーVer.」。こちらは、ゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」に登場するアンティーカのセンター月岡恋鐘を立体化したものです。

　こちらのフィギュアでは、「月の浜辺で待っとって」のライブ衣装がモチーフになっており、ゲーム中のイメージがそのままの姿で再現されています。

　立体的なフィギュアでありながら、2D的な魅力もしっかり出ているのは、なかなかすごいのではないでしょうか？ 大きな瞳やちょっと赤らんだ頬、急いで駆け寄っているのか髪は後ろになびいており、躍動感も満点です。衣装などの小物類のディテール感も素晴らしく、ぜひとも自宅にお迎えしたいといった感じですね！

ガハマさんがロックなスタイルで登場！「由比ヶ浜結衣 Rock. Ver.」

• 発売日：2022年5月
• 価格：17,820円 （税込）
• 全高：約240mm
• スケール：1/7
• メーカー：Wonderful Works

　ステージ衣装といえば、こちらも忘れてはいけません！ ということで、Wonderful Worksより2022年1月に発売された1/7スケールフィギュアの「由比ヶ浜結衣 Rock. Ver.」をご紹介しておきましょう。こちらは、アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完」に登場するヒロインのひとり由比ヶ浜結衣を立体化したものです。

　「Rock. Ver.」と付けられていることからもわかるように、普段とは異なったロックな衣装に身を包み、マイクを片手に観客に向けてアピールしているような姿を再現しています。

　フィギュアの元となったのは、「AnimeJapan2019」の為に描き下ろされたイラストです。ボラディラインを強調した光沢感溢れる衣装には、腰のあたりにスカートが付けられています。そこからスラリと伸びた白い太ももが、またなんともいい味を出していますね！

音楽が今にも流れてきそう♪「バーバラ」

• 発売日：2022年5月
• 価格：19,580円 （税込）
• 全高：約270mm
• スケール：1/7
• メーカー：コトブキヤ

　2年前に登場し、あれよあれよという間に多くのファンを生み出す人気ゲームへと成長したオンラインゲーム「原神」。その中に登場する、西風教会の祈祷牧師でモンドのアイドルでもあるバーバラが、コトブキヤから2022年5月に1/7スケールフィギュアとして発売されました。

　大きな瞳のかわいらしいウィンクが印象的な、こちらのバーバラ。両手を広げ、まるで楽譜から音が奏でられているかのような「歌声の輪」のエフィクトパーツが取り付けられています。ちなみにこのエフェクトパーツ自体は、自由に着脱可能になっているので、好みに合わせて変更することもできます。

　どことなくふんわりとした雰囲気になっていますが、台座部分にも草が生い茂った爽やかさがあり、見ているだけでも疲れた心や体を癒やしてくれそうですね！　衣装のしわの寄り方など、細かい部分にもこだわって作られているので、ファンならぜひとも入手しておきたいアイテムといえそうです。

マイトリルポニーとミクが夢のコラボ！「初音ミク feat. MY LITTLE PONY美少女」

• 発売日：2022年5月
• 価格：15,400円 （税込）
• 全高：約215mm
• スケール：1/7
• メーカー：コトブキヤ

　コトブキヤより、2022年5月に発売された1/7スケールフィギュアの「初音ミク feat. MY LITTLE PONY美少女」。こちらは、ボーカロイドのキャラクターとしておなじみの初音ミクとハズブロのキャラクター「マイリトルポニー」とのコラボレーションとして立体化された作品です。

　フィギュアの元となったのは山下しゅんや氏が描き下ろしたイラストで、コラボで誕生したミクポニーと一緒に楽しく歌う姿が再現されています。

　初音ミクといえば、トレードマークのひとつとなっているのが、ブルーグリーンの長いツインテール。こちらは、クリアパーツにグラデーションが掛かった、鮮やかな色彩で表現されています。ミクポニーの方もそちらに合わせたようなカラーリングになっており、ファンシーさが増しているように見えますね！

シースルーな水着がまぶしすぎる！「二条藤花 水着Ver.[AQ]」

• 発売日：2022年9月
• 価格：16,800円 （税込）
• 全高：約215mm
• スケール：1/7
• メーカー：グッドスマイルカンパニー

　グッドスマイルカンパニーより、2022年9月に発売された1/7スケールフィギュアの「二条藤花 水着Ver.[AQ]」。こちらは、ライトノベル「今日から俺はロリのヒモ！」に登場するスーパーお嬢さまの二条藤花を立体化したものです。

　原作イラストレーターのへんりいだ氏が完全監修をしており、オリジナルのイラストを元に水着姿になった二条藤花を見事に再現しています。

　大きな帽子を頭に被った、こちらの二条藤花。長い髪は広がるようになびいており、宙に浮かんだビーチボールなど、躍動感溢れる姿になっています。大きな瞳に口を開けた、あどけない表情も素晴らしいですが、シースルーな感じの水着も特徴的で、いつまでも見ていたくなりますね！

小学生の頃の記憶が蘇ってきたハッピーセットの「ドラえもん わくわくゲーム」

　今年も様々な記事をHOBBY Watchで書いてきましたが、特に印象に残ったのは今年の3月に書いたハッピーセット「ドラえもん わくわくゲーム」でした。このときに紹介したおもちゃは、ドラえもんというキャラクターやひみつ道具をモチーフに、すごろくやカードゲームなどパーティゲームの要素を組み合わせたものです。

　この「ドラえもん わくわくゲーム」に限らず、ハッピーセットの記事は毎回物量が多いということもあり、かなりの労力が必要です。しかし、小学校の頃「ドラえもん」をきっかけに漫画にハマり、漫画家を目指した時期もあったので、そのときの記憶が蘇り楽しく作業をすることができました。ま、その後まったく漫画は描かなかったので、特に絵はうまくなっていないのですが（笑）。

　こちらの記事では美少女スケールフィギュアを中心にご紹介していますが、個人的な趣味としては洋画やMCUなどのヒーローモノが大好きです。そうしたこともあり、特に楽しく感じたのが、タカラトミーアーツからカプセルトイとして発売された「ホビーガチャ バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン（タイムマシン） -SECOND EDITION-」のレビュー記事でした。

　映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は全部で3部作ですが、特に2作目と3作目はリアルタイムで観たということもあり、かなり思い出深い作品となっています。こちらのカプセルトイでは、シリーズごとに登場したデロリアンが見事に再現されており、それを実際に手に取って触ることができたので、これまたいろいろと当時の記憶が蘇ってきました。

　もうひとつ取り上げたいのが、10月に取材したバンダイの「ガシャポン」新作説明会です。こちらで発表されたのが、なんと可動式になったキンケシシリーズの最新作「キンケシフルアクションスペシャル 01」です。実は、「キン肉マン」の単行本1巻あたりのときは購入していたのですが、その後爆発的に人気が出た頃にはすっかり作品から離れており、微妙にキンケシ世代ともずれています。そのため、思い出というものはなかったのですが、その大きく進化した姿には感動しました。

　なによりも、こちらのキンケシを担当されている方の熱意がすごく、仕事というよりももはや趣味を通り越した何かを感じさせられ、それがこの素晴らしいおもちゃにも反映しているのだなと感心させられました。ということで、2023年も素晴らしいフィギュアやおもちゃに出会いたいですね！