作りやすく、遊べる「PG」を！　「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」企画担当・齊田直希氏が語る魅力

　BANDAI SPIRITS ホビー事業部がオンラインで発表を行なった「GUNPLA PRESENTATION VR先行プレミアム発表会」。イベントの後、ガンプラ「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」の企画担当である齊田直希氏にチャットでコメントをもらった。

　「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」は大型のプラモデルとなる。全高30cmを越える大型のサイズに、骨格、内装、外部装甲といくつものパーツが重なる。この重量を支えるためにも関節にも新機軸のアイディアを盛り込んでいる。

プライベートチャットルームで話を聞くことができた

　この関節がもたらすのは幅広い可動域と、多彩な可動表現。極端なポーズをとれるような設計方向ではなく、1つの関節を動かすと様々なパーツが連動するメカニカルな演出を重視した方向性とのこと。また全身56カ所に外装のギミックがあり、メンテナンス状態をイメージした姿にもできる。PGは「遊べるプラモデル」だと齊田氏はコメントした。メンテナンスハッチや、関節の動作など、組み立てて完了ではなく、ぜひ遊んで欲しいとのことだ。

齊田氏は「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」を“遊べるプラモデル”と語る。関節を動かす面白さ、ハッチの開閉など様々な遊びが詰まっているという

　そして齊田氏が一番アピールしたいことは「組み立てやすさ」。これまでの「PG(パーフェクトグレード)」は大型アイテムなだけにパーツ数が非常に多く、難易度も高かった。「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」は、「大型インサートフレーム」に外装を纏わせていく方式で、組み立てやすさも目指している。多くの人に楽しんでもらえる商品となっているという。

齊田氏が強くアピールしたいのが組み立てやすさ。「PG=難しい」というイメージを払拭したかったとのこと

そしてやはり「作る楽しさ」だ。プラモデルとしての未来をどう提示するか、とても興味が惹かれる

　「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」は40周年を記念する商品として世界にアピールできる商品となっている。今回その構造の面白さや可動カ所の多さ、精密さに目が惹かれるが、齊田氏のアピールしたい「組み立てやすさ」もフォーカスしたい。「PG」は今後のガンプラの方向性を示す存在と言える。「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」がどんなガンプラか、そしてその先にはどういうものが出てくるのか、注目したい。