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「ワンフェス 2023[夏]」にて、イベント「DAICON IV」40周年記念のコラボ企画が決定！

本日よりチケット販売も開始

長岡頼（クラフル）

2023年5月25日 15:55

【ワンダーフェスティバル 2023[夏]】
7月30日開催予定
会場：幕張メッセ

　ワンダーフェスティバル実行委員会は、世界最大級の造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル 2023[夏]」を7月30日に幕張メッセで開催する。

　今回は、「ワンダーフェスティバル」のルーツである、1983年に開催された日本SF大会、通称「DAICON IV」の40周年を記念して様々なコラボ企画が実施される。また、会場内の特設ブースでは、「特定NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構」（通称「ATAC」）の全面協力を得て、特撮やアニメに使われたプロップ、画稿、原動画、セル、シナリオ等々の中間制作物の特別展示も行なわれる。実行委員会は、「今回、『DAICON IV』に光を当てることによって、我々が日頃ものを作り、自らの手で発信する造形精神＝ガレージキットスピリッツとは何か？を改めて問いたいと思います」とコメントしている。

　また、開催にあたり特設サイトとキービジュアルが公開された。特設サイトではステージ情報や出展者情報などが随時公開される。出展者情報などの詳細は6月中旬発表予定。キービジュアルには、青木俊直氏が描く公式キャラクターのワンダちゃん・リセットちゃんが「DAICON ver.」になって登場する。

　本日5月25日からは、ローソンチケット、イープラスにてチケット販売がスタートした。なお、よりスムーズに入場できるよう、前回から集合区分が変更となっている。

入場チケット販売スケジュール

一次受付

受付期間：5月25日（木）10時～ 7月11日（火）23時59分
発券開始：7月22日（土）10時～
券種：全日券（一般）3,000円、全日券（U22割）2,200円、午後割 1,800円
店頭販売：全国のローソン・ミニストップ・ファミリーマートの店頭端末で販売。ただし、集合区分4（10時集合）のみの取り扱いとなる。

※ご入場は10:00以降にダイレクトパスをお持ちのお客様に続いてのご案内となります。
※小学生以下無料（要、保護者同伴）
※一次受付では、発券時に以下の集合区分がランダムで割り当てられます。

【集合区分】
1：8時45分集合
2：9時集合
3：9時30分集合
4：10時集合

二次受付

受付期間：7月12日（水）10時～ 7月30日（日）15時
発券開始：即時発券
券種：全日券（一般）3,000円、全日券（U22割）2,200円、午後割 1,800円
店頭販売：全国のローソン・ミニストップ・ファミリーマートの店頭端末で販売。

※二次受付では、すべて集合区分4（10時集合）のみの取り扱いとなります。
※小学生以下無料（要、保護者同伴）

ダイレクトパス

先行受付：6月16日（金）12時～ 6月19日（月）23時59分 ※当落発表：6月24日（土）15時～
一般受付：6月30日（金）12時～ 7月3日（月）23時59分 ※当落発表：7月8日（土）15時～
発券開始：7月22日（土）10時～ ※先行・一般共通

※入場チケットに関する詳細は、特設サイトよりご確認ください。入場は先着順ではなく、チケット券面に記載された集合区分により、あらかじめ決定した時間に合わせてご集合いただきます。早朝の待機列形成はいたしません。
※U22割は22歳以下のお客様が対象です。
※午後割はイベント当日13時よりご入場いただけます。
※ダイレクトパスの先行申込は、海洋堂VISAカード会員様限定です。
※ダイレクトパスは、別途全日券（一般）が必要です。 U22割、午後割との併用は不可です。

□ローソンチケット
 □イープラス

「ワンダーフェスティバル 2023[夏]」概要

開催日時：7月30日（日）10時～ 17時
開催場所：幕張メッセ国際展示場1～8ホール（〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬 2-1）

【入場料】
全日券（一般） 3,000円、
全日券（U22割） 2,200円（22歳以下対象）
午後割　1,800円（13時以降入場可）※小学生以下無料・要、保護者同伴
ダイレクトパス（優先入場券）3,000円（別途、全日券［一般］が必要）

【ワンダーフェスティバル実行委員会代表　宮脇センムのコメント】

　3年前のコロナ禍以降、前回開催までは「密」を避けるため、一般ディーラーさんの出展数を減らして場内の通路を広くとった形での開催となっていました。今般、政府の主導で新型コロナウイルスの位置付け、対策が変化したことにより、卓数にして400ほどを増やすことができ、コロナ禍前の状況にほぼほぼ戻す事ができました。

　長らくの間、新型コロナウイルスの影響によって出展を見合わせていたディーラーさんたちが戻られることによって、ワンダーフェスティバルのものづくりの力、造形作家の熱意が戻ってきたことをしっかり感じられることができ、参加いただいている皆さまにはひとえに感謝の気持ちでいっぱいです。

　さて、今開催では、「DAICON4」40周年記念コラボ企画を実施します。1983年に大阪で開催された「日本SF大会　DAICON4」はその2年前の「DAICON3」とともにこのワンダーフェスティバルのルーツとなったイベントです。その運営の中心メンバーが創業したのがワンダーフェスティバルの創始者であり、海洋堂とともにガレージキットの黎明期を牽引した「ゼネラルプロダクツ」です。

　また彼らは「DAICON FILM」の名でアマチュアフィルムを制作し、「DAICON」のために庵野秀明らによって作られたオープニングアニメーションは、今の目で見てもアマチュアの手作りとは思えないハイクオリティなもので、伝説的存在となりました。短期間に多くのアニメ・特撮・人形劇などを制作した DAICON FILM は、その後「新世紀エヴァンゲリオン」生み出すアニメ制作会社ガイナックスの母体となります。

　今回の企画は、その後日本のガレージキットシーンを牽引することになるゼネラルプロダクツや、映像メディアに大きな波紋を起こしたDAICON FILMの功績を検証することによって、現在、そしてワンダーフェスティバル＝ものづくりのイベントを今一度しっかりと見直し、これからの指針とすることに主眼を置いています。

　もちろん、過去を懐かしみ「昔は良かったねぇ」と言っているだけではこれからの発展はありません。現在にも連綿と繋がるガレージキットスピリッツの原点を見ることにより、それらを生み出すエネルギーの検証と再確認を行なう意義は大きく、必ずや今後造形を手がけていく方々の糧になると考えています。

　ぜひとも企画展示ブースにお運びいただき、40年を経て現在もなお現役で活躍しているクリエイターたちの志を感じることで、ご自身のものづくりの指針としていただければ幸いです。