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一般公開日の「ウォーハンマー」ゲームズワークショップブースからゲームを始めよう!【#静岡ホビーショー】
2024年5月9日 09:58
- 【第62回静岡ホビーショー】
- 5月8日~12日 開催
- 会場:
- ツインメッセ静岡
- 静岡県静岡市駿河区曲金3-1-10
5月8日~12日(一般公開日は11、12日)に開催されている「第62回静岡ホビーショー」には、ミニチュアゲーム「ウォーハンマー」シリーズを製造するゲームズワークショップがブースを出展している。2023年から小間数を拡張し、2024年はカッコよくペイントされたミニチュアや、各種ゲームのスターターキットの展示が行なわれている。
今回の展示で最大の目玉は、日本ではおそらく静岡ホビーショーでしか販売しない限定ミニチュアだ。「ウォーハンマー40K」に登場するエイリアンたち「タウ・エンパイア」の2024年を代表するミニチュアとなった「Kroot Strikes」の他、ファンタジックな世界の「ウォーハンマーAoS」から、人類たちの勢力「シグマーの城塞都市」のミニチュア「The Steel Rook」が販売される。いずれも価格は当日公開される。
筆者が特に気になるのは「The Steel Rook」の方だ。ランナーを見たところスナップフィットで、カラスを模した鎧を着用している姿がとてもカッコいい。武器もウォーピックを持っていて、くちばしでつつきまわして攻撃するカラスらしいいでたちといえる。
ブース角ではウォーハンマーストアのスタッフがペイントしたミニチュアを展示。ちなみに今回展示しているミニチュアはウォーハンマーストア&カフェ 東京のスタッフらによる作品がメインだという。どれも丹精込めてペイントされたもので、みなさんの熱意がうかがえる。来場の際はぜひこちらも見ていただきたい。
メインとなっている展示はスターターキットの展示と試遊、販売だ。「ウォーハンマー40K:キルチーム」、「ウォーハンマー40K」、「ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマー」、「ウォーハンマー:ウォークライ」、「ウォーハンマー:アンダーワールド」の各種スターターキットを実際に遊びながら学べ、気に入ったセットをその場で買うことも可能となっている。この他ゲームズワークショップが販売する塗料「シタデルカラー」やブラシ、一般販売されているキットも買える。
「ウォーハンマー40K」は「イントロダクトリー・セット」、「ウォーハンマーAoS」は「ウォリアー」セットを展示。どちらも松竹梅でいえば竹のセットで、初めてそれぞれのゲームを遊ぶとき、ひと口分ちょこっと遊びながらゲームルールを学べるものだ。フルサイズのゲームに手を出すのには踏ん切りがつかないが、ちょっと気になる、ちょっとペイントしてみたい、組み立てを楽しんでみたいといったニューカマー向けのセットとなっている。
「ウォーハンマー:ウォークライ」は宝や遺物を求めて小競り合いを繰り返す小規模なゲームで、フルサイズゲームと異なり部隊の1人1人が「ファイター」と規定され、それぞれ自由に動かせるのが特徴だ。おのおのの武器で殴り合い、宝の争奪や命をかけた殲滅戦を演じられ、1時間程度で終わるのが特徴となっている。
「ウォーハンマー:アンダーワールド」はどんなゲームより小規模で、1ゲーム30分程度とサクッと遊べるゲームシステムだ。専用のミニチュア(ウォーバンド)を組み立て、対応するカードデッキを駆使して遊ぶミニチュアゲームとカードゲームのハイブリッドゲームとなっている。このスターターキットは「ストームキャスト・エターナル」とスケルトン集団「オシアーク・ボーンリーパー」のセットで、専用のダイスとトークン、カードデッキがセットで、5月8日現在販売されている「ウインターモウ」が追加の「魔術ダイス」も付属して14,300円なのに対し、こちらは8,800円で購入できる。最新のルールとウォーバンドで遊びたいのであれば「ウインターモウ」で、とりあえずつまんで遊びたいのであれば「スターターセット」をおすすめしたい。
今回の業者招待日では、新たなウォーハンマー取り扱い店の商談を行っていた。いま地元に「ウォーハンマー」シリーズの取り扱いがない場合でも、もしかすると近いうちに取り扱う模型店などが増えるかもしれない。