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ナイルワニとヌーの命がけの攻防が全長40cmを超える大型スタチューに! 「Nature Tales ナイルワニ」発売決定

生物造形の第一人者・松村しのぶ氏の造形総指揮のもと立体化

【Nature Tales ナイルワニ】

2025年1月 発売予定

価格:71,500円

 海洋堂は、スタチュー「Nature Tales ナイルワニ」を2025年1月に発売する。価格は71,500円。本日6月4日より予約受付が開始された。なお本商品は、海洋堂直営店(海洋堂オンラインストア、海洋堂ホビーロビー東京/門真、中国Tmall海洋堂旗艦店)のみでの限定販売となる。

 本商品は、生物造形の第一人者・松村しのぶ氏の造形総指揮のもと、あらゆる環境、あらゆる時代から大自然の中に生きる生物たちをテーマにした大型スタチューシリーズ「Nature Tales」より、水辺のハンター、ワニがテーマに立体化したもの。

 エジプトの大河、ナイルの名を冠しアフリカ中南部に生息する「ナイルワニ」は、目の前の生き物にはなんでも襲い掛かるという獰猛さをもち、最大では5メートルにもなる大型種。本商品では、「ナイルワニ」と同じくアフリカサバンナに生息するウシ科の草食動物「ヌー」を水中に引き込もうと、脚に喰いついた瞬間が全長42センチというサイズで立体化されている。川の水を波立てて奮闘する2頭の攻防が、目の前いっぱいに広がる情景モデルに仕上がっている。咥えた脚を離すまいとするワニと、懸命に暴れるヌーの、力強くもしなやかな筋肉の躍動を伝える造形が、迫真のドラマを描き出している。

 規則正しく直線的に分割された背中の鱗板、淡い縞模様などの特徴を生物学的にも正確に造形・塗装を施して見ごたえある仕上がり。水中から飛び出したばかりの、濡れた質感も塗装で表現。濁った川の水の色合いまでも、生息域の自然環境を考証したリアルなものになっている。アートとしても通用する本格スタチューを引き立てるプレート付きの木調台座に、手袋と認定書も付属する。

イメージ
【松村しのぶ氏 造形コメント】

 アフリカの水辺 季節毎の移動や水を飲みに川へとやってくるヌーはしばしばナイルワニの襲撃を受ける。強力なワニの顎は獲物に噛みついたら決して離さない。さらには咥えた直後に大きく体を振って獲物に逃れる隙をも与えない。

 アフリカサバンナを代表する大型哺乳類、ヌーとナイルワニの対決、ワニの仲間は27種類が知られており、どれも似たようなイメージがあるが実際は種類により顔つきや特徴も異なる。ワニの中でもトップクラスに強面で且つ頑強さを備えたナイルワニは、まさに皆が思い描くワニのイメージそのものだろう。