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「皆さん、落ち着いてください。溶剤は普通に生産して出荷しています」 ガイアノーツ、買いだめユーザーに注意喚起

 ガイアノーツは公式Xで、溶剤の買いだめに走るユーザーに対しての注意喚起を行っている。

 かつて1970年代、中東戦争によって起きた「オイルショック」で、「石油不足でトイレットペーパーがなくなる」というデマを信じた人々がトイレットペーパーを買い占めるという事態が全国で起きた。実際には紙の供給は止まっておらず、消費者のパニックで起きた騒動だったが、品不足、便乗値上げなど様々な事態が起きた。

 今回の米国とイスラエルのイランへの攻撃と、イランの報復とする湾岸諸国への攻撃とホルムズ海峡の封鎖で「原油が届かなくなる」という"推測"で、日本全国のガソリン販売所がすぐさま販売価格を上げたのは本当に少し前の"現実"だ。実際の原油の備蓄、流通を見れば、いきなり価格を上げるような事態は全く現実に沿っていない。しかし、この"噂"を利用し、現実では何も起こっていないのに、価格を上げようとする業種は多いし、不安を勝手に膨らませ、買い占めに走る消費者もいる。

 プラモデル業界は"プラスチック部品"、"塗料"など石油を原料とした商品ばかりである。「石油が足りなくなる、買えなくなる!」と不安になる気持ちはわかるが、今回ガイアノーツが語りかけたように、生産者は現時点できちんと原料を確保している。原油自体の供給も本当に減ったのか定かではない上、不安に応えるため国家備蓄の放出も開始されている。今現在直ちに生産される品が枯渇する! というのは「生産工程」そのものに対しての理解が浅い行為と言えるのではないか。

 さらに現在は「転売屋」というその商品に興味も愛着もない人たちが、噂を利用し商品を買い占め、意図的に品薄状態を作り出し、高く売って儲けようとており、事態の悪化に拍車をかけている。ガイアノーツの呼びかけ通り、デマに踊らされず、冷静に自分の"消費量"を考えて楽しいホビーライフを送ってほしい。