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KATO、HOナローゲージの機関車「オスカー」発表!【#静岡ホビーショー】
詳細な表現とコンパクトさを実現
2026年5月16日 13:13
- 【0-4-0ST EMESLETT OSCAR】
- 発売日・価格未定
「第64回静岡ホビーショー」では鉄道模型メーカー各社も様々な新商品を発表した。本稿ではKATOの新商品を紹介したい。KATOは昨年「小さい商品」を発表すると予告したが、その答えが通称「オスカー」、「0-4-0ST EMESLETT OSCAR」をHOナローゲージの機関車で再現した商品だ。まずはこの商品を皮切りに新商品を紹介していこう。
Nゲージ線路で走らせる小さな機関車の楽しさ
HOナローゲージとは、Nゲージの1/150に対し、1/80と言う大きな縮尺で表現するHOゲージの規格でありながら、Nゲージ用の線路を走らせられるように設計したジャンルだ。もちろん通常の車両をこの規格で表現しようとすれば鉄道模型のリアルさには合わない。小型の機関車などを表現するのにぴったりな規格なのだ。
今回の新製品の目玉であるHOナローゲージの機関車「0-4-0ST EMESLETT OSCAR」、OSCAR(オスカー)の愛称が付いているこの機関車は、埼玉県鶴ヶ島市にある関水金属鶴ヶ丘工場に動態保存されており、イベントなどがあった時に動かすデモを実施している車両だ。小型の機関車なので、HOナローのサイズで作成しても、車両はNゲージの車両よりも小さい。
HOナローゲージの製品については、KATOが発売している「ジオラマくん」と同系統の「ミニジオラマキット」が発売されるほか、HOナローゲージユニトラックの「電動ポイント4番」、「曲線線路R481-15°」が展示されていた。
ミニジオラマキットはジオラマベース、機関庫やフェンス、ベンチが含まれるペーパークラフト、線路、線路固定用ネジ、芝、ターフ、樹木の幹、ラージプランツ(緑色)、花のパウダー、スピードボンド、説明書が同梱される。作り上げたら車両を置くだけでシーンが完成する、という初心者向けのものだ。ちょこちょこと走るOSCARはとてもかわいく、また車輪をつなぐロッドもしっかりと動いていて、小さい体ながら同社の技術を生かした製品だと感じた。
ところで最近はA3サイズや、ベッドの下にしまえる900×600mm程度の小型レイアウトが鉄道模型雑誌でも取り上げられるなど、静かなブームとなっている。これは狭い家や家庭内で理解を得られないなどといった日本の家庭事情もあって、1畳の広さを持つレイアウトすら作ることが難しい場合も多いからだ。
筆者もなかなか大きなジオラマを作るのが難しいので、30cm四方の板の上に小さいカーブで作れるレールを引き、その上に建物や山、トンネル、海と言った要素を盛り込んで制作してみたりする。HOナローはこうしたシーンに合わせてレイアウトを作成するのにぴったりで、山の間を縫って走るとか、草原の上を走らせるとか、さまざまな空想が頭の中に浮かんでくる。ジオラマベースと共に、楽しんでみるといいと思う。
マニア的なこだわりで作られた211系3000番台と165系<345M 大垣夜行>
さらに今回展示されていた新製品の中から、Nゲージ鉄道模型の2製品、「211系3000番台」と「165系<345M 大垣夜行>」についてご紹介したい。この2本はそれぞれの実車における作り分けをきっちりと再現しており、KATOとしてのこだわりが詰まっている。
まず「211系3000番台」だが、高崎線と東北本線を走っていた2021年頃の高崎車両センターでの編成を製品化しており、3000番台についてはC8編成を構成する5両編成の基本セットと、グリーン車を含めた5両増結セットで販売される。C8編成というのは、211系のうち「5両編成のグループ」に付けられた記号で、最も標準的と言える編成だ。
そしてグリーン車を含めた「5両増結セット」は、先頭5両編成に加えて、真ん中に「サロ(モーターが付いていない、グリーン車仕様」のグリーン車を挟み、また先頭車がつながるという実車に倣って作られている。それに5両付属編成のB2編成、基本車両のC8編成とは異なる車両で構成された5両が組み込まれての製品化、というわけだ。
C8編成については、基本セットにあらかじめ付けられている原形スカートと、増結セットに含まれる交換用の強化形スカートの2種類を選択可能だ。そしてC8編成に2026年9月に同時発売されるB2編成の211系1000番台の「5両増結セット」を連結することで15両編成が完成する。
特徴のある車種をコレクションすることに意義を感じる鉄道模型ファンは多いと思うが、先頭車両の間にサロを挟むというほかにはないユニークな編成を、模型でもぜひ楽しんでほしい。これだけでも購入する意欲が湧くというものだ。
もう1つの「165系<345M 大垣夜行>」だが、これは「夜行鈍行」シリーズの中の1つだとのこと。東海道線はいつやるのか、という声に応えて出したものだ。先頭車についてはシールドビームや新製冷房車、冷房準備車についても作り分けられている。
また、今後の改造に備えて屋根上の台座やダクト、電源装置の配線まで作られている冷房準備車であった9号車と12号車、実際に冷房設備を備え付けた冷房改造車であった1号車と8号車という、3つそれぞれに備え付けられているジャンパ(車両と車両をケーブルでつなぐためのコンセントとプラグの様な機構)の違いをきっちりと表現している。最近ではこうした作り分けにこだわる鉄道模型ファンも多く、今回のように、ベンチレーター(屋根の上についている換気扇)の位置まで作り分けるという製品が存在する訳だ。
この他にも今後発売されるさまざまな新製品が展示されていた。実際に足を運べる方はぜひともKATOブースに行って確かめていただきたい。
なおKATOブースには「情景作りをはじめよう」というコーナーが置かれていたので、一般日にはジオラマ製作の体験ができると思う。来場する方は参加してみてはいかがだろうか。



































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