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「リコイルと臨場感が最高!」東京マルイ、ガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」の抽選試射会レポート

【「20式5.56mm小銃」抽選試射会】
6月21日開催
会場:BRAVE POINT新宿店

 東京マルイは、自衛隊で使われる最新の銃をモチーフとしたガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」の抽選試射会を、6月21日にBRAVE POINT新宿店にて開催した。

 ガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」は、実銃「20式5.56mm小銃」の開発元である豊和工業の協力のもと設計されている。部品の精度にもこだわり、部品はすべて日本国内のメーカーが製作。価格は154,000円で、近日発売予定。5月に開催された「第64回 静岡ホビーショー」で販売が正式発表された。ファンの注目度は非常に高かった。

 東京マルイが新製品発売の前に「試射会」を開催するのは初めてだという。抽選では1,000もの応募があり、その中から140名が選ばれた。会場となるBRAVE POINT新宿店は新宿・歌舞伎町の中心地と言える「歌舞伎町シネシティ広場」の前のビル「ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町」の6階にある。古い建物だからこそのコンクリートむき出しの雰囲気が楽しい。今回はこの試射会を取材した。

会場となるBRAVE POINT新宿店は新宿・歌舞伎町の中心地と言える「歌舞伎町シネシティ広場」の前のビル「ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町」にある
1回あたり20名、全140名の抽選で選ばれたユーザーが訪れた

「自衛隊の最新の銃」と、「訓練に使用されるクオリティ」という2つの魅力

 ガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」の試射会では抽選で選ばれたユーザーが来場、「製品の紹介」と「サバゲーフィールドでの試射」という2つのコンセプトで製品に触れることができた。140名を一度に招待するのではなく、20人ずつのグループに分け、かなり余裕を持ったスペースでたっぷり製品の魅力に触れることができるスケジュールとなっていた。

 モチーフとなる「20式5.56mm小銃」は豊和工業が開発、陸上自衛隊が2020年に採用した自動小銃である。「89式5.56mm小銃」の後継であり、現在転換が行われているため現役の自衛官でも「まだ触ったことがない」という人もいるようで、東京マルイによれば、「これまでのエアソフトガンファンに加え、自衛官の方の注目度も高いというのが手応えとしてユニーク」とのこと。

会場ではガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」の試作品を展示
細かくチェックでき、装備による拡張性の高さも実感できた

 「20式5.56mm小銃」の特徴は銃の左右どちらからでも操作できる仕組みが配置された「アンビ構造」、「アクセサリーレールによる拡張性」、「調整可能な銃床」といった現代のアサルトライフルが持つ特徴を備えている。これらは「89式5.56mm小銃」では実現していなかった要素である。

 大きさとしては全長が約851mm、重量が約3.5kg。89式の銃床を伸ばしたときよりは全長が短く、取り回しを向上させている。銃身部分が短いのも屋内、車両内など狭い空間での戦闘(CQB:Close Quarters Battle)も可能な設計となっている。「自衛隊が使用している最新の銃」として注目される存在だ。

 東京マルイはこの銃をモチーフにガスブローバックマシンガンとして開発した。東京マルイは本製品を発表する前に豊和工業と協力し「訓練用教材」としてエアソフトガンを自衛隊に導入している。外見の再現のみならず、操作感、作動時の挙動など、訓練で必要とされる機能を持っている。ガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」は”自衛隊の訓練でも使われるようなクオリティを持った製品”として、注目のアイテムなのである。

分解した状態での部品もチェックできた
治具などもチェック。マガジン状のものは給弾用のローダー

「リコイルが気持ちいい!」、来場者の興奮が伝わる試射会

 イベントではまず試射の前の待合室を兼ねた空間でこの製品に触ることができるほか、展示を見ることができた。展示では、スコープやフォアグリップなど「20式」の拡張性を活かして様々な追加装備を施したモデルの展示に加え、分解(テイクダウン)を行っての各部パーツの詳細、製品に付属する治具なども展示されていた。

 展示に加え、実際に製品の試作品に触れることもできた。チャージングハンドルを操作したり、マガジンを外して装填する、銃床を動かす、レイルに取り付けられた照準を操作する、実射を想定して構えるなど様々な動作を行うことができる。じっくり触る人、重さやサイズ感に特に注目する人、実際の自衛官の訓練さながらに入念に弾が薬室に残っていないかチェックする動作をする人など、来場者の反応は興味深かった。

 そして試射である。1人あたり4分の制限時間が設定され、BB弾が入った35発入りマガジンを2本、計70発を渡されて行う。試射フィールドは黄色のテープで通路が設定されており、その通路には的が配置されている。来場者は近接戦闘を想定した訓練さながら、ルートを進み、射撃を行っていく。

 今回は許可を得て試射の様子を撮影させていただいた。敵との戦闘を想定して身を隠し、死角に注意しながら的をいち早く見つけて撃つ「クリアリング」を行っていく。弾を撃ちながら進んでいく来場者の姿からは、こちらにも緊張感と撃つ楽しさが伝わってきた。ルートは2つ用意されており、それぞれの来場者を撮影させていただいた。

【東京マルイ、ガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」試射会コース1】
【東京マルイ、ガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」試射会コース2】

 会場では来場者の話を聞くことができた。来場者は「製品の精度」、「チャージングハンドルの動作」、「重さ」、「取り回しの良さ」といった製品ならではの特徴に興味を持ち、特にそういったポイントを確認した、と答えてくれる人が多かった。取り回しの良さ、軽さなどを評価する声も多かった。

 エアソフトガンに触れる"距離"も様々。「サバゲーの新しい銃として評価してみた」というサバゲーファン。「家でコレクションとして飾っていて、特に見るのが楽しい」というコレクター傾向の強いユーザー。「ガスガンはハンドガンしか持っていないので長物に触れるのは今回が初めて」という人もいた。

 エアソフトガンとしての感触に加え、「品質の高さ」に言及する人も多かった。ガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」は豊和工業協力の下とことん精度にこだわっている上、純国産。部品はすべて国内で調達しているためコストがかかるとのことで、価格は154,000円。最高級のエアソフトガンということで、「買えそうにないけど、憧れます」という声もあった。

 本製品は「自衛隊の訓練にも使われるものと同等の製品」という特徴がある。「東京マルイの新製品としての興味」、「自衛隊の最新装備としての興味」のどちらの興味が大きいか、という質問もしてみたが、前者が多かった。エアソフトガン、サバゲーを趣味としている人が多いという印象を受けた。

 話を聞いた中には自衛隊の関係者の方もいて、実銃の「20式5.56mm小銃」を触った経験を聞かせてくれた。「実銃と比べると心持ち軽い気がする」、「チャージングハンドルがリリースされたときの衝撃は実銃を触ったときそのままだと思う」など興味深い話を聞けた。

 そして試射を体験した後の話も聞けた。皆一様に興奮していて、評価で一番多かったのが「ガスブローバックのガツンとくるリコイルがすごく楽しい」という点。動作が非常にシャープで、「手持ちのエアソフトガンと比べレスポンスの良さを感じる」という声も多かった。

会場で試作品を触る。構え方などにもこだわりが感じられる

 筆者も来場者の入れ替えのタイミングで実際に試射をさせてもらった。屋内のサバゲーフィールドは薄暗く、緊張感がある。的を見つけて、照準を合わせ、撃つというのは自分が訓練を受けているようで臨場感がある。そして引き金を引くとBB弾が発射されるその感触とリコイルである。来場者が言っていたようにとてもシャープだ。シャキシャキと、自分が撃つと思って引き金を引く動作にすぐ応えて弾が発射され、金属製の的に当たり音が鳴る。しっかり的に弾が当たるその精度も確認できた。

 そしてやはりリコイルである。かなり激しいが、銃床がしっかり受け止めてくれ、銃床を当てている肩への感触はそれほど強くなく、むしろ「銃を撃っている」という実感があり、楽しい。そして連射である。弾はそれほど大きくぶれず、ダダダダと連続で弾を発射する感触は爽快だ。フィールドを2周すると的のある位置を覚えているので、さらにのめり込んで楽しめた。

 「製品の試遊会」というのは東京マルイとしてははじめてだという。「訓練に使われる20式だから、屋内戦闘の訓練の雰囲気を出したかった」というコンセプトは今回大成功だったと感じた。試射会のスタッフはすべて東京マルイの製品開発スタッフ。だからこそ、開発スタッフが来場者の使い方を直接体験できる貴重な場になった。東京マルイはホビーショーや東京マルイフェスティバルなどでシューティングレンジでの試射は行っているが、今回のようなフィールドを使うのは初の試み。この経験が今後どのように活かされるだろうか。

 東京マルイはガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」試射会」を6月28日にもBLKFOX 福生店で開催する。抽選は既に終了しているが、こちらでもスタッフ達によって楽しい体験ができ、ガスブローバック マシンガン「20式5.56mm小銃」の魅力に触れることができる。参加者は楽しみにしてほしい。