レビュー
オプションパーツ「METAL BUILD ソードストライカー/ランチャーストライカー」レビュー
2021年2月1日 00:00
巨大ビーム砲「アグニ」を支える太いアーム! 「METAL BUILD ランチャーストライカー」
ランチャーストライクはその名の通り巨大なビーム砲「アグニ」が最大の特徴。シュベルトゲベール以上のボリュームで、バックパックから伸びるアームでこれをしっかり支える。
右肩には「コンボウェポンポッド」を装備。バルカンとミサイルが装備されており、敵を近づけさせないようにしている。METAL BUILDではこの武装はアレンジされていてさらに武器が増していて、上部に大型ミサイル、下部部分にビームサーベルを取り付けられた。原作では近接武器がなかったランチャーストライクだが、ビームサーベルの追加で近接での戦闘にも対応できそうである。
こちらの右肩はソードストライクと違ってかぶせるだけ。しっかりとはまるのだが、金具をカミ合わせて固定するソードストライクに比べるとロックは甘く、ユニットが外れやすい印象を持った。左肩が外れてしまうと、落ちた衝撃でミサイルが外れてしまうことがあり、なくしてしまったかと心配した場面もあった。
こちらの見所はやはりアグニだろう。両手剣シュベルトゲベール同様砲が伸張し、メカニカルな部分がむき出しになる。大型武器のオリジナル伸張ギミックは「METAL BUILD デスティニーガンダム」からの“伝統”とも言える要素だが、砲身が伸びることでストレートに「強力な攻撃を放つ」というイメージが伝わるのがカッコイイ。
これを大型のアームが支えているのが良い。アグニは大きくディテールが細かいため樹脂製ではあるが重さがあるため、このアームの支えは心強い。ガンダムの両手でしっかり支えるとそれだけでかなり迫力のある構図が作れる。
さらに「METAL BUILD ランチャーストライカー」は右肩のウィング部分を取り外し組み合わせることでシールドにできる。左側にシールドがつくことで雰囲気が変わる。ウィングを外した穴に隙間埋めパーツをはめ込む込み隠すことができるところにもこだわりを感じる。
アグニは大迫力だが、どうしても砲撃ポーズは限定されるため、ソードストライクと比べガチャガチャと手で動かす楽しさは少なくなる。このシールド変形ギミックは、ランチャーストライクガンダムの雰囲気を変え、ポーズの楽しさを広げてくれる要素だと感じた。
なによりアグニを構える大迫力な雰囲気が良い。筆者がストライクガンダムを部屋に飾るならば、やはりアグニを構えたポーズだ。この「大型砲の一撃に賭ける」という姿は、様々な装備で限定された戦場に特化した局地戦MSに変わるストライクガンダムを象徴する姿だと思う。
そして今回、「METAL BUILD ソードストライカー」、「METAL BUILD ランチャーストライカー」、「METAL BUILD エールストライカー」が揃ったことで、これらを全て装備する姿を追求できるようになった。次ページではこのてんこ盛り装備、そして各セットに付属する台座を使った飾り付けに挑戦していこう。