メインイベントの塗装(第一次)に入る!
それでは塗装準備を始めていきましょう。冒頭にも述べましたが時短とかんたん作業を念頭にしますので同系統の色は同色でまとめることとします。ボディは指定色の「TS-11 マルーン」にすることにしました。そこで下地には「ITEM 87146 ファインサーフェイサーL(ピンク)」を使ってみます。ピンクのサーフェイサーは赤系の下地によく使われ、ピンクの色味が下地をうまく隠してくれる隠ぺい力を持っていて上に塗る赤系の発色をよくする効果があります。
というわけにもいかないので。1200番のペーパーで表面を慣らしておきます 表面がつるつるになったら第一次本塗装に入ります。最初はざらっとしてもいいので遠目からざざっと色をのせます ある程度色がのってきたら乾燥させ、またしても1200番のペーパーで表面を整えます エッジは塗装が削れてしまいますが気にしなくて大丈夫です ここまで進めたらボディはいったん置いておき、ステアリングの持ち手部分を塗装してみます。今回は缶スプレーから塗料を取り出すやり方にチャレンジしてみました。紙コップへ吹き付けるだけですが逆流も激しいので換気や手指の汚れにも注意して作業します。タミヤのスプレー缶はラッカー系の塗料なので筆などのメンテナンスには専用の「ラッカー用溶剤」を用意しておきましょう。
シフトノブも同色なので一緒に塗料をのせますが、いい感じに仕上がったんじゃないでしょうか ライトなどのクリアーパーツは裏から、2回ほど塗り重ねればよい感じになります クルマモデラーなら定番中の定番、「TS-29/X-18 セミグロスブラック」でまとめて塗装してしまいます。これが毎回いい質感なんですよね。シートをよく見ると表面も良く再現されていて驚きました メタリックグレーはもう少し明るく粒感がなければいい感じですね リアのタワーバーの部分の分割がアンダーボディとキャビンでわかれているのでこの状態でセミグロスブラックで塗装すれば簡単です リアのバンパーはガンプラ的なパーツ割り(しかも細い!)で再現されています。塗装と接着が必要なのでちょっと難易度高くなります メッキのマフラーカッターはゲート部分が車体側に来るように設計されていて見えにくくなるように配慮されています タミヤのマーカー「クロームシルバー」がとてもオススメです!塗膜も強く下地が透けることもなくすばらしい輝きです 細かいレタッチや修正はあるでしょうがほぼほぼ塗装は終わりです。ここから慎重に組み上げていきましょう © TAMIYA,INC.ALL RIGHTS RESERVED.