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さようなら「NSX」。最終モデル「Type S」発表でタミヤがリツイート、キット化に期待

2代目NSXもついに生産終了へ。その勇姿はプラモデルで永久に

【NSX 生産終了】

8月3日 発表

(生産終了:2022年12月予定)

最終モデル「NSX Type S」

 本田技研工業(ホンダ)のスーパースポーツカー「NSX」(現行・2代目)が2022年12月をもって生産終了になることを受けて、同モデルのプラモデルを販売しているタミヤは8月3日、ホンダによる発表ツイートのリツイートを行なった。

 NSXは、新時代のスーパースポーツ体験“New Sports eXperience”より名付けられたホンダのフラッグシップ・スポーツカー。2016年8月に発表された現行の2代目NSXは、誰もが快適に操ることができることを目指し「人間中心のスーパースポーツ」という、1990年に登場した初代モデルが提案したコンセプトを継承。ホンダ独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)」の採用により、唯一無二のレスポンスとハンドリング性能を実現したモデルだった。

 2代目NSXは、2022年12月をもってその歴史に幕を閉じる。今回発表された最後モデル「NSX Type S」は「今までのNSXを超えることを目指し、これまでのご愛顧に対する感謝を込めた特別なモデル」になるという。この発表はホンダの公式Twitterでも発信され、2代目NSXのプラモデル「1/24 NSX」を販売しているタミヤも「憧れのスーパースポーツカーもプラモデルなら気軽にオーナー気分が味わえます」と反応した。

 ホンダが世界に誇るスポーツカーNSX。ホンダの「顔」とも言える存在が終にいなくなってしまうが、その勇姿はプラモデルとして永久に残り続ける。リツイートをしたタミヤによる最後モデル「NSX Type S」のキット化にも期待したいところだ。

タミヤ 1/24スポーツカーシリーズ「NSX」

プラモデル「1/24 NSX」商品情報

・2016年10月15日頃 発売
・価格:4,180円(税込)

【商品仕様】
・未塗装プラスチック組み立てキット
・1/24スケール
・全長187mm、全幅92mm、全高51mm

空力を追求した躍動感あるスタイルを実感たっぷりにモデル化
縦置き3.5リッターV6ツインターボエンジンや9速デュアルクラッチトランスミッションを精密にモデル化
精悍なフロントマスクはボディ色部分、黒色のフロントグリル、メッキパーツに分割し、塗装のしやすさに配慮
ダッシュボードやセンターコンソール、ドア内張などに半ツヤメッキパーツを使用して質感を演出
スポーツカーらしい肉厚でサポート性に優れたバケットタイプシートの仕上がりもリアル
リヤバンパーも、左右とセンターのエアアウトレットを別部品として塗装がしやすい構成
完成後はアンダーガードで見えなくなってしまう、前輪駆動用のツインモーターユニットも再現
フラットなシャーシ下面。リヤエンドのディフューザー形状が注目
スライドマークをはじめ、ウインドウ用マスクシールやインレットマーク、エンブレム用メタル調ステッカーもセット