レビュー

「レゴ® オプティマスプライム」レビュー

まずはオプティマスを作ろう!

 まずはオプティマスを作るため、袋1から10を順番に組んでいく。あまり紹介しすぎると、自分で組んだ時に「おおっ!こうなるのか!」って楽しみを削ぐ気もするので、重要なポイントや珍しいパーツなどを中心に紹介しよう。

袋1のパーツ構成はバラエティゆたか。入門者用のブロック外しという制作に欠かせないアイテムが入っているので安心して組み立てられるだろう。また、初めて見るテクニックブロック風のディテール付きパーツも入っていた
組み立てを始めると、あちこちにヒンジやクリップパーツを付けられようになっていて、変形プロセスが凄く楽しみに思える
袋1では胸の部分の途中まで完成する。オプティマスらしい部分なので、ここから組ませるというのは正解じゃないだろうか
袋2のパーツ構成は赤色のパーツが多めに思える。オプティマスのメインボディは赤なので当然といえば当然
変形モデルのなので、画像のようなブロックを作っては、テクニックピン(黒いパーツ)などで接続し回転できるようにしていく。こうしたメカの一部を作っていると、ほかのロボットにも応用できそうなアイデアが降りてくるから面白い
袋2では腹部が完成するので、袋1の胸部と合体させる。この胸部と腹部は360度回転可能だ
袋3のパーツ構成は、灰色が主体。画像のような新しいヒンジを使った関節パーツが入っていた
実際に関節を組み込むと画像のような感じになる。片側にピンが2つ、反対側にピンが3つ使われているので、かなり強度が高いと思われる。なお、太もも部分のステッカーを上下逆に貼り間違えているが、レゴ ブロックならパーツを外して反対にするだけでリカバリできるぞ!
太もも部分をふたつ組み込んだ状態。タイヤがあるので、かなり車らしさが出てきた
袋4のパーツ構成は、紺色が主体。画像のようなスタッドの位置を90度変えるパーツが入っている。今回のオプティマスは、この系統のパーツが多用されており、表面のディテールを構成していくシーンが多い
スネ部分が完成。大型のテクニックボールを使った間接部分が頼もしい。これなら大型モデルでもしっかりと保持してくれそうだ
これまでの完成モデルに、スネ部分を組み込む。赤・灰・紺のコントラストが、まさにオプティマスらしさを見せてくれる
袋5は2つあるが袋4のパーツ構成と似ており、反対側のスネを作った上で、タイヤ部分を追加する感じだ
袋6のパーツ構成は、かなり細かいパーツが増えてきたように思える。珍しいパーツとしてはオレンジのゴム製パーツ。これは滑り止めになるので、足の裏に使うと便利なパーツだ。また、1×1ブロックのサイドにアクスル(十字のピン)を挿せるパーツも新しめのパーツだ
足部分が完成。内部はかなりテクニック系のパーツで構成されている。慣れないとテクニック系のパーツを組むのは失敗しやすいので、注意してすすめよう
銀メッキのパーツを多様した燃料タンクを組んだら、先ほどの足とともに本体へ組み込む。かなりいい感じに仕上がってきて、テンションがあがるぜ
袋7のパーツ構成は。再び赤色中心。これでフロント部分や肩を組んでいくのだ。サイバトロンのマークがプリントされたパーツも嬉しい
フロント部分を作り、本体に組み込む。後の変形を意識した作りで、凄くよく動く。平らいにしているとただの車のフロントだがパーツの角度を変えると、ロボットのボディにしか見えなくなる
肩部分も完成したら本体に組み込む。これで車から一気にロボットらしくなった
袋8のパーツ構成は赤と紺の混合。これで頭部や手を作る。頭部のマスク部分のパーツは、見たことがないので新規造型だと思われる。こだわりが凄い!
まずはマニピュレーターというか手が完成。指が1本1本動きそうに見えるが、親指以外は独立してはいない
オプティマスの顔が完成。なんと目部分はプリントパーツだった。でも、かなり凝った組み方の頭部で、この組み方を勉強すればガンダムとかほかのロボも簡単にできてしまいそうに錯覚するほどテクニックが駆使されるぞ
袋9のパーツ構成は、かなりカラフル。これにより、武器オプションを作る
まずは「マトリクス」を組んで胸に装着。むむむ、カッコイイ
「イオンブラスター」「エネルゴンアックス」といった武器も組み上げる。特にイオンブラスターの組み方はオリジナルの武器を作る時の参考になるだろう
武器だけでなく「エネルゴンキューブ」が付いてくるのも、ファン心理を理解している
最後の袋10のパーツ構成は赤中心で、これをもとに「ジェットパック」や「プレート」を作る。また、大きいタイルパーツが余ったなと思ったら、それは変形後の差し替え用「ウェイストパネル」だった。
「ジェットパック」を作って本体に組み込み完了。スラスターの位置が斜めについているところがリアルでカッコいい。これはボールジョイント系のパーツでできるので、参考にすべし!