レビュー
「MODEROID ファフナー・マークニヒト」レビュー
劇中イメージに近いデザインが組み立てるだけで再現可能
2022年9月14日 00:00
- 【MODEROID ファフナー・マークニヒト】
- 発売元:グッドスマイルカンパニー
- 8月29日 発売
- 価格:9,000円 (税込)
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約180mm
グッドスマイルカンパニーのプラモデルブランド「MODEROID」シリーズに「ファフナー・マークニヒト」が8月29日に発売した。
「MODEROID ファフナー・マークニヒト」はOVA「蒼穹のファフナー THE BEYOND」に登場した兵器「ファフナー・マークニヒト」をプラモデル化したもの。2021年10月に発売された「MODEROID ファフナー・マークザイン」に続く「蒼穹のファフナー THE BEYOND」のプラモデル化第2弾で、初のプラモデル化商品でもある。
今回は「MODEROID ファフナー・マークニヒト」の魅力を紹介していく。
ラスボスから主役機へ。虚無の申し子「ファフナー・マークニヒト」とは?
初めに「ファフナー・マークニヒト」とは何かについて、紹介したいと思う。
アニメ「蒼穹のファフナー」シリーズは、未知の生命体“フェストゥム”との人類存亡とフェストゥムとの共存を軸に、主人公・真壁一騎、皆城総士たちの活躍が描かれている。そこにに登場するロボット「ファフナー」はフェストゥムに対抗する有人兵器であり、竜宮島のノートゥングモデルと呼ばれる「ファフナー」は設定では30メートル以上ある巨体だ。
「ファフナー・マークニヒト」はTVシリーズ第1作から登場。竜宮島とは別にフェストゥムと戦う人類軍が生み出したザルヴァートルモデルの「ファフナー」で、「ファフナー・マークザイン」の兄弟機でもある。ドイツ語で否定の意味を持つニヒトは、「一体でも多く倒す」ことを目的として開発され、圧倒的な強さを誇っていた。
TVシリーズ第1作では真壁一騎たちの前に立ちはだかり、映画「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」にて再登場し、デザインも大幅に変化して戦いを繰り広げた。TVシリーズ第2期「蒼穹のファフナー EXODUS」では皆城総士が搭乗し、「ファフナー・マークザイン」との共闘で目覚ましい活躍を見せてくれた。
そして、「蒼穹のファフナー THE BEYOND」では主役機的な立ち位置で物語に登場した。
「MODEROID ファフナー・マークニヒト」は、左右非対称のボディや巨大な腕、翼のような背部のユニットと禍々しくも威圧的なデザインが再現されている。
一方で独特な関節可動や強度が非常に気になる立体化である。
パッケージと中身を確認
パッケージには威圧的な姿を見せた「ファフナー・マークニヒト」が描かれ、裏面には様々なポージングが掲載されている。
パッケージの中には多数のランナーと取扱説明書が封入されてる。ランナーパーツの一部は塗装済みのものがあり、細かな色分けがすでにされている。
また、クリアグリーンの一部は裏面にシルバー塗装が施されている。これは組み立ての際にパープルのパーツの成型色が透過しない工夫となっており、明るいグリーンの色が保たれる。
その他、背部の同化ケーブルようのワイヤーが付属し、ルガーランスのエフェクトや飛行時のスタビライザーをイメージしたオレンジパーツが付属している。
© XEBEC・FAFNER BEYOND PROJECT