レビュー
ガンプラ「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」フォトレビュー
2023年7月7日 00:00
水星の魔女系HGフォーマットで作りやすさと装備の多様性に注目!
ガーディアン(GUARDIAN)
GUNDフォーマットを取得したシュバルゼッテはエアリアル同様に多目的攻防プラットフォームとして“ガーディアン”を装備しています。これはエアリアルのエスカッシャンと同じようにガンビットで構成され、攻撃用が4基と防御用に2基の計6基のビットステイヴを組み合わせて機能性を大きく変化させる効果を持っています。
ガーディアン・シース(GUARDIAN SHEATH)
近接戦闘用のビームブレイドを軸にし、各ビットステイヴを剣の鞘のように合体させた大きな剣のような基本的なモードが「シース」と呼ばれます。設定画やガンプラの見本写真ではこのモードが掲載されているためこのイメージが強いですね。この状態から全てのビットステイヴから全方位へ攻撃する“オムニ・アジマス・レーザー”の使用が可能で、さらに電磁バリアの展開もできます。
ガーディアン・ドロウ(GUARDIAN DRAW)
ビットステイヴを機体周囲に展開、群体遠隔操作兵器として運用するモードが「ドロウ」です。いわゆるビットやファンネル的に運用するものでエアリアルのビットステイヴと同じですね。攻撃用ビットステイヴでのビーム攻撃と防御用ビットステイヴでポイントバリアを張ることができ、シュバルゼッテ本体はビームブレイドを使った複合攻撃も可能になります。
ガーディアン・マリオネット(GUARDIAN MARIONETTE)
各ビットステイヴを本体のハードポイントに接続することで攻撃能力を維持したままビットステイヴ本体への電力や推進剤をスピーディに補給することができるモードが「マリオネット」と呼ばれます。シュバルゼッテにはいたるところにハードポイントを持っているので、劇中のようにマントのようだったり背中や腰に“X字”だったり羽根のように装着することができます。
「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」ついにリリース!
ここまで「HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテ」のフォトレビューはいかがだったでしょうか。おおきな特徴はやはり計6基のビットステイヴで構成される“ガーディアン”となるでしょうか。
シュバルゼッテ本体のハードポイントはガンプラでもおなじみになっている“3mm軸穴”での接続となっています。エアリアルをはじめ、ガンダム本体へガンビットを装着した姿である“ビットオンフォーム”は劇中でマントのような装着方法のほかにもいかようにも個性を出せる仕組みになっていますのでここは組んだ方の個性が大いに発揮できる部分でもあります。
ただし、何度も付け替えていると軸穴がヘタってくるのも早いかもしれません。組み換え回数は控えたり、軸を太らせたり、思い切って接着しちゃったりといった対応をすればよいかとおもいます。劇中のマントっぽい姿はとてもかっこよかったですし、大剣のガーディアン・シースモードで大見得を切るポーズで固定としてもよさそうです。3㎜軸穴には丸軸と6角形や8角形によるストッパー構造があるといいですね。
最後に、各パーツにストレスのない部分まで分解してみました。ルブリスやエアリアル、その改修型などと同様のパーツ構成になっていてかんたん組立であのガンダムシュバルゼッテが完成しますね。アニメを見てラウダのシュバルゼッテをガンプラでぜひ組んでみてください!
組み終わってもアクションができるのがガンプラのいいところですから、既に発売されているグエルのディランザとの対決シーンを再現しても楽しそうです!今回の発売日に買い逃したとしてもすぐに再生産がかかると思われますのでぜひ水星の魔女ガンプラHGシリーズを机の上で堪能していただきたいと思います。
(C)創通・サンライズ・MBS