レビュー
ガンプラ「HG 1/144 プルタインガンダム」レビュー
2023年12月1日 00:00
組立開始。まさにコア(核)となるガンダムを組み立てる
それでは頭部から組んでいきましょう。パーツを切り出して並べてみるととにかく少ないパーツで構成されていることがわかります。コアガンダムII+はHGシリーズの中でも小さい部類のガンダムになります。ツインアイのシールも小さく細いので慎重に貼りこみを行いましょう。鋭い眼光でとてもかっこいいです。
ボディ(上半身)がさらに細かいツメツメの設計がなされていて各部のクリアランスもギリギリの状態です。肩関節も狭いところへぎゅっと詰め込まれているのでパーツはきれいに切り出しておくほうがよさそうです。こんなにツメツメなのに腹部にはポリパーツでの関節構造も持っていておもわず「すごい!」と声がもれてしまいます。
腕部と脚部を作る。小さいながらもギミックたくさん!
コアガンダムII+は自らがコアとなってプルートアーマーと合体、そのスタイルを拡張する機体です。腕部・脚部共にプルートアーマーのパーツで拡張するのでそのための接続コネクターをもちつつコアガンダムII+状態でも腕部・脚部それぞれで機能するための機構を持っています。
脚部にもプルートアーマーによる膝下のパーツが接続されますが、これを接続させるためにコアガンダムII+の脚部はパーツを取り外すことなくこれを実現します。それはコアガンダムII+でも人型のガンダムであることを示していて、脚部としての機能(股関節・膝関節・足首関節)をなんら制限するものではなく設計の面白さを感じられるところがすごい!
ボディ(下半身)を作る。必要最低限の構成でプルートアーマーとの接続を実現!
腰部を組んでいきましょう。こちらもとても少ないパーツで構成されていることがわかります。基部となる股関節と、プルートアーマーで拡張されるフロントアーマーを持っています。上半身との接続はボールジョイントのポリパーツとすることで腹部に2つのボールジョイント関節を持つことになります。あらためてこの大きさによくこれだけのものを詰め込んだな、と驚くばかりです。
腰部は大きなリアアーマーが目を引き、コアになる股関節と共にフロントとサイドのそれぞれの装甲は凝った作りのパーツ割りとなっています。
装備を作る。コアフライヤーとプルートアーマーで完全武装へ!
プルタインガンダムはコアフライヤーへの変形機構とプルートアーマーによる機体拡張の機能を持っています。コアフライヤー機首とプルートアーマーとコアガンダムII+との大きさの対比が面白いキットですね。
特にプルートアーマーには腕部・脚部他多数のパーツがありますので今回のレビューでも2機分作っているような感覚さえあります。コアガンダムII+からプルタインガンダムに換装するとそのシルエットが大きく変わりそうですからそこも想像しながら組んでいきたいと思います。
プルートアーマーはそれらが集合した形態も持っていて、パーツを装着できる基部フレームパーツがあります。キットではまず各アーマーを組んで、そのフレームに組付けていくことになります。
プルタインガンダムのスタイルを決定づける特徴的な大きなツメのような、羽のようなパーツのスタビライザーユニット“ブレイクロウフェザー”が両肩に計4枚接続されます。キットでも細かいパーツ分けで高い可動性能を持って実現しています。大きな鎌は“インフォーチュンサイザー”といい、プルタインガンダムとしてのメインウェポンです。キットでは刃の部分が展開するギミックを備えます。
(C)創通・サンライズ