レビュー
ガンプラ「HG 1/144 イモータルジャスティスガンダム」レビュー
2024年1月25日 11:30
組立開始。細かなパーツ分けの頭部、高い可動性能の上半身、技術の蓄積を感じる腕部!
それでは頭部、ボディ(上半身)、腕部を組んでいきましょう。頭部はとても細かいパーツ構成となっています! 1/144スケールのガンダムの頭部になんと9パーツ! さらにシールでのツインアイ他の再現もあります。飛ばしたらなくしちゃいそうなのでギリギリまでランナー上に残しておきつつ作業を進めることをお勧めします。
ボディ(上半身)は腹部のボールジョイントと襟がモールドされているメカフレームに関節軸を集約することでSEEDアクションを表現する「SEEDアクションシステム」を搭載しています。その機構のおかげでボディ側に軸を持たないため腕部のアクション性能をさらに高めることに成功しています。
腕部は簡易的なフレーム構造を持ちつつ、細かいパーツ割でのカラーリング再現という高い設計技術を堪能できるつくりとなっています。メカフレームで作られる肘関節は二重構造となり無理なくおよそ180度曲げられます。肩アーマーはパーツによる色分け、前腕はもともとのデザインでは白いバックラーシールド的なイメージですが内と外で2色のパーツとなるめずらしいデザインです。
腰部と脚部を組んでイモータルジャスティスガンダム本体が完成!
腰部を組んでいきましょう。この部位もSEEDアクションシステムを取り入れていて股関節が左右別で上下にスライドする機構を持っています。それにより派手なアクションが似合うガンダムSEEDシリーズのモビルスーツアクションをガンプラで再現することに貢献しています。
脚部も腕部同様に膝関節を簡易的なメカフレームで二重関節を実現しています。イモータルジャスティスガンダムはMA形態への変形機構を持っていますが脚部の変形は足先が閉じる程度で複雑な変形ではなく、通常のガンダムタイプの脚部となっています。
イモータルジャスティスガンダムの脚部のふくらはぎにはスラスターがあります。細身のシルエットとなっている脛部に膝と足首のメカフレームと共に組み込む形となります。各部の色分けは成形色で実現、それぞれの色をなるべく1パーツで設計することで組みやすさも考慮されています。
(C)創通・サンライズ