レビュー
「HG 1/144 ゲルググメナース(ルナマリア・ホーク専用機)」レビュー
2024年3月22日 00:00
素組みでも華やかな色分けと広めの可動域でアクションポーズが決まる
バックパックは飛行時やバックパック懸架武装の射撃時に水平にできるよう、大きく上に跳ね上げられるギミックがある。左右にも翼のように開ける可動ポイントがあるため、アクションポーズの幅広さに一役買っている。
武装類はかなり簡単に組み立てられる。ビームライフルは銃身が一体成形なので組み立てた後にズレることがないし、ビームシールドは完成後に上下のパーツを展開したり、収納して遊べる。
組み立てにかかった時間は撮影込みで8時間ほどで、ゆっくりと可動域を確認しながら遊んでいた。股関節は前にスイングできるため体を屈める動作が可能で、肩の引き出し関節があるのでレールガンやビームライフルを両手で持たせることも可能となっている。
「SEEDアクションシステム」が組み込まれたポージングが楽しい
完成して動かしてみると、「SEEDアクションシステム」が予想以上に面白いギミックに感じられる。頭部が大きい点はモノアイを動かしてサポートしたり、スカートの装甲を動かして足の可動域を広げたりと、工夫できる点がたくさんある。
全体を通して、「SEEDアクションシステム」の関節パーツのおかげでかなり幅広いアクションが可能な点が大きな魅力だった。「ゲルググメナース」自身が赤くヒロイックな見た目のモビルスーツで見栄えがするのはもちろん、劇中の活躍を思い起こす射撃武器の充実もうれしい。4月に発売する「HG 1/144 ギャンシュトローム(アグネス・ギーベンラート専用機)」と並べて飾りたいと思う。
(C)創通・サンライズ