レビュー
「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」レビュー
2024年4月26日 00:00
組み換えによって2タイプを再現可能なビーム・ライフル
ビーム・ライフルは組み替えによってナラティブガンダム用ビーム・ライフルとジェガン用ビーム・ライフルを組み換え可能な構造となっています。また、センサー部分はプラスチックシールを使用します。完成後はジョイントパーツの向きにより左右どちらのハンドパーツでも保持可能です。
サイコフレームが輝く専用シールド
ナラティブガンダムのシールドはサイコフレームを使用したものとなっており、発光状態と非発光状態を選択式にて再現可能です。形状はユニコーンガンダムのシールドと似ていますが、フレームの展開ギミックなどはなくサイコフレームも本体同様に表面に貼り付けた印象になります。
シールド用保持パーツは左右対称形状となっており、接続軸の位置を変更することで両腕に対応しています。なお、2セット分付属しているので左右両方の形態を制作することが可能です。
その他の武装としてはビーム・サーベルが付属。素体とC装備でマウント位置が異なり、素体ではサーベルラックを使用して腰部に懸架します。
サイコフレームの装着によってC装備へ換装
ここからは素体状態にサイコフレームのパーツを装着して、C装備へ換装していきます。『ガンダムNT』での設定上、C装備のサイコフレームはユニコーンガンダムの予備サイコフレームから最低限の加工で流用しています。キットでもそれを反映し、パーツ形状は「MG 1/100 ユニコーンガンダム Ver.Ka」と共通設計となります。NT-Dの発動による発光状態を再現したクリアピンクのサイコフレームパーツにはディテールが追加、表面だけでなく裏面等にもモールドを入れることで立体感のある輝きを表現しています。
胸部のサイコフレームは胸部前面と下面に装着となります。胸部前面に取り付けられるサイコフレームにはユニコーンガンダムとの接続用ダボがありますが装甲の間で隠れる仕様となっています。
腕部のサイコフレームは肩アーマーと前腕部に取り付けます。肩アーマーのサイコフレームは前後に挟み込むように装着し、前腕部は一度分離、サイコフレームを装着して接続し直します。
バックパックへのサイコフレームの装着は内部構造をサイコフレームのユニットと入れ替えることによって装着します。その際、追加武装としてビーム・サーベルを装備できます。
腰部へのサイコフレーム装着は装甲の各面に装着となります。前面装甲への装着はパーツ差し替えとなっており、背面への追加はスラスターも追加となります。
足部へのサイコフレーム装着は甲の内部にサイコフレームを装着する形状となります。また。足部に使用するサイコフレームにはアンダーゲートが採用されているため、ゲートカット時は注意が必要です。
脚部へのサイコフレーム装着は大腿部と膝部、足首部に装着となります。大腿部のサイコフレームは装着時に大腿部の太さが変わらないよう、内部フレームに伸縮ギミックが搭載されています。また、足首部のサイコフレームにより身長が高くなります。
これにて各部サイコフレームの装着が完了、「MG 1/100 ナラティブガンダム C装備 Ver.Ka」の全組み立て工程が終了しました。次頁では完成したナラティブガンダムを見ていきましょう。
(C)創通・サンライズ