レビュー
「HG 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム」レビュー
2024年5月24日 00:00
神々しさすら感じるアクションポーズを考えよう
「プラウドディフェンダー」は「ストライクフリーダムガンダム弐式」と合体する新型ウイング。ナノ粒子と高電圧の雷を無数に放つとあるが、それがモビルスーツ単体で運用されるのは恐怖であり脅威ではなかろうか。
武装を組み立てるが、「マイティーストライクフリーダムガンダム」から独立する武装といえばビームライフルとビームサーベルのみ。どちらも連結して1つの武器として使えるもので、これを使ったポージング再現も楽しそうだ。
組み立てた「プラウドディフェンダー」とビームライフルをマウントすれば「マイティーストライクフリーダムガンダム」が完成。「プラウドディフェンダー」は上から差し込むことで固定でき、かなりしっかりと保持できる。やはりウイングがあってこそ「ストライクフリーダムガンダム」といった印象を受け、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を2回ほど見た身からすると「これぞ最強の姿……!」とグッとくるものがある。
ポージングについては、幸い劇中にたくさんのカッコいいポージングがあったのでアイデアには困らなかった。パーツ同士の保持力も高く、ちょっとやそっとの力では動かないのがいい。手首の自由度が高い関節構造もポージングの幅を広げてくれるため、遊んでいて非常に楽しかった。
全体を通して、20年あまり待った『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の最後の最後に登場するヒーローを組み立てるのは楽しくて仕方がなかった。ヒーローは遅れてやってくるからこそカッコいい。「プラウドディフェンダー」を展開した姿は後光が差したようで神々しく、中間のゴールドパーツも含めてまさに菩薩像の光輪を見ているようだった。
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