レビュー
「ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ 黒いレックウザ」レビュー
ダイナミックなポージング!伝説の黒いレックウザが登場
2024年5月31日 00:00
- 【ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ 黒いレックウザ】
- 開発・発売元:BANDAI SPIRITS
- 発売日:2023年10月21日
- 価格:1,650円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約150mm
BANDAI SPIRTISが展開する「ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ」は「ポケットモンスター」を題材としたプラモデルだ。本稿では2023年10月21日に発売した「ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ 黒いレックウザ」を紹介しよう。
ホウエン地方の伝説のポケモンの1匹
今回レビューする「レックウザ」は「ポケットモンスター ルビー・サファイア」(2002年発売)で初登場したホウエン地方のポケモンだ。同作の伝説のポケモンの中の1匹で、殿堂入り後にときのはしらで出会うことができるポケモン。オリジナルは緑の体色でドラゴンのような外見で、てんくうポケモンに分類されている。このポケモンをみると大学生の頃を思い出す。公式の配布イベントでゲットし、レベル100まで育てて常に手持ちに入れていた記憶がある。
- 分類:てんくうポケモン
- タイプ:ドラゴン、ひこう
- 高さ:7.0m
- 重さ:206.5kg
- 特性:エアロック
今回のプラモデルは、レックウザの色違いポケモンを立体化したものだ。「ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ」では46番目にオリジナルカラーの「レックウザ」も発売されている。体色がグリーンのオリジナルカラーも人気は高いが、ブラックを基調とした色違いもそのかっこよさから人気のポケモンだ。
簡単な組み立てで完成するポケプラシリーズ
「ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ 黒いレックウザ」のキット内容は、ランナー4枚とシールが一枚付属する。ランナーとパーツ接続部には「タッチゲート」が採用されていて、簡単に手で切り離すことができる。実際にニッパーを使用せずに組み立てた。キットの対象年齢は6歳以上で、誰でも簡単に組み立てができる。
組み立ては頭部からスタート。前後のモナカ構造とはめこみ構造が基本となる。頭部パーツは4色で構成されている。白い牙がアクセントになっている。目と舌にシールを貼ると蛇のような見た目になる。特徴的な角を付ければ完成。
次に胴体と腕。頭部より細かいパーツは多いが、どこに何をつけるか分かりやすくなっている。手のひらの膨らみと鋭い爪によって伝説のポケモンとしての強さが強調される。
胴体から下。湾曲したパーツとフィンのようなパーツに大別することができる。湾曲したパーツに黄色のパーツを埋め込む。出っ張りもなく綺麗な仕上がりとなっている。フィンのような形状に埋め込む赤色のパーツは大きさが異なっている。下の左3つだけ小さい。大きさが違うので注意したいポイントだ。
最後に尻尾。黄色パーツを埋め込んで、赤色パーツを挟み込めば完成だ。
撮影しながらだったので1時間ほどで完成した。組むだけならもっと早く完成できていたと思う。完成後の全高は約150mmで机に置くといい存在感になる。
ダイナミックなポージングが楽しめる黒いレックウザ
完成した「レックウザ」を見ていこう。各パーツが動くので様々なポージングが可能だ。微妙な角度がついているのでポージングによって躍動感が出る。ゲームでのシーン、アニメや映画でのシーンも再現できそうな感じだ。
「ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ」は発売中のシリーズ商品も入手しやすく、今回紹介した通り組み立ては簡単だ。それでいて、しっかりとした造型により「ポケットモンスター ルビー・サファイア」でのレックウザの勇姿を十二分に再現できていた。「ポケモンプラモコレクション セレクトシリーズ」ではグラードンも発売されているので、レックウザとのバトルシーンも再現できる。ホウエン地方にはレックウザとグラードンのほかにも、カイオーガやラティオス・ラティアスといった伝説のポケモンたちがいる。同シリーズでの今後の立体化に期待したい。
(C) Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokémon