レビュー
タミヤ「1/12 Honda ダックス125 タミヤリミテッドエディション」レビュー
2024年6月22日 00:00
銀色に輝くマフラーや、ダンパー、ヘッドライトを取り付ける
「乗る人を選ばず、どこにでも連れて行けるバイク」というコンセプトを引き継ぐホンダのレジャーバイク「ダックス125」。その限定バージョンである「タミヤリミテッドエディション」を再現した「1/12 Honda ダックス125 タミヤリミテッドエディション」。前ページではエンジンやリヤホイールなどを組み立てたが、いよいよ完成させていこう。
ここからダックス125の大きなアクセントとなるダンパーとマフラーを組み立てていく。マフラーは複数のパーツで構成されており、実車同様のキラキラとした金属光をメッキパーツで再現している。リミテッドエディションならではのヒートガードも取り付ける。ちなみに本商品は「タミヤリミテッドエディション」だけでなく、通常のタイプも選択して組み立て可能だ。
ダンパーと、エンジンからのエキゾーストパイプをマフラーに取り付けると、バイクのエンジン、駆動系は完成となる。複雑なパーツが組み合わさりバイクが構成されていることをプラモデルを組み立てることで実感できる。
次はフロント部分。本キットは細かく色分けされており、塗装をしなくてもしっかりモチーフに近づけることが出来るが、フロントフォーク部分の、タイヤを取り付ける部分は黒で塗装することでグッと締まる。フロントフォーク、フロントホイール、フロントフェンダーを組み合わせ、パネル部分も組み立てていく。
フロントフォークを取り付け、ハンドル部分を取り付ければバイクとして両輪がそろった形になる。最後は大きなヘッドライト、デカールを各部に貼ればプラモデルの完成だ。次章で各部をチェックしていこう。
完成! 全身やディテールをチェック、背景布を加えて撮影
完成した「1/12 Honda ダックス125 タミヤリミテッドエディション」。メタリックブルーのフレームにタミヤのツインスターが輝く。ヘッドライトやミラー、大きなマフラーやダンパーなど、シルバーメッキのパーツが生むコントラストが非常に印象的だ。
バイクはメカとして、走るためのパーツのみで構成されたシンプルさが魅力だと思う。そのスマートさに、カラーリングとデザインでおしゃれな雰囲気を持たせたダックス125は、「こんなバイクで散歩してみたいな」と思わせる魅力がある。組みたててみて、このバイクで散歩する自分を想像するのも楽しい。各部を画像で見ていきたい。
最後は様々な背景布を使ってみた。高級感があるベロアや、英字新聞をあしらった布などを配置すると面白い雰囲気となった。
「1/12 Honda ダックス125 タミヤリミテッドエディション」は組みたてやすく、最小限の塗装でカッコ良く仕上がる初心者にもオススメのプラモデルだ。エンジンを中心に非常に精密な造型と、ボディの青とメッキパーツによるアクセントの美しさとかっこよさはとても魅力的だ。
何より、この精密な模型を自分の手で組みたてたという実感が楽しい。今後も色々なプラモデルを組みたてたい、そう思わせてくれる商品である。ぜひ手に取って欲しい。