レビュー

「アルカナディア ソフィエラ」レビュー

艶やかに勇ましい「ソフィエラ」のポージング

 最初はノーマルモードの「ソフィエラ」を見ていこう。

 気品のある雰囲気を醸しながら、どこか妖しげな色気を感じさせるデザインとなっている。胸パーツの下からの主張も細かいパーツ分割によって色分けもしっかり表現されている。

 衣装のベルトや装飾造形も細かく、腹部のハート型に露出したお腹もこだわりが感じられる。

 4種のフェイスパーツで感情豊かな「ソフィエラ」が表現され、可愛らしさの中に畏怖を感じさせる表情と個性が溢れている。

【ソフィエラ ノーマルモード】
通常顔
目のハイライトが消え、口元に微笑を浮かべた表情
ウィンク顔。口元で舌先が出ている造形も細かく色分けされている
笑顔。やわらかくなった目元や八重歯が見える口元
パーツの差し替えで角のない状態にすることもできる

 可動についても柔軟で繊細なポージングが楽しめる。手足の可動はもちろん、スカートの独立可動で足の動きや躍動感を出す表情付けができる。

 また、ツインテールや羽の角度調整によって繊細なポーズ調整もでき、見る角度でのバランス調整や動きをつけることができる。

 続いてウィライズモードの「ソフィエラ」を見ていこう。

 戦闘向けの姿ともあり、鎧を纏ったカッコよさを持ちつつ、悪魔という印象を強くさせる尻尾や武器の数々がノーマルモードとは異なる雰囲気となっている。色分けによって情報量が増し、存在感も増している。

 ノーマルモードでは短かった尻尾も長くなり、背中のソードもあって攻撃的なフォルムとなっている。武器の大鎌は「ソフィエラ」本体を超えるサイズとなっている

【ソフィエラ ウィライズモード】

 ウィライズモードでボリュームアップしても、しっかりと本体の可動は確保され、様々なアクションが可能。尻尾や背中の武装の角度調整も可能で、躍動感あるポーズ表現が楽しめる。背中のソードは武器として持たせることも可能。

 大鎌も持たせることができる。なお、重さもありサブアームを使用することで保持力の補強ができる。また、刃部分を分離させることで大鋏形態にすることもできる。

 武装のバリエーションも豊富で戦闘スタイルを考え、展示ベースを使用することで思い思いのポーズが実現する。