レビュー
「メガミデバイス PUNI☆MOFU マオ」レビュー
2024年10月22日 00:00
柔軟な可動を備えた素体から個性あふれるパーツで「PUNI☆MOFU マオ」を組み立てる
最初は本キットの中核となる“マシニーカBlock2-S”素体を組み立てていく。
胴体部には数多くのパーツが使用され、肩の動きや腹部の動き、股関節の引き出し機構などが組み込まれている。低身長タイプでありつつも、可動にも余念がない構成となっている。
また、首のジョイントパーツは「メガミデバイス」シリーズ規格のほかにも、別シリーズとなる「フレームアームズ・ガール」、「創彩少女庭園」の頭部に対応したものも収録されている。
腕部は二の腕、前腕、手首と基本のフォーマットとなっている。
手首のジョイント部は大まかなランナー切り離しから、組み立てることで4つ分を手早く作ることができる。
腕部は短めに設計され、丸みのあるフォルムが感じられる造形となっている。通常の腕部のほか、手首部分のジョイントパーツを通した腕部の2種類が用意され、シチュエーション別に使い分けもできる。
脚部は太もも、下腿部、足先で構成されている。太ももの内部や膝関節、足首関節と細かいパーツで構成され、幅広い可動が期待できるものとなっている。
“マシニーカBlock2”のパーツ構成はそのままに、サイズは小さめで体形に合わせた造形となっている。
最後に組み立ててきた胴体、腕部、脚部を組み合わせて“マシニーカBlock2-S”の素体が完成する。
次に「PUNI☆MOFU マオ」の頭部を組み立てる。丸みのある輪郭にボリュームのある短いツインテールによって幼い顔立ちが表現され、フェイスパーツは大きめの瞳も合わせ個性的なデザインが再現されている。
基本となる素体モードが完成したところで、次にコスチュームモードの組み立てを見ていこう。
コスチュームモードでは胸のパーツとパンツのパーツを組み替えることで完成する。胸パーツはざっくりと開いたセクシーなデザインとなっており、パンツパーツは両サイドに3mmのジョイント穴を設けたものとなる。
そして、コスチュームモードから戦闘形態となる武装モードのパーツを組み立てていく。武装モードでは足先、頭部、胸部、スカート、腕部を新たに組み立て、差し替える。
足先パーツはブーツのようなカジュアルながら防御力が上がったデザインとなる。また、太もも部分にはクリアパーツを追加。
頭部パーツは後頭部、前髪パーツを新たに組み立てる。猫耳アクセサリに加え、前髪にもネコのアクセサリが追加されている。
胸部パーツは新たにネクタイパーツが追加されたものとなっている。ネクタイも胴の長いネコをモチーフとした可愛らしいものとなっている。
次にスカートパーツを組み立て。フリルスカートにリボンの装飾と可愛らしさあふれるデザインで、すっきりしていた腰回りもボリュームアップしている。
腕部は「PUNI☆MOFU マオ」のチャームポイントの一つであるネコの手型の手首「プニプニハンド」を組み立て。武器の持ち手と通常の2種類があり、通常の手では肉球や爪先まで表現されている。着ぐるみ的なモフモフ感や肉球のプニプニ感が伝わるデザインで、ディテールにもこだわった造形と感じられる。
また、袖口も広めにデザインされ、ネコの手に合わせてボリュームアップしている。
武器の「スタンプハンマー」の組み立て。大ぶりの武器で存在感ある造形ながら、スタンプ部分には肉球造形が入っており、可愛らしさも忘れていない。また、組み換えによってスタンプ部分が腕部のグローブのように装着でき、基部はバックパックとして使用できる。
最後に展示ベースを組み立て。4か所の可動部に、根元、先端部にも軸を備え、低身長の「PUNI☆MOFU マオ」に合わせた支柱の調整が可能となっている。
組み立てが完了したので、次のページでは完成した「PUNI☆MOFU マオ」の各モードを紹介していく。
(C) KOTOBUKIYA (C)Masaki Apsy (C)Toriwo Toriyama
※画像は試作品です。実際の商品とは多少異なる場合がございます。