レビュー
「HG ガンレオン」レビュー
2024年10月25日 00:00
射撃武装であるギーグ・ガンは左右分割にて再現
本機の射撃武装となるギーグ・ガンは全2パーツにて構成されており、単色による再現となっています。なお、本機はギーグ・ガンを2丁拳銃として使用するため、同一形状のものが2個付属します。
本機の特徴的装備となるライアット・ジャレンチ
ガンレオンの特徴的武装であるライアット・ジャレンチも変形機構も含め、しっかりと再現されています。全28パーツにて構成されており、ブラックのラインはシールによる色分けとなっています。
その他武装パーツとしてチェイン・デカッターの交換用刀身パーツが付属しています。
これにて武装パーツはすべて完成です。武装を装備させてガンレオンを完成させます。
マグナモード変形時は一部パーツを差し替え
ここからは、マグナモード変形時に使用するパーツを組み立てていきます。マグナモードに変形する際は頭部一式、腕部および脚部装甲、フロントアーマーの差し替えを行ないます。
アクションベース7が付属しておりポージングも安定
本キットにはアクションベース7が1セット付属しています。アクションベースの成型色はクリアとなっています。
これにてガンレオンを構成するすべてのパーツが組み立て完了です。ここからは完成したガンレオンを見てみましょう。
マグナモードへの変形を再現したガンレオン
完成したキットを前後左右から見てみます。大型武装であるライアット・ジャレンチが目を引きます。機体各部に重機や工具のようなデザインが施されているのも面白い点です。
腰部に装備されたデッカー・スパナはハンドパーツにて保持可能です。
ライアット・ジャレンチはアクションベースを使用することで格闘ポーズをとらせることも可能です。
ギーグ・ガンは2丁拳銃としてポージングさせることが可能です。武器の保持機能のある握り手を使用することでグラつきもありません。
チェイン・デカッターは刀身部分を差し替えることで使用状態を再現することが可能です。
マグナモードへの変形は各部の差し替えと変形によって再現します。差し替えとなるパーツは頭部、腕部装甲、脚部装甲、フロントアーマーになっており、胸部やバックパック、爪先、肩部などは変形により再現します
ライアット・ジャレンチもマグナモードへの変形に合わせて変形することが可能です。通常時でも本体より大きい武装ですが、先端が開いてさらに巨大な武装となります。
「HG ガンレオン」はこれまでの『スーパーロボット大戦OG』シリーズのHGプラモデルと同様に様々な武装が付属したキットでした。『スーパーロボット大戦Z』シリーズを代表する機体の1つでありながら、実は『スーパーロボット大戦OG』には未登場なのでリアル頭身の資料がほとんどなく、今回の立体化によって様々な発見があるのもファンとしては嬉しいポイントだと思います。マグナモードへの変形や各部の可動域も十分に確保されているので、作中での各武装使用シーンの再現など、完成後もアクションフィギュアのように楽しめます。
『スーパーロボット大戦OG』シリーズのプラモデルは、2025年3月に「HG ヴァイスリッター」が発売予定です。10月の「全日本模型ホビーショー」では「HG アシュセイヴァー」の商品化も決定し、シリーズは今後も続いていくようです。『スーパーロボット大戦Z』シリーズからは今回初めて「ガンレオン」が立体化されましたが、同作リアル系主人公機の「バルゴラ」や『第2次スーパーロボット大戦Z』の「ブラスタ」、『第3次スーパーロボット大戦Z』の「ジェニオン」といったオリジナル機体の立体化にも期待したいところです。
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