レビュー
「HG 1/144 ブラックナイトスコードカルラ」レビュー
2024年10月26日 00:00
バックパックと装備を組み立てる。ドラグーンシステムと光の翼が美しい!
バックパックを組んでいきましょう。バックパックは全8基のドラグーンと光の翼を発生するユニットを備える巨大なものになっています。設定ではこのそれぞれのウイングは折りたたまれることで2重になり、機動時には展開して敵機に襲いかかります。
キットではウイングの折り畳み機構は搭載されてはいませんが、折り畳み状態・展開状態のメカフレームパーツでそれぞれが再現されます。バックパック本体との接続部で若干の可動ができますから微妙な表情付けが可能です。展開状態にしてPET素材でできている光の翼パーツを取り付けた姿はとんでもない横幅であり、とても華やかになります!
装備はビームライフルと2本の刀となります。ビームライフルは左右張り合わせとセンサー部、シールで構成されています。刀はランナーから切り出し装飾パーツを付けるだけで、使用時にビームエフェクトを取り付けます。
完成!「HG 1/144 ブラックナイトスコードカルラ」
ここまで「HG 1/144 ブラックナイトスコードカルラ」いかがだったでしょうか。特別なエングレービングを施されたカルラの機体をHGクラスを超えた設計で魅せてくれたすばらしいキットだったことがわかっていただけたかと思います。
機体の再現度もすごかったですし、背部のドラグーンシステムもディテールモリモリで折りたたまれた状態、展開した状態でどのような構造なのかも理解できたのもよかったところです。左右を展開した状態の迫力たるやすさまじいものがありますけど、そこへ荘厳なイメージも持たせてあったのも感動ものです。
「HG 1/144 ブラックナイトスコードカルラ」のレビューを終えて
筆者はエングレービング再現は当初シールだと勝手に思い込んでいました。スイマセン!パーツを切り出してゲート後をきれいに処理すれば、すいっと吸いつくようにパチピタで組みあがっていくなんてガンプラの技術革新恐るべし……。ドラグーンシステムも展開した姿があんなに大きいなんて!大迫力でしたね。ぜひ「HG 1/144 マイティーストライクフリーダムガンダム」との決戦を机の上で実現したいところです。
まだまだラインナップ拡充が進む「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のHGガンプラシリーズ!先日の「全日本模型ホビーショー」では、ついにアスランのズゴック「HG 1/144 ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)」の詳細が見えてきました。『SEED FREEDOM』版ズゴックへの愛がてんこ盛りのキットとなるようですね!続々とリリースが続く「機動戦士ガンダムSEEDシリーズ」のガンプラに超期待です!
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