ボディ(上半身)を組み立てる。
ボディ(上半身)は頭部・胴体部・腕部で構成されます。まずは頭部から組んでいきましょう。
頭部はとてもパーツ数が少なく抑えられており組み立ての工数が少なくて済みます。細かなゴールドのエングレービングがヘルメットの左右と後ろにありますが、それをフレームパーツとして用意していたり左右頬のゴールドのダクトやカメラ部も別パーツ化!驚異的なパーツ分けとなっています。
このキットの特徴はセンサー部のシールが4種類用意されているところです。ブラックナイトスコード系の機体は右目にあたる部分にレーザーを装備しているのでそれがわかるものが2つ、無点灯のものが1つ、カルラで特徴的な左目が点灯しているものが1つ用意されています。
ヘルメット左右のエングレービングの成形がシャープです センサー部のシールは4種類。今回は左目点灯のものをチョイスしました 頭部前面から左右のアンテナまでが一体化したマスクにシールを貼りこみます 複雑な曲面にあるエングレービング部にパーツが吸いつくような感覚があります ヘルメット左右を組み付けると後部のエングレービングが姿を現します 左右頬のダクトは極小のパーツです。飛ばさないように! パチピタではあるものの、心配なら流し込み系の接着剤を使うことをおススメします 胴体部はエングレービングを施したパーツを使いながらもSEEDアクションシステムが導入されていて可動性能を妨げることはありません。胸部ビーム砲のカバーもエングレービングありで開閉もできるすばらしい設計となっています。大きくゴージャスな襟周りのゴールドのメカフレームも1パーツ化されていてそこに首関節を組むことになります。
なるべく大きなパーツで構成された胸部のパーツ群は組みやすそうです。肩関節はSEEDアクションシステムにより3軸となっています 胸部ビーム砲カバーにもエングレービングパーツを取り付けます。これも飛んでったら悲しいので流し込み系接着剤による固定をおススメします 腹部も3つの太い軸で構成されていて剛性感と可動性能を両立させています 胸部フレームに腹部を組み付け、肩の関節を組み付けていきます 胸部ビーム砲(ホワイト)は基部を周囲のカバー(ゴールド)で囲みます そのパーツ分けにより、よりリアルなディテールを魅せてくれます 襟部分の前方には3つのエングレービングがあり、とてもシャープな印象となっています 首の軸を組み込み、白い装甲パーツでふたをするイメージです 腕部を組み立てる。エングレービングをパーツ分けした驚異の設計を実感
メカフレーム的なものは肩と肘関節のみとなり上腕は筒状の1ピース、前腕にはクローが付いたバックラーシールド的なデザインの装備を持っています。あわせて袖口のエングレービングもありますから少々複雑な構成になっています。
肩アーマーやシールドにはゴールドの成形色のメカフレームが用意されていて、そこへホワイトの装甲を組み付けていく流れとなります。そのどれもがパチピタなのはこれまでどおり!気持ちよすぎる吸いつき感を楽しんでみてください。
右腕を組んであります。肩や肘関節は他のHGガンプラと構成は同じで熟成された組み立てを実現しています。それ以外はこのキットが持つ特徴を味わえます 肩関節、肩アーマーを組みます。スライド金型の利用によって大きく1パーツになっている肩アーマーのすさまじい成形技術を確認してみてください 肩アーマーのエングレービング部がある部分にホワイトの装甲を組み付けていきます。気持ちいい瞬間です! ぐいっと180度程曲げられます。この関節機構はいつもすばらしいと思います! 袖にもエングレービングがあり、さらに袖口も別パーツ化されています クロー+シールドを組んでいきます。写真上部のホワイトの前腕部は接続する方向を間違えないように! 組み上げたそれぞれをドッキングさせれば腕部の完成です 下半身を組み立てる。ここでもエングレービングの巧妙なパーツ割を体感!
それではボディ(腰部)と脚部を組んでいきましょう。まずは腰部ですが、ここもゴールドの成形色によるエングレービングとメカフレームをパーツで実現しています。装飾でありメカフレームであることであえて表に出ているパーツがあることでこのキットはHGというクラスを超えた組み応えを実現しています。
腰部コアフレームや前後スカートアーマーにゴールドのエングレービング付きメカフレームを多数投入!クラス越えの仕様となっています 写真左、リアアーマーの下側に付くゴールドのパーツは持ち方・力のかけ方によっては外れやすいので注意が必要です サイドアーマーもメカフレームに装甲を組み付けていきますが、そのメカフレームは複雑な形の上にエングレービングがありますので組む方向を間違えないようにしたいところです エングレービングとノズル接続部がどの方向に来るかを見極めれば大丈夫! フロントアーマーは左右に分割、独立可動するようにしました サイドアーマーにはノズルが付きますが、腰部本体にドッキングさせるのは脚部を腰部に組み込んだ後になります 続いて脚部を組んでいきましょう。ゴールドのメカフレームは腕部など他と同様になるべく1パーツになるように設計されています。一つ一つのパーツに凝縮されたそのパーツ分けの意味合いが見えてくると思いますので一度じっくり切り出したパーツを眺めてみてください。
右脚を組んであります。股関節と膝関節は腕部同様HGの標準的な関節構造となっています。ゴールドのメカフレームはやはりすさまじい設計になっています! 股関節と膝関節はHGシリーズとして極まった設計になっていて安定の可動性能を実現します 膝アーマーには裏からノズル、表からはホワイトの装甲パーツを組み込みます。このパーツはゲート跡を極力キレイに! ソールはメカフレームをコアにつま先が回転するタイプとなっています ソールには後に甲の部分のパーツを組み付けます。脛アーマーはエングレービングがあり、ホワイトのパーツは合わせ目が目立たない構造になっています。これはうれしい! 組んだ各部を脛下パーツをメインに組み込んでいきます。脛内部にはメカフレームはありませんが、各部が独立して動けるようになっています 脚部が組みあがりました。グラマラスないいラインを描いています! ゴールドのメカフレームがそこかしこにあり、荘厳なイメージさえあります HGクラスで培われた関節構造によって可動性能もこの通り! 腰部と脚部をドッキング、さらに組みあがっている上半身とドッキングさせます