レビュー
「無限邂逅メガロマリア ペリドット」レビュー
暗闇の中で輝くような神秘的で危険な雰囲気を放つアナザーが登場
2025年1月23日 00:00
- 【ペリドット】
- 開発・発売元:コトブキヤ
- 2025年1月22日 発売
- 価格:7,370円
- ジャンル:プラモデル
- サイズ:全高約160mm
コトブキヤより展開されている「可動と演技性の追求」をテーマに圧倒的な可動範囲と高い表現・演技力を兼ね備えたプラモデル「無限邂逅メガロマリア」シリーズよりナース型アナザー(キャラクター)「ペリドット」が2025年1月22日に発売された。
「ペリドット」は2024年3月に発売された「ルビーアイ」のカラーバリエーションキット。「ルビーアイ」は白ナースイメージのカラーリングだったが、「ペリドット」は黒ナースをイメージし、黒を基調としたカラーリングでダークな印象となっている。
また、アクセントカラーもサイケデリックなライムグリーンとなっており、毒々しさ、怪しさを漂わせている。さらにアクセントカラー部分は半透明の成型色のライムグリーンとバブルガムピンクを選択して組み立てることで「ペリドット」のほか、「ルビーアイ・クリープポイズン」を組み立てることができる。
今回は「ペリドット」の組み立て工程からポージングまでその魅力を紹介していく。
パッケージ&ランナー確認
パッケージにはまるでゾンビのようにぎこちなく迫ってくるシーンを彷彿とさせる怪しく、目が離せない「ペリドット」が描かれている。
パッケージ裏にはポージング例とともにコトブキヤが展開する「創彩少女庭園」や「フレームアームズ・ガール」、「ヘキサギア」、「アルカナディア」のキャラクターとのサイズ比較も掲載されている。
続いて、ランナーを確認していこう。ランナーはPCパーツを合わせて全16枚と各種ハンドパーツを収録したランナー2つ、取扱説明書が封入されている。
成型色はブラック、グレー、クリアーが収録されている。また、半透明の成型色で「ペリドット」のアクセントカラーとなるライムグリーンと「ルビーアイ・クリープポイズン」を再現できるバブルガムピンクによる同パーツが収録され、選択肢して組み立てることができる。
中身を確認したところで、次は組み立て工程を紹介していく。
組み立てるだけでイラストイメージに近い「ペリドット」を再現
「ペリドット」の組み立ては、素体部分とアーマーパーツで構成されている。
素体は「プリンシパル」など女性型アナザーと共通規格となっており、すらっとした細身のデザインとなっている。また、マスクパーツは「両目開眼タイプ」と「眼帯タイプ」の2種類が収録されている。
フェイスパーツは細かくパーツ分けされており、特徴的な目のラインが成型色で表現されている。
頭部パーツは中核となるパーツに側頭部、後髪、前髪、フェイスパーツを合わせる。
胴体部は胸部、腹部、腰部の3つで構成されている。胸部は特に肩の柔軟な可動の為に細かいパーツで構成されている。
腹部は左右のひねりやボールジョインが採用されている。腰部では分割された臀部パーツによって大きくスイングする可動を備えている。
腕部は肩のボールジョイント、二の腕の軸関節、肘関節が採用され、細めのシルエットに滑らかなデザインとなっている。
手首には「無限邂逅メガロマリア」シリーズの特徴的な三連リストジョイントと通常リストジョイントがあり、それぞれ付け替えることで手首の表現を変えることができる。
脚部はパーツ分けによって、成型色による色分けされ、イラストイメージに近い状態が再現されている。膝部分は太もも、脛を繋げる膝関節は膝アーマー部にも可動部位を備え、ポーズに合わせて位置を調整することができる。
ここまで組み立て各パーツを合わせることで「ペリドット」の素体状態が完成する。
続いて、ナースアーマーの組み立てを紹介していく。アーマーパーツは上述した通り、ライムグリーンとバブルガムピンクのパーツを選択して組み立てる。今回は「ペリドット」を表現できるライムグリーンを使用する。
バイザーパーツはナースキャップを連想させるデザインとなっており、内側にライムグリーンのパーツをはめ込むことで模様が浮き出る形となる。
フロントアーマーは左側を流れるラインにライムグリーンのパーツをはめ込んで表現。
背部のタンクはライムグリーンパーツを囲むようにして組み立て。クリアパーツを使用することで、液体が入っているような表現となっており、臨場感ある造形となっている。
「ペリドット」の特徴的なカプセル型の「エナジード」はクリアパーツとライムグリーンパーツで接続部を挟んで完成する。
フロントスカートはライムグリーンパーツで色分けされ、軸受けをポーチ型のパーツで挟み込む。サイドスカートは軸パーツに「エナジード」を付けていく。
リアスカートは素体腰部に接続するパーツを組み立て、スカートパーツを合わせていく。
次は前腕ハードポイントに装着している注射器型の「インジェクター」も、ライムグリーンのパーツをクリアパーツで被せることで注射器らしい造形となる。
そして、医療メスを彷彿とさせる2本のソード「スカルペル」は刃パーツを挟み込むシンプルな構造で、連結パーツを使用することで両刃のダブルエッジモードにすることができる。
ここから素体にナースアーマーを装着していくことで「ペリドット」が完成する。
「ペリドット」が完成したところで、次は各部可動やアクションポーズなどを紹介していく。
(C) KOTOBUKIYA
※画像は試作品です。実際の商品とは多少異なる場合がございます。