レビュー
【ゾイド】「RMZ-002 ジェノザウラー」レビュー
2025年3月4日 00:00
柔軟な可動、エフェクトパーツで凶暴な「ジェノザウラー」を表現
「RMZ-002 ジェノザウラー」は組んだだけでパッケージのイメージに近い色分けがされ、迫力ある造形に圧倒される。
1/100スケールだが、全長約300mmで見ごたえのあるサイズで差し色などでより立体感が感じられるものとなっている。巨大な背中のロングレンジパルスレーザーライフルや足元の武骨さや鋭いハイパーキラークローとインパクト抜群の存在感を放つ。
本稿では量産機仕様で撮影している。
可動ギミックとしてコックピットハッチの開閉やハイパーキラークローの可動に加え、荷電粒子砲を発射する際のフィンやアンカー展開を備えている。
また、頭部のレーザーガン、口内の砲身も組み換えで簡単に付け替えることができる。
可動範囲に関しても広く、様々な姿勢を取ることができる。特にポージングでは頭の位置を変えることで、仕草や動きの表現が変わってくる。頭部を高い位置にすると、周囲の警戒や威嚇といった視野の広い動きが自然に決まる。そして、両脚部を軸に胴体を倒し、頭を低い位置にすると獰猛さや攻撃態勢といった勢いが感じられるものとなる。
そして、胴体はもとより尻尾の可動も広く、尻尾での攻撃を表現する時の全体重を乗せるような重々しさ、そして力が伝わっていくしなやかさが合わさり、動きがより洗練されている印象を受けた。
そして、各エフェクトパーツにより戦闘の臨場感や兵器的な迫力が増し、“自分の手で動かすゾイド”としての楽しさが感じられた。
そして、ジオラマと別売りの「RMZ-001 ブレードライガー」を並べれば「ゾイドバトルストーリー」のワンシーンをイメージしたディスプレイができる。ムービングキットでは難しかった関節の動きも「リアライズモデル」の各部可動でポージングが取りやすいので、ジオラマ遊びも捗る。
以上、「RMZ-002 ジェノザウラー」レビューをお送りしてきた。
1/100アクションプラキットシリーズ「リアライズモデル」で表現された「ジェノザウラー」は造形の緻密さはもちろん、可動域の広さで様々なポージングが楽しめる。特に尻尾と胴体の可動箇所によって、想像力が膨らみ「恐竜がどんな動きをしていたのか?」とポージングを考えるのが楽しい。
そして、荷電粒子砲の発射姿勢も再現でき、「ジェノザウラー」の強さをポージングで表現できるのも魅力だ。
「リアライズモデル」シリーズでは様々なゾイドの展開が予定され、どんなゾイドが登場するのか楽しみだ。
(C) TOMY
(C)ShoPro