レビュー
【ゾイド】「アダマスマキナ AMZ-01 バーサークフューラー」レビュー
解き放たれる野生、合金による重厚感と圧倒的ボリュームで竜鬼が目覚める
2025年5月8日 00:00
- 【アダマスマキナ AMZ-01 バーサークフューラー】
- 開発・発売元:タカラトミー
- 4月26日 発売
- 価格:44,000円
- ジャンル:完成品合金モデル
- サイズ:全長約350mm
タカラトミーのハイターゲット向けホビーレーベル「T-SPARK(ティースパーク)」で展開されている完成品合金モデルシリーズ「鋼鉄機神/アダマスマキナ」で「AMZ-01 バーサークフューラー」が4月26日に発売した。
「鋼鉄機神/アダマスマキナ」はタカラトミーのロボット・メカコンテンツのカッコよさを新たな解釈を交えた合金モデル。ハイエンドモデルの立体物で合金を使用した重量感、各キャラクターの魅力を引き出す可動機構やデザインアレンジが施されている。
2025年2月に「トランスフォーマー」シリーズより「AMT-01 ロディマス」が発売された。
そして、「ゾイド」シリーズ第1弾として「バーサークフューラー」が立体化。「ゾイドバトルストーリー」やアニメ「ゾイド新世紀スラッシュゼロ」にてライオン型ゾイド「ライガーゼロ」のライバル機として登場し、その圧倒的戦闘能力を発揮した。
ティラノサウルス型ゾイドが持つ威圧感とカッコよさ、シャープな装甲、特徴的な背中の万能装備「バスタークロー」、そしてすべてを薙ぎ払う「荷電粒子砲」と格闘、射撃をこなす高水準の戦闘能力とライバル機にふさわしい力を秘めている。
さらに、金属生命体の「ゾイド」ならではの設定として、兵器化される前には野生体があり、機械による強化、闘争本能を秘めた狂化による開発経緯も刺激的な魅力にあふれている。
「鋼鉄機神/アダマスマキナ」では武装化された「バーサークフューラー」はもちろん、装甲を外した素体状態、そして新たに野生体の姿を立体化。3パターンの「バーサークフューラー」が楽しめる。
今回は「アダマスマキナ AMZ-01 バーサークフューラー」の魅力を紹介していく。
超大型パッケージに詰まった大ボリュームのパーツたち
まずはパッケージを見ていこう。
パッケージから圧巻のサイズで横幅約52cm、縦幅約33cm、厚み約21cmとなっている。表紙デザインのカッコよさ、裏面のポーズなども大きく印字され、ワクワクが止まらない。
内容物も大ボリューム。本商品の中核となる可動フレームをはじめ、アーマーパーツ一式、素体アーマー一式、野生体アーマー一式、専用ディスプレイにハンガーフレーム、取扱説明書が封入されている。
本体を見ていく前の準備として、発光ギミック用の電池を入れる。電池はボタン電池(LR1120)を使用し、頭部に入れる。入れる際はドライバーで留め具を外す必要がある。
また、胸の部分にはゾイドの中核となるゾイドコアがあり、パーツを取り外すことで内部を見ることもできる。
準備ができたところ、「バーサークフューラー」の各状態を見ていこう。
(C) TOMY