特別企画

食玩「Gフレーム」を“金属色”で塗装してディテールアップ!

墨入れをしてメリハリを出すことで、重厚感を生み出す!

 このGフレームシリーズはディテールが細かく、塗装しなくてもかっこいい仕上がりとなっています。しかしやはり小さいため、せっかくのモールドがつぶれて見えてしまい、どこかのっぺりとした印象があります。

 この問題を解消するために先ほどフレームの塗装に使用した焼鉄色で墨入れと部分塗装をしていきます。細い筆を使い様々な場所に焼鉄色を入れていきます。今回はアーマー全体に塗装を行いましたがその中で何か所かピックアップして紹介していきましょう。

【シールドに墨入れ】
構えた際に一番前面に来るシールドは特に細かく色を入れてみました

 シールドは構えた際に一番前面に来る部分のため目を引きやすい部分となります。薄く希釈した塗料を溝になっている部分や段位なっている箇所に流し込んでいきます。これだけで雰囲気ががらりと変わってきますね。

【スカート部分もしっかり線を入れる】
構えた際に一番前面に来るシールドは特に細かく色を入れてみました

 スカート部分はディテールの密度が高く墨入れの効果がより分かりやすい箇所になります。これまではっきりと見えていない事でツルっとしていたように見えるスカートも情報量が増えて重量感が増して見えます。

【頭部はメリハリを強く】
フィギュアの主役はやはり顔です、しっかり線を際立てていきましょう

 ヘッドパーツもそのままでは顔の造形がはっきり見えないため墨入れと部分塗装をしてきます。これによりイケメンフェイスがはっきりと分かる様になります。

【足裏も手を抜かない!】
足裏もしっかり線を入れていきます

 足裏は素立ちの姿で見えることはありませんがポージングによって見えた際に単色ではカッコ悪いのでしっかりと塗り分けをしていきます。バーニア部も塗装していくことでリアルさが増してきます。

【太ももは中央にも塗り分けを】
金属色が映えるのではないか、ということで太もも中央に金属色を入れます

 太もも部は大きな凸部と溝があるため、色を塗り分けています。これによりフレームが露出しているかのようになりより金属感が増すのではないでしょうか。