特別企画

【魂ネイション撮り下ろし】「ULTRAMAN」の清水氏が挑むアイアンマン! 「TECH-ON AVENGERS」始動!

2021年発売予定

価格未定

 東京秋葉原のTAMASHII NATIONS TOKYOは6月4日に展示内容を更新し、最新アイテムを多く出展した。その目玉の1つが「S.H.Figuarts アイアンマン(TECH-ON AVENGERS)」だ。2021年発売予定で、価格未定。

「S.H.Figuarts アイアンマン(TECH-ON AVENGERS)」

 「TECH-ON AVENGERS」はマーベルコミックスと「S.H.Figuarts」で展開する新たなアベンジャーズのストーリー。ヒーローデザインをコミック「ULTRAMAN」や「鉄のラインバレル」を手がける清水栄一氏が担当している。

 「TECH-ON AVENGERS」は、サノスのインフィニティ・ストーンを破壊した後の物語。ヴィランの1人・レッドスカルは宇宙に飛び散ったインフィニティ・ストーンの粒子で力を得、地球全体のヒーローのパワーを無力化してしまう。ヒーローたちはアイアンマンことトニー・スタークの開発したパワードスーツをまとってヴィランに立ち向かう……。

 このトニーがデザインした新たなヒーローアーマーの姿を、清水氏がデザインするというわけだ。マーベルコミックスとBANDAI SPIRITSのコラボレーションプロジェクトとして、ワールドワイドで展開していく。そしてフィギュア第一弾が「S.H.Figuarts アイアンマン(TECH-ON AVENGERS)」となる。METAL BUILD等のノウハウを取り入れアクション性を重視したフィギュアとなるという。背中の大きなユニットは取り外し可能。「DH-10モード」というエネルギーを一気に放出する最大パワーモードがギミックのウリになる。

細い目のスリットなど清水氏と下口智裕氏のコミック「ULTRAMAN」の作風を感じる
「アイアンマン」のコミック版を思わせる色分けに、映画のアイアンマンを思わせる装甲分割
右手には大きな武器。銃のようにも、剣にも見える
背中のユニットの存在感が大きい

 展示されたフィギュアはこれまでの映画版「アイアンマン」を思わせるシルエットながら、可動を考えた装甲分割、細身のマスク、効果的な金の差し色など、清水氏のデザインの要素や、フィギュアとしての遊びやすさも考えているようなデザインだと感じた。

 右腕には大きな武器、ヒザ部分はスライドしてミサイルが見える。そしてやはり注目は背中のユニットだろう。分離はもちろん変形ギミックもありそう。触って動かしたいと思わせるフィギュアだ。

【今後の展開】
今後、「TECH-ON AVENGERS」はシリーズとして展開していく