特別企画

「シャドバ」のリアルTCG「Shadowverse EVOLVE」、ついにルールや大会情報が明らかに

4月28日発売。ブースターパック第1弾の価格は385円に

【Shadowverse EVOLVE】

4月28日 発売予定

価格:
スターターデッキ6種類:各1,650円(税込)
ブースターパック第1弾:385円(税込)

 ブシロードとCygamesは1月6日、東京・秋葉原のUDXシアターで新作カードゲーム「Shadowverse EVOLVE」(シャドウバース エボルヴ)の発表会を開催した。「Shadowverse EVOLVE」は4月28日発売予定で、価格はスターターデッキ6種類が各1,650円(税込)、ブースターパック第1弾が385円(税込)。

 「Shadowverse」は、2016年6月にCygamesから公開されたDCG(デジタルカードゲーム)。2022年時点で日本語を含む9カ国語版がリリースされており、累計ダウンロード数は2,500万を超えている。2021年12月には賞金総額2億8,000万円の世界大会が開催されるなど、eスポーツタイトルとしても有名だ。

 「Shadowverse EVOLVE」とは、Cygamesとブシロードが共同で展開するTCGで、「Shadowverse」をリアルカード化したものである。企画・開発はCygamesが担当し、製造・販売・運営をブシロードが担当。それぞれが得意とする分野でタッグを組んだ形だ。

 「Shadowverse EVOLVE」を開発しているという情報は、2021年12月に開催された世界大会「Shadowverse World Grand Prix 2021」の決勝トーナメント「GRAND FINALS」で初めて公開されたが、今回その詳細がようやく明らかになった。

【Shadowverse EVOLVEのゲーム情報】
発表会にはCygames専務取締役 Shadowverse/Shadowverse EVOLVEプロデューサーの木村唯人氏、ブシロード代表取締役会長 ブシロードTCGプロジェクト総責任者の木谷高明氏、節ロード Shadowverse EVOLVE 商品・イベントプロデューサー河津博志氏、司会のバロン山崎氏のほか、ゲストとして、霜降り明星の二人とアリサ役の優木かなさん、Cygames専属キャスターの友田一貴氏が参加した

40枚以上50枚以下のデッキと最大10枚のエボルヴデッキを使う

 発表会では、最初にゲーム情報が公開された。「Shadowverse EVOLVE」の基本ルールは、「Shadowverse」とほぼ同じだ。選んだリーダーの「クラス」(使用できるカードの種類などがそれぞれで異なる)でデッキを用意し、対戦相手とバトルする。各ターンごとにPP(プレイポイント)を使って「フォロワー」「スペル」「アミュレット」のカードをプレイし、相手のリーダーの体力を0にすれば勝利となる。

 「Shadowverse」では、クラスによって使えるカードが異なるが、「Shadowverse EVOLVE」でも同じクラス制が採用されている。ただし、「Shadowverse」と「Shadowverse EVOLVE」では、用意されているクラスに若干の違いがある。

「Shadowverse EVOLVE」のベースとなっているのが、Cygamesの人気DCG「Shadowverse」である
「Shadowverse EVOLVE」の企画・開発はCygamesが担当し、製造・販売・運営をブシロードが担当する
「Shadowverse EVOLVE」のキービジュアル。7人のリーダーが勢揃いしている
「Shadowverse EVOLVE」の基本ルールは、「Shadowverse」とほぼ同じだ。選んだリーダーの「クラス」でデッキを用意し、対戦相手とバトルする。PPを使って「フォロワー」「スペル」「アミュレット」をプレイし、相手のリーダーの体力を0にすれば勝利となる

 「Shadowverse」で用意されているのは、「エルフ」「ロイヤル」「ウイッチ」「ドラゴン」「ビショップ」「ネクロマンサー」「ヴァンパイア」「ネメシス」の8つのクラスと「ニュートラル」。一方「Shadowverse EVOLVE」では、「ネメシス」がなくなり、「ネクロマンサー」と「ヴァンパイア」を統合した「ナイトメア」が登場。「ニュートラル」とあわせて、全部で7クラスとなる。

 「ネメシス」がなくなった理由について木村氏は、「ネメシス」の「共鳴システム」がTCGだと実現が難しいことや、エーテルがないため、カード資産を増やすのが大変だということを挙げた。ただし、クラスとしての「ネメシス」は存在しないが、ネメシスのカードが他のクラスで登場する可能性はあるとのこと。

「Shadowverse EVOLVE」のクラス。「エルフ」「ロイヤル」「ウイッチ」「ドラゴン」「ビショップ」の5つのクラスと「ニュートラル」が利用できる
さらに、「Shadowverse EVOLVE」のオリジナルクラスとして、「ネクロマンサー」と「ヴァンパイア」を統合した「ナイトメア」が登場。全部で7クラスとなる

 さらに「Shadowverse EVOLVE」では、「Shadowverse」にはなかった2つのシステムが追加されている。一つ目が、「エボルヴ」である。「デュエル・マスターズ」などでの「進化」に相当するが、特定のフォロワーのみ可能で、コストを支払うことでエボルヴデッキから進化後のエボルヴフォロワーを探してフォロワーの上に置いて進化できることが特徴だ。

 つまり、進化元はあるが、進化先のカードが手札になくて進化できないというストレスがなくなるシステムとなる。「ヴァンガード」のライドデッキにも似ている。会場ではエボルヴが可能なフォロワーの一例として「フローラルフェンサー」が公開され、1コスト払ってエボルヴすることで、スタッツが3/3から4/4に上がり、同時に「スティールナイト」(2/2)のトークン1体と「ナイト」(1/1)のトークン1体を出すという強力なフォロワーとなっていた。

 もともと、「Shadowverse」にも進化という仕組みはあるが、進化できる回数や進化可能になるターン数などに制限がある。このあたりが「Shadowverse EVOLVE」でどうなっているのかは、今回は明らかにはされなかった。

「Shadowverse EVOLVE」の新システム「エボルヴ」。いわゆる進化だが、特定のフォロワーのみ可能で、コストを支払うことでエボルヴデッキから進化後のエボルヴフォロワーを探してフォロワーの上に置いて進化できる
左が、フォロワーの「フローラルフェンサー」。スタッツは3/3だ。テキスト欄に「E:1」とあるのは、1コスト払ってエボルヴできるということを示している。右が、エボルヴフォロワーの「フローラルフェンサー」。スタッツが4/4に上がり、進化時に「スティールナイト」(2/2)のトークン1体と「ナイト」(1/1)のトークン1体を出す

 もう一つの新システムが「クイック」である。これは相手のターン中でも特定のタイミングでコストを支払えばプレイできるというもので、「マジック:ザ・ギャザリング」でいうインスタントや、「バトルスピリッツ」でいうフラッシュに近い概念だ。

 DCGでは、相手ターン中に能動的に動くことはできないことが多いが、「Shadowverse EVOLVE」ではクイックが採用されたことで、より奥深い駆け引きが可能になる。クイックがあることで、いわゆるリーサル(相手を倒し切るプレイ)が確定しない場合も出てくるわけだ。

もう一つの新システムが「クイック」である。これは相手のターン中でも特定のタイミングでコストを支払えばプレイできるというもので、「マジック:ザ・ギャザリング」でいうインスタントに相当する。DCGでは、相手ターン中に能動的に動くことはできないことが多いが、「Shadowverse EVOLVE」では、クイックが採用されたことで、より奥深い駆け引きが可能になる
クイックを持つスペルカード「エンジェルスナイプ」。1コスト払うことで、相手のターン中でも、相手のフォロワー1体に2ダメージを与えることができる

 デッキ枚数はメインデッキが40枚以上50枚以下、エボルヴデッキが最大10枚であり、どちらも同名カードは3枚まで入れることができる。また、エボルヴデッキに入れるエボルヴフォロワーも、裏面のデザインや色などは通常カードと同じとのことだ。

 また、対戦時に便利なスマホアプリも紹介された。このアプリは、体力やPPの管理などが可能で、メモやライフカウンターなどが不要になる。リーダーが台詞をしゃべるエモート機能の実装も予定されており、「お願いします」や「ありがとうございました」など、自分が声を出さずともコミュニケーションやバトルが楽しめるようになる。

 また、リーダーカードを読み込み、表示されるリーダーを変更できる機能もある。「銀鍵のアルカディアトライブ」のように対戦にスマホアプリが必須というわけではないが、「Shadowverse EVOLVE」をプレイするなら、是非インストールしておきたいアプリだ。

リーダーカードはデッキとは別に用意し、選択したリーダーによって使用可能な「クラス」のカードが決まる。リーダーカードも追加予定で、リーダースキンとして使えるアプリも開発中
開発中のカードゲーム連動アプリ。体力やPPの管理などが可能で、「Shadowverse EVOLVE」をより便利に遊べる。また、エモート機能の実装も予定されており、声を出さずにコミュニケーションやバトルが楽しめる
また、リーダーカードを読み込み、表示されるリーダーを変更できる機能もある

スターターデッキ6種とブースターパック第1弾が4月28日に発売

 続いて、「Shadowverse EVOLVE」の商品情報が発表された。まず、2022年4月28日にスターターデッキ6種類(エルフ、ロイヤル、ウイッチ、ドラゴン、ナイトメア、ビショップ)が一挙にリリースされる。40枚のデッキと10枚のエボルヴデッキ、リーダーカード1枚で構成されており、購入すればすぐに「Shadowverse EVOLVE」でのバトルを楽しめる。発表会では価格は公開されなかったが、その後の取材で1,650円(税込)と正式に明かされた。

 同時に、ブースターパック第1弾「創生の夜明け」も発売される。価格は385円(税込)。1パックにはトークンを含めて8枚のカードが入っている。第1弾の収録数は、180種類+パラレル(加工違いなど)とかなり多い。レアリティ内訳は、レジェンド(LG)が22種類、ゴールドレア(GR)が37種類、シルバーレア(SR)が57種類、ブロンズレア(BR)が64種類となる。

 また、6月にはブースターパック第2弾を発売予定で、今後も2カ月に1回のペースで商品を出して行きたいとのことだ。

【Shadowverse EVOLVEの商品情報】
続いて、ブシロードのShadowverse EVOLVE 商品・イベントプロデューサー河津博志氏が、商品情報を公開した
まず、4月28日にスターターデッキ6種類がリリースされる
対象期間中にスターターデッキを予約するとPRカード2種類から1枚をランダムでプレゼントされるキャンペーンが行われる
ブースターパック第1弾「創生の夜明け」も4月28日に発売される。「Shadowverse」のクラシックカードパックやベーシックカードなど、初期のカードを中心に収録されている
「創生の夜明け」の商品仕様。180種類+パラレル(加工違いなど)と収録数はかなり多い。レアリティ内訳は、レジェンド(LG)が22種類、ゴールドレア(GR)が37種類、シルバーレア(SR)が57種類、ブロンズレア(BR)が64種類となる。1パックにはトークンも含めて8枚のカードが入っている
2022年のラインナップ予定。6月にはブースターパック第2弾を発売予定で、2ヶ月に1回のペースで商品を出して行きたいとのこと

体験会や初心者講習会、公認ショップ大会、公式イベントが次々開催

 続いて、大会やイベントに関する情報が公開された。まず、発売前のβテスト(体験会)が1月21日~2月9日までの第1回と、2月19日~3月13日までの第2回の2回に分けて行なわれる。

 会場は第1回が全国20店舗、第2回が全国40店舗であり、第1回の抽選申し込みは1月7日に開始される。続いて、発売前後の3月25日~5月8日まで、全国200店舗で「全国初心者講習会」が開催される。全国200店舗というのはかなり多いが、ブシロードは「Reバース」において全国400店舗以上で600回の講習会を実施した実績があり、そのノウハウが存分に活かされると思われる。

続いて、「Shadowverse EVOLVE」の大会・イベント情報が紹介された
まず、発売前のβテスト(体験会)が1月21日~2月9日までの第1回と、2月19日~3月13日までの第2回の2回に分けて行われる。会場は第1回が全国20店舗、第2回が全国40店舗であり、第1回の抽選申し込みは1月7日に開始される
さらに、発売前後の3月25日~5月8日まで、全国200店舗で「全国初心者講習会」が開催される

 TCGはDCGとは違って、友達と一緒に始めるか、ショップ大会などが実施されないと、対戦機会が少なくなって、モチベーションが上がりにくい。「Shadowverse EVOLVE」は、TCGで長年の実績を持つブシロードが運営するだけあり、そのあたりも万全だ。発売直後の4月30日から、公認ショップ大会が開催される予定で、さらに2022年秋には全国6カ所で公式イベントの開催が決定している。

 このほか発表会では、ルナ役の小倉唯さんのサイン色紙などが当たるTwitter公式アカウントのフォロー&RTキャンペーンなどが紹介された。

 「Shadowverse」は先日開催された世界大会の優勝者に1億5,000万円という賞金が授与されたことでも話題を集めている。「Shadowverse EVOLVE」でも今後、賞金制大会が開催される予定はないか訊いたところ、「賞金制大会については現在検討中である」とのコメントをもらった。

 紙のTCGの元祖である「マジック:ザ・ギャザリング」では、賞金制大会が多く開催されており、プロプレーヤーも多数存在している。「Shadowverse EVOLVE」においてもそうした舞台が用意される可能性がありそうだ。「Shadowverse EVOLVE」の「EVOLVE」は進化するという意味だが、その通り、「Shadowverse」の良さを活かし、さらに進化したTCGとなることを期待したい。

公認ショップ大会も、発売直後の4月30日より開始される
さらに2022年秋には全国6箇所で公式イベントの開催が決定している
2022年上半期のイベントスケジュールのまとめ
最後にキャンペーン情報が紹介された
Twitterの公式アカウントキャンペーンとして、1月6日までフォロー&RTキャンペーンが開催。抽選で5名にルナ役の小倉唯さんのサイン色紙がプレゼントされる
さらに、1月13日までに公式アカウントをフォロー&対象の各ツイートをRTすることで、抽選で各5名に、アリサ役の優木かなさん、エリカ役の石上静香さん、イザベル役の佐倉薫さんのサイン色紙がプレゼントされる