特別企画

「トミカ新車インプレッション」2月は新型「日産 フェアレディZ」&「光岡 バディ」登場!

通常と初回でリアのデザインも違う!?「No.59 日産 フェアレディZ」

 さて、続いて紹介するのは通常仕様の「No.59 日産 フェアレディZ」だ。初回特別仕様はその名の通り、いわば初回限定生産モデルというわけで、これからの通常ラインナップとして加わるのがこのシルバーのモデルとなる。

 新型フェアレディZのイメージカラーが“イカズチイエロー”なだけに、今回のラインナップは初回特別仕様の方が断然注目度が高いと考えられるが、通常仕様のモデルも負けてはいない。新型フェアレディZのまた違ったクールな表情と魅力が表現されたものとなっている。

 余談にはなるが、「東京オートサロン2022」で披露されたのがイエロー(Proto Spec)とブルー(基準車)だっただけに、通常仕様はブルーの方を期待していた人も多いのではないだろうか。

 1月14日に実施された「新型フェアレディZ トークイベント」では、新型フェアレディZの開発者である、日産自動車のチーフプロダクトスペシャリスト・田村宏志氏が登壇。トークイベントの終盤で、田村氏が特注してもらったという「ブルー」のトミカ「フェアレディZ」を自慢げに披露する場面もあった。「まだまだ売らないんですけど」とのことだが、こちらのカラーモデルの発売にもぜひとも期待したいところだ。

【【中継】新型フェアレディZ トークイベント】
ブルーのトミカ「日産 フェアレディZ」については、31:40あたりで紹介されている
【パッケージ(箱)】
こちらは「No.59 日産 フェアレディZ」通常仕様の箱
当然だが“初回特別仕様”の文字はない

 おそらく実車のカラーバリエーションにも採用されるであろうシルバーだが、執筆現在、日産自動車が公式発表しているボディカラーは先述した“イカズチイエロー”とブルーだけなので、シルバーカラーの新型フェアレディZをいち早くチェックできる機会ともいえる。

 また、暖色系のイエローから、寒色系のシルバーにボディカラーが変わったことで、車体の印象はクールなものに。パール塗装のシルバーとブラックのコントラストにより、初回特別仕様で感じた優美さというよりは質実剛健さを感じさせるものとなっている。

 ボディサイドに入れられたキャラクターラインが際立っていることもあり、エクステリアデザインのアウトラインがより鮮明に捉えられる。個人的な感想としては、こちらの通常仕様の方が“カッコいいZだな”と感じさせてくれる仕上がりだった。

【「No.59 日産 フェアレディZ」通常仕様】
通常仕様。シルバーカラーのモデルだ
シルバーとブラックの2トーンもカッコいい
フロント。ボディカラーの影響でエンブレムはあまり目立たない
サイド。ドア中央からフロントへと延びるキャラクターラインがはっきり見える
リア。全体的にシャープな印象となっている
1/57スケールでの再現。シャーシ部分に違いはない
【トミカ 注目ポイント】
ホイール形状、ヘッドライトの仕様にも変更はない
パール塗装で仕上げられたシルバーカラー
ドア下のサイドステップは塗装で表現
ダッシュボードにステアリングも再現されている
リアには「フェアレディZ」のエンブレムが……。何やら位置が違うぞ! しかもリアスポイラーもある!

 今回のトミカ「No.59 日産 フェアレディZ」で注目すべきところは、リアスポイラーのタイプが通常仕様と初回特別仕様とで異なる点だ。

 確かに過去の通常トミカシリーズにも、例えば「No.37 ミニ ジョン・クーパー・ワークス」(現在は生産終了)といった、通常仕様と初回特別仕様とでボディタイプが異なるものが販売されたこともあった。ただ、こうしたケースは稀で、基本的にはカラー違いが発売されることの方が圧倒的に多い。そうした中で、今回のトミカ「日産 フェアレディZ」では、2種類のボディタイプが立体化されているということになる。

 具体的には、リアスポイラーなしのものが初回特別仕様、その一方、リアスポイラーありのものが通常仕様となる。リアスポイラーあり/なしという点だけでなく、これに関連して「フェアレディZ」のエンブレムの位置も異なる。トミカ公式サイトに掲載されているサンプル画像でも、よく見るとこの点を確認できるので、もうすでに気づいていた方もいるのではないだろうか。

 こうなってしまうと初回特別仕様と通常仕様のどちらもゲットしたくなるのは必然だが、トミカファン、そして「Z」ファンの心を刺激する贅沢な仕様といえる。

【通常と初回でリアのデザインが違う!?】
左が通常仕様、右が初回特別仕様。「フェアレディZ」のエンブレムの位置が異なる
リアスポイラーあり/なし、というレアケース
リアから見たときの印象も異なるものに
フロント部分には違いはないようだ

 ちなみに、トミカシリーズでは「フェアレディZ」各世代・各種モデルが何度も登場、発売されている。そこはさすが日本を代表するスポーツカー。トミカをコレクションしている人であれば、トミカだけで「フェアレディZ」ファミリーを結集させることもできるだろう。

 新型フェアレディZは、歴代の「Z」のオマージュを随所に盛り込んだエクステリアデザインということで、先代「フェアレディZ」のトミカと一緒に並べてみて、そのデザインのルーツを確認してみるのも面白いかもしれない。

 現在入手可能なトミカとしては、大人向けトミカブランド「トミカプレミアム」より「09 日産 フェアレディZ」が販売されている。確かにノーマル仕様とは異なる初代S30型ではあるが、50年以上もの歴史を有する「フェアレディZ」の変わらぬカッコよさ、そしてトミカによる再現度の高さを改めて感じられるはずだ。

トミカプレミアム「09 日産 フェアレディZ」。あの“悪魔のZ”を彷彿とさせるが、このモデルは初代S30型だ
新型フェアレディZのヘッドライトにある2つの半円のデザインは、1970年代に販売された「240ZG」をイメージしたものだが、そのティアドロップ形状は初代からのオマージュだとわかる
サイドシルエットを見比べてみる
S30型がもつ特徴的なサイドシルエットが表現されているのが、トミカでも確認できる