特別企画

トミカ新車インプレッション 12月は「ホンダ シビック TYPE R」&「ランボルギーニ エッセンサ SCV12」が登場!

世界に40台のみ!サーキット専用「ランボルギーニ エッセンサ SCV12」

トミカプレミアム【07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12(Lamborghini Essenza SCV12)】

  • 価格:1,045円(税込)
  • スケール:1/70
  • ギミック:なし

 6.5リッターの縦置きV12ミッドシップエンジンが発生するパワーは830馬力。一般の道は走れないサーキット専用ハイパーカー、それがランボルギーニの「エッセンサ SCV12」です。エッセンサは“エッセンス(本質、真髄などの意)”、SCは“スクアドラ・コルセ(ランボルギーニのモータースポーツ部門)”、V12は“V12エンジン”のことを意味します。一般道を走れないパワフルでピュアなサーキット専用車両を表現する名前が付けられた特別なクルマです。

 表立って正式な価格情報は表示されないものの、一説には車両価格2650万ユーロ(3億円以上!)という驚異の価格はサーキット専用車両で特別すぎるオーナーズプログラムも考慮すれば納得できるかもしれません。まさにランボルギーニ・スクアドラ・コルセを代表するハイパーカーと言えます。トミカプレミアムでモデル化されたエッセンサ SCV12は形状をはじめ、カラーリングも実車の特徴をよくとらえておりぜひコレクションに加えたい一台となっています。

【07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12】
とてつもなく希少なハイパーカー!

 エッセンサ SCV12は並みいるGT3マシンよりもハイレベルの効率とダウンフォースを獲得し、ディスプレイを搭載したマルチファンクション・ステアリングは、F1マシンを彷彿とさせる形状をしています。カーボンで形作られたシートがライダーをしっかりと包み込み、快適性、安全性、安定性を獲得しています。

【07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12】
さらに延長されたリアセクションが大迫力

 それではトミカになった「ランボルギーニ エッセンサ SCV12」を見ていきましょう。ランボルギーニを象徴する全体に薄く平べったいボディはフロントからリアへなだらかな弧を描くように流れるボディラインを見せてくれます。フロント左右にはレーシングカーならではのカナードフィンがついているのがわかります。ウイングを備えたリアセクションは市販車からより薄く延ばされ、空力効率を極限まで高めています。今回のトミカではウイングの組み付けが必要です。

 ボディ全体は実車同様グリーンをベースでブラックの加飾でとても精悍な印象でトミカプレミアムならではの手の込んだカラーリングとなっています。各部に“Y”字が集合するアクセントデザインも表現され、ランボルギーニ社の操業開始年の1963年を意味する“63”もプリントで再現。ヘキサゴン形状のライトをフロント下部に備え、サーキット専用車ゆえ一般車的なヘッドライトは装備していません。ルーフにはこれまたヘキサゴン形状のエアインテークを備えています。

【07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12:パッケージング】
このトミカは組み立てが必要です
ウイング、マフラー、ディフューザーの順に組付けます
出来上がると超絶にカッコイイエッセンサがそこに!

 リアセクションのエンジンフードも立体的なフィン構造になっていて迫力があります。車体最後部は上下を究極的に絞り込まれていてカウルの奥にリアランプがあるのがわかります。リア下部からはレーシングカーならではのディフューザーが立ち上がり車体下部の空気を効率的にダウンフォースに代えます。リアウイングはステーが車体最後尾から立ち上がり、可能な限りの幅広のウイングが高効率であるとともに迫力満点です。

【07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12】
フロント:まさに走るためのクルマの顔つき!
サイド:ランボルギーニデザインの流麗なシルエット
リア:大きなウイングを備えたリアセクションが大迫力
底面:多数の清流フィンがならんで高性能なレーシングカーであることがわかる

 今回の「07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12」のホイールは実車のスポーク形状を再現しています。タイヤサイドのホワイトレターはありませんが雰囲気ばっちりです! 残念ながらその究極に低い車高からサスペンションアクションはありません。底面を見ると空気の流れを整える整流フィンが多数モールドされていてここを見るのも楽しいとおもいます。

【07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12:ディテール】
流れる空気さえも見えそうな流麗なシルエット
極限まで薄く平べったいボディが美しい
フロント左右にあるカナードと……
幅広なリアウイングで超強力なダウンフォースを感じさせる
実車のホイールを精密に表現
フロント株のヘキサンゴン形状のライトを印刷で表現
市販車的なヘッドライトはなく、Y字のアクセントが施されています
リア側にもY字が印刷で精密にプリントされています
きれいなメタリックグリーンの塗装
変わって激渋なリアのブラック塗装
ドアノブもモールドされています。跳ね上げてみたい!
ランボルギーニのエンブレムと1963年を意味する“63”がプリントされています

 限定40台のみ生産されるハイパーカー、“ランボルギーニ エッセンサ SCV12”がディーラーのショールームに展示されているのが目撃された!既に入手することすらかなわない世界限定40台のハイパーカーはその希少性も相まって人々の関心をさらっているよう。もし可能ならぜひドライブしてみたい一台なのはまちがいない!

【トミカで遊んでみた!】
エッセンサ SCV12登場を記念して日本で展示された
その姿はまさに神々しく見る者の目を離さない
シートに座るだけでもいいから一度乗ってみたい……
展示場にはサーキットを疾走するエッセンサ SCV12のイメージビデオが流されていた
きついRのコーナーでもぐわっと曲がっていく姿は圧巻!
シケインも高速を保って通過、その性能を魅せつける
夢の詰まった超希少なランボルギーニ。それがエッセンサ SCV12!

今回の2車種は2022年12月17日(土)発売予定!

 12月のトミカ新車「No.78 ホンダ シビック TYPE R」と「07 ランボルギーニ エッセンサ SCV12」はトミカの日にあたる第3土曜日の12月17日に発売予定となっています。

 なお、今回「トミカ No.40 ホンダ シビック TYPE R」「トミカ No.78 日産 GT-R NISMO 2020 モデル」「トミカ No.121 全地形対応車 レッドサラマンダー/エクストリームⅤ」と入れ替えとなります。特にNo.40 ホンダ シビック TYPE Rは実車と同じモデルチェンジとなり世代交代を実感できるトミカですから納車もれがあれば今のうちに見つけておくことをお勧めします!

【今回入れ替えとなるトミカ】
トミカ No.40 ホンダ シビック TYPE R
トミカ No.78 日産 GT-R NISMO 2020 モデル
トミカ No.121 全地形対応車 レッドサラマンダー/エクストリームⅤ

来月の注目トミカはこちら!

 次回2023年1月の新車ラインナップの中から筆者の目に留まったのは定番トミカ「No.39 ホンダ ステップワゴン」とトミカプレミアム「06 フェラーリ F50」です。今月に引き続き、ホンダの人気ワゴン車が登場!そしてトミカプレミアムはフェラーリF50!同シリーズの「06」の前回はテスタロッサでしたからフェラーリ同士で入れ替えとなりますね。どちらも初回版があってまたも争奪戦がすごいことになりそうですがどれも楽しいクルマですからぜひ納車してください!

【2023年1月登場予定のトミカ】
No.39 ホンダ ステップワゴン
06 フェラーリ F50