特別企画
トミカ新車インプレッション 12月は「ホンダ シビック TYPE R」&「ランボルギーニ エッセンサ SCV12」が登場!
2022年12月17日 09:00
2022-2023 JCOTY<パフォーマンス>受賞「No.78 ホンダ シビック TYPE R」!
【No.78 ホンダ シビック TYPE R】
- 価格:各550円(税込)
- スケール:1/64
- ギミック:サスペンション
トミカ発売直前の2022-2023 日本カー・オブ・ザ・イヤーの発表において「シビック e:HEV/シビック TYPE R」が<パフォーマンス>部門賞を受賞しました!総合でも2位のポジションに付き、1位となった軽(JCOTY史上初!)の日産 サクラ/三菱 eKクロス EVを除いて、一般車ではあのトヨタ クラウンを従えてトップの成績を収めたことになります。
シビックといえばFF(フロントエンジン・フロントドライブ)駆動形式を継承し続けるホンダの中核をなす車種です。“シビック(CIVIC)”という名の通り一般大衆向けに企画されている車種でありながら派生車種には今回の“TYPE R”ような磨き上げられた走行性能を持つものもあります。“シビック TYPE R”は1997年に初代EK9型が登場、2022年登場の今回のクルマが6代目FL5型になります。
先代となる5代目FK8型(2017-2021)がだいぶいかつい顔つきと派手なリアウイングで構成されるスタイリングだったのに対し、FL5型は幾分かマイルドな印象になった印象です。生産は約12年ぶりに日本で行われることとなり、搭載されるK20C型エンジンは熟成を重ね、2リッターDOHCターボで330馬力を発生。6速マニュアルは走りを楽しむドライバーに突き刺さる仕様となっています。
FL5型のボディは5ドアファストバックとなり乗車定員は4名と伝統を守り続けて日常でも使いやすく、その気になればサーキットも走れるレーシングカーとも言えます。イマドキのクルマということもあり最新型の安全運転支援システム“Honda SENSING”を搭載し、“Honda CONNECT”によってTYPE Rならではのデータロガーアプリも登場。サーキット走行において必要な水温や油温などの車両情報、タイヤの摩耗評価などのパフォーマンスデータも取得できます。
それではトミカになった「ホンダ シビック TYPE R」を見ていきましょう。カラーリングは通常版がホワイト、初回特別仕様版がカモフラ柄になっています。通常版のホワイトは実車の「チャンピオンシップホワイト」がモデルになっているようです。シビック TYPE Rといえばイメージカラーとしてこのホワイトが人気があります。そして、初回特別仕様のカモフラージュ柄は2021年にニュルブルクリンクに現れたテスト車両のカラーリングがモチーフとなっているようです。
このシビック TYPE Rのヘッドライトはクリアーパーツで再現され、透けて見えるディテールが角度を変えることで表情が変わるのが楽しいポイント。フロントのラジエーターグリル一帯はブラックアウトされ、細かなディテールを見せてくれます。リアコンビランプは塗装で表現されています。ホンダの“H”のエンブレムはTYPE Rの証でもある“赤バッジ”を印刷で再現、オーナーはこの赤バッジを誇りに思うはず!
初回特別仕様のカモフラ柄は立体感のあるテクスチャー塗装で表現されています。ニュルブルクリンクでのテスト車両はまだら模様に見えて、さらに歴代TYPE Rの線画がびっしり描かれていました。トミカサイズでこれを再現するのはとても難しかったと思われますがとても頑張って再現されていますのでお手元に届いたらたんまりと模様を眺めてみてください!
タイヤのホイールはトミカのスポーツカーに使われる使われるものですが、実車同様に真っ黒で表現されていてイメージどおりです。車体両サイドのエアロパーツはブラック、特徴的なリアの3本出しマフラーはシルバー塗装で表現されています。通常版のリアウイングはブラック、初回特別仕様版はカモフラ柄となっていてだいぶ凝っている印象です。アクションはサスペンションとなっています。
2021年末、首都高を走る謎の2台のシビック TYPE Rが目撃された。一台はイメージカラーになるであろうホワイト、もう一台はニュルブルクリンクを走っていたカモフラ柄のようだ。テストは順調に進んでいるように見える。
© TOMY