特別企画

トミカ歴代名車コレクション 006「マツダ コスモスポーツ」007「ブルーバード SSS クーペ」

“SSS”はブルーバードの代名詞「ブルーバード SSS クーペ」


    【ブルーバード SSS クーペ】
  • 発売日:2023年8月22日
  • 価格:1,999円(税込)
  • スケール:1/60(全長約68㎜)
  • アクション:左右ドア開閉・サスペンション
【ブルーバード SSS クーペ】
007「ブルーバード SSS クーペ」2023年8月22日発売
【トミカ歴代名車コレクション7号動画】

 3代目ダットサンブルーバードは1967年に発売されました。新規開発されたKP510型エンジンは直列4気筒OHCで1300ccのL13型と、SSS(スーパースポーツセダン)グレードに搭載される1600ccのL16型の2種類が用意され、2ドアのクーペタイプは翌年の1968年に登場しました。

 「スーパーソニックライン」と呼ばれる直線的で彫りの深いシャープなデザインはキュッと小型に絞り込まれた印象で斬新なスタイリングとして衝撃を与えました。当時の最新技術を投入しながら比較的廉価であり、ラリーで活躍するなどそのタフさも相まって人気となり北米市場で大ヒットした日本車となりました。

【ブルーバード SSS クーペ】
そのスタイルと走りで大人気!

 その廉価さで当時の学生に人気となり、さらに初代フェアレディZが発売されたこともあり日産(ダットサン)の北米での人気を不動のものにしました。1968年11月にはトヨタの“コロナハードトップ”に対抗する形で2ドアクーペが追加され、モデルライフは1967年から1972年の5年間となりました。

【ブルーバード SSS クーペ:パッケージング】

 それでは「ブルーバード SSS クーペ」のトミカ歴代名車コレクション版を見ていきましょう。特筆すべきなのはこの「ブルーバード SSS クーペ」がトミカのナンバリングとして“1”であることです。底面を確認すると、2009年製の再設計されたシャーシにもかかわらず“NO.1”が誇らしくモールドされていることからもこの車種が1970年に発売を開始したトミカ最初期の6台を代表する1台であることがわかります。

 スーパーソニックラインと呼ばれた各部がきゅっと引き締まった小気味よいボディシェイプがショート気味のフロントから2ドアのキャビン、なめらかにリアへと駆け抜けるクーペスタイルが手の上で感じられます。フロントのグリルとライトは横一文字で精悍な印象を与え、リアも細か塗り分けは無いもののこちらも横一文字でシャープです。リア側にあるCピラー根元にあるSSSのロゴが乗る部分も横溝のモールドがあり、実車のそれを再現しています。

【ブルーバード SSS クーペ】
フロント:横一文字に並ぶヘッドライトとグリルが特徴
サイド:2ドアクーペスタイルで小気味よさも感じます
リア:なだらかにすっきりしたリアセクション
底面:“NO.1”が誇らしい
アクション:左右ドア開閉
アクション:サスペンション

 ホイールはトミカ一般車向けの台形5穴でめずらしいホワイトカラー版です。そして歴代名車コレクションシリーズ共通のポイントは“クロームメッキ化”されているのですがこちらの車種はシルバーのシャーシとなっています。底面を見ると前後をつなぐ太いドライブシャフトがあることからFR(フロントエンジン・リアドライブ)レイアウトであることがわかります。

 このトミカのアクションは左右ドア開閉とサスペンションです。やはりドアが開閉できるトミカは格別の楽しさがあります。ドアを開けると車内がばっちり確認でき、ステアリングと共にダッシュボードが見えてきます。運転席から助手席へかけてほぼ垂直に立ったダッシュボードにはメーターホール等のモールドも見えて実車の雰囲気がばっちり再現されています。

【ブルーバード SSS クーペ:ディテールとアクション】
小気味よく端正なフロントマスク
2ドアクーペスタイルの3代目ブルーバード
2ドアとなったことでさらに軽快に走る印象!
丸目4灯のヘッドライト。左側には“SSS”が入るロゴのベースがあります
左右ドアが開閉できます!
ブラックの精悍な内装
ドアを開けたたたずまいがスケールを超えて実車感さえ感じられます

トミカの世界で遊んでみよう!

 トミカタウンやトミカワールドは手軽にトミカが走る情景を作り出すことができるシリーズです。

 毎月発売されるトミカや歴代名車コレクションと組み合わせて自分だけの特別な情景や街をつくってみましょう!

【トミカタウンで遊んでみた!】
街を走るコスモスポーツ!ロータリーサウンドが轟く!
こちらも街を走るブルーバードSSSクーペ!小気味よい走りが楽しい!
なんと両車同時に踏切に差し掛かりました。あれゴーイチマルじゃん!?クーペかな?
うわっ!コスモスポーツ!?お互いクルマに詳しいもの同士テンションが上がります
踏切でゆっくりすれ違う両車。お互いいいクルマ乗ってるね!

次のラインナップはこちら!

 2023年9月発売予定のラインナップは008「三菱 ランサーエボリューション IV」と009「トヨタ クラウン パトロールカー」です。ランサーエボリューション……通称“ランエボ”は三菱自動車をラリーカーで一躍有名にしたクルマです。クラウンのパトカーはまさに日本のパトロールカーといえばこのクルマベースのものが多い印象ではないでしょうか。トミカでパトカーはとても人気のある種類です!

【2023年8月発売予定のトミカ歴代名車コレクション】
008「三菱 ランサーエボリューション IV」2023年9月5日発売
009「トヨタ クラウン パトロールカー」2023年9月19日発売