特別企画

最強シスたちがここに集結!「スター・ウォーズ FANTAISIE VIGNETTE」【ガチャ撮り下ろし】

劇中のイメージをリアルな姿で再現

【スター・ウォーズ FANTAISIE VIGNETTE】
開発・発売元:タカラトミーアーツ
発売日:2025年3月下旬
価格:1回500円
サイズ:約50~65mm

 タカラトミーアーツより、3月下旬より発売が開始されるガチャの「スター・ウォーズ FANTAISIE VIGNETTE」。こちらは、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する悪役側のキャラクターである、ダース・シディアスとダース・モール、ダース・ベイダーがピックアップされている。

 同社の展開している「FANTAISIE VIGNETTE」シリーズは、劇中のイメージをダイナミックに表現することを目指して作られているが、今回ラインナップされている3人のキャラクターともオリジナルのイメージを損なうことなく、カプセル商品の枠を超えるような高いクオリティに仕上げられている。

ダース・モール

 「スター・ウォーズ」といえば、ルーク・スカイウォーカーに代表されるジェダイが有名だが、それと相対する敵役として登場するのがシスだ。歴代に存在するジェダイの数も多いのだが、実はそれに匹敵するレベルでシスの人数も多い。今回の「スター・ウォーズ FANTAISIE VIGNETTE」で取り上げられているのは、その歴代シスの中でも特に有名な主に旧共和国時代から帝国時代に登場したキャラクターたちである。

 ……と前置きが長くなってしまったが、この「ダース・モール」は「エピソード1/ファントム・メナス」で初登場したキャラクターだ。歌舞伎の隈取と鬼を融合させたようなビジュアルと、ダブル=ブレード・ライトセーバーを振り回しながらジェダイと対峙するシーンがカッコよすぎて、強烈なインパクトを残したシスである。今回のガチャでも、その勇姿がしっかり再現されている印象だ。

ダブル=ブレード・ライトセーバーの残像も造形されている
腰のあたりにも赤いエフェクトが付けられている
衣装のシワなど細部もしっかり作りこまれている
3人のシスの中では一番全長が長い

 こちらのダース・モールで、もっとも注目したいポイントはやはり顔の再現度だろう。赤い顔と縁取り、頭に生えた複数のツノ、そして赤い瞳などキャラクターの特徴がしっかりと抑えられているという印象だ。どの角度から見ても絵になるキャラクターということもあり、いろいろと眺め回したくなってしまった。

眼光も鋭い
横から見ても絵になる

ダース・シディアス

 シリーズを通して最大の悪役である、、銀河帝国の初代皇帝パルパティーンこと「ダース・シディアス」も今回のラインナップに含まれている。ジェダイや他のシスたちのように、ライトセーバーによる立ち回りよりも、圧倒的なフォースの力を駆使しているイメージがあるが、今回はその姿をそのまま立体化したような作品だ。

ダース・シディアスのイメージそのままだ
衣装がめくり上がるほどの躍動感がある
あまり見る機会のないダース・シディアスの背中
紫のエフェクトがスゴい

 ダース・シディアスの体のまわりにまとわりついているのは、あまりに強すぎるフォースから生み出されるフォース・ライトニングだ。まるで雷やテスラコイルのような稲光になっているところが、なんとも恐ろしい。もちろん、ダース・シディアス自身の恐ろしい表情もそっくりそのままだ。

怖すぎるダース・シディアスの表情
これぞ暗黒面のパワーだ

ダース・ベイダー

 「スター・ウォーズ」シリーズの顔ともいえるキャラクターが、こちらの「ダース・ベイダー」である。今回は赤いライトセーバーを片手に持ち、もう片方の手を上にあげながら見つめているような姿で再現されている。ダース・ベイダーの身に付けている黒いマントは風に煽られているような形状になっており、片側が体に巻き付いているような姿になっているところもユニークだ。

ダース・ベイダーらしいポーズだ
マントは体に巻き付いている
衣装は形状だけではなく素材の違いも出ている
別角度から見てもカッコイイ

 ダース・ベイダーのマスクは、甲冑のようなデザインもさることながら黒光りしているところがなんともカリスマ性を感じさせる部分だ。こちらのミニフィギュアでは、そのマスク部分やゴワゴワとした見た目の衣装部分との素材感の違いも出ており感心させられた。

マスク部分の作りも見事だ
衣装の細かいパーツ部分も塗り分けられている

 今回ご紹介してきた「スター・ウォーズ FANTAISIE VIGNETTE」は、3月下旬から順次発売が開始される予定だ。1回当たり500円ということもあり、ガチャとしては高級な部類に入る。だが、その価格に見合うだけの仕上がりになっていることは間違いない。今回は種類も多くないため、比較的コンプリートしやすいところも魅力だ。