インタビュー
「METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット」企画担当者インタビュー
ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーも新規彩色で再び登場
2026年5月7日 00:00
- 【METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット】
- 5月7日16時より予約開始
- 11月 発送予定
- 価格:19,800円
- 【METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]】
- 5月7日17時より予約開始
- 11月 発送予定
- 価格:17,600円
BANDAI SPIRITSは、「METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット」と「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」をプレミアムバンダイ内の「魂ウェブ商店」にて5月7日に予約受付を開始する。
本商品は別売りの「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」および「METAL BUILD Hi-νガンダム」に対応したオプションパーツであり、「Hi-νガンダム HWS(ヘビー・ウェポン・システム)」に換装することができる。
そして、カラーリングと一部仕様を変更して「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー」も再登場。東京・秋葉原の「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO(魂ストア)」にて開催中のイベント「METAL BUILD EXPO」にて4月30日より試作品が展示されている。
「Hi-νガンダム HWS」は、「Hi-νガンダム」に追加装甲を施し、大型のハイパー・メガ・ライフルとハイ・メガ・シールドを装備した重武装形態となっている。
追加装甲による分厚いシルエットと、大型武装がもたらす存在感を放つデザインとなっている。追加装甲にはミサイルハッチが備わっており、METAL BUILDでは新たに増設ブースターがデザインされている。
「ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー」は小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』にて、アムロ・レイが駆るHi-νガンダムがアクシズのノズルを狙撃する際に使用した大型ビーム砲をモチーフとした装備。METAL BUILDでは集束砲撃形態、拡散砲撃形態の2つの形態にすることができる。
本稿では試作品の写真とともに、METAL BUILDで表現された「Hi-νガンダム HWS」の表現とプレイバリュー、そして「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」の変更点や魅力を企画担当者に聞いてみた。
重装甲と高火力を備えたMETAL BUILDならではのHWS
――「METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット」と「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」の商品化・開発の経緯をお願いいたします。
企画担当者:まず、「METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット」は、 2022年に発売された「METAL BUILD Hi-νガンダム」の企画段階で、HWSの商品化は視野に入れていました。
企画担当者:そのため、「METAL BUILD Hi-νガンダム」本体に胸部装甲やフロントスカートなどの装着位置を決めており、当時はボリューム試作品も作っていました。
ただ、「METAL BUILD Hi-νガンダム」を開発していく中、並行してHWSオプションもしっかり仕上げるには時間がかかってしまうため、「METAL BUILD Hi-νガンダム」の商品化のタイミングで発表できなかったのが率直なところです。
今回「METAL BUILD」15周年記念商品として「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」が商品化され、お客様に再度注目いただくことができるこのタイミングに、途中までしっかりと吟味していたHWSオプションセットを再始動し、ブラッシュアップして商品化することができました。
その上で(2022年の)「METAL BUILD Hi-νガンダム」にも装着できるように設計しております(※「「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」専用サイドスカートアーム」を除く)。
企画担当者:「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」は、2022年に魂ウェブ商店限定商品として発売された「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー」からカラーリングや一部商品仕様を変更して、改めて商品化したものになります。
企画担当者:こちらも「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」の商品化に合わせて、改めて購入してくださったお客様やMETAL BUILD Hi-νガンダムに初めて触れる方にも楽しんでいただけるように再度リリースする運びとなりました。
商品としましては、上記に挙げたカラーリングの調整や付属ケーブルの太さなどが調整されています。
――次に各商品についてお伺いいたします。最初は「METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット」のデザインや造形で意識したところを教えてください。
企画担当者:もともと「METAL BUILD Hi-νガンダム」が、小説『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』版の「νガンダム」(Hi-νガンダム)を意識した太ましい姿であったり、その後のリニューアルされた少しスマートになった「Hi-νガンダム」であったり、色々な側面を持たせていました。
その上で、今回のHWSは、METAL BUILD Hi-νガンダム本体の設計時からトータルのバランスが取れるような形でアプローチしています。追加装甲でありながら、実物を見ていただいたときに、全体のシルエットがトータルで非常にまとまりの良いバランスになっているかと思います。
――その中でMETAL BUILDだからこそできた造形表現はありますか?
企画担当者:ガンプラなどで「Hi-νガンダム HWS」の立体化はされてきましたが、高額の大型完成品トイとしては「METAL BUILD」が史上初になりますので、やはりギミックの展開などは完成品トイならではの造形と表現ができたかと思います。また、彩色が施されて色がついているからこその面白さという部分も本商品にはありますね。
――各部装甲の取り付け方はどのようになっていますか?
企画担当者:胸部装甲やフロントスカートなどはパーツを取り外して交換するわけではなく、本体装甲を展開すると各部に装着の為のモールドがあり、そこに差し込みながら装着していくという形になっています。なので、差し替えというよりは、被せていくスタイルになっています。
――今回、METAL BUILDオリジナルとして新たに追加された装備はありますか?
企画担当者:一つは、プロペラントタンクに装着する増設スラスターがあります。
HWSは、元をたどればメカニックデザイナーの出渕裕さんの設定画からのインスピレーションを受けながら、以降の商品化やゲームの登場時にミサイルランチャーやフロントスカートのサブ・アームなど、様々な解釈が施されてきた装備だと感じています。
その中で「METAL BUILDで何ができるのか?」を考えたときに、「Hi-νガンダム HWSが実際にどういう戦闘の仕方をするのだろうか?」と、商品に関わってくださっている株式会社ウイングの坂本洋一さんやイラストレーターのKomaさんたちと議論を重ねました。
増設スラスターについては、例えば商品ページにもあります、前面に向かって発進するポーズの様に「機体の質量も大きくなっているので、推進力を高める機能が必要なのではないか?」といった内容を想像して、その中で増設スラスターを付けるといった、挙動の強化を意識した装備を追加しました。
――これだけの重武装なので、追加装甲があるために可動も狭くなってしまうのでしょうか?
企画担当者:もちろん追加装甲がついている分、干渉する場所は出てきますが、可能な限り干渉を避ける工夫は随所に盛り込んでいます。
例えば、フロントスカートも胴体を回したり、上に持ち上げても干渉しないような工夫をしてあります。
後ろのプロペラントタンクやリアスカートなども、物理的な干渉は発生しやすい箇所ですが、お客様がポージングに困ってしまうような干渉は避けるように設計をして頂いております。
――彩色についてですが、「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」のカラーリングに合わせた形なのでしょうか?
企画担当者:「METAL BUILD EXPO」で初報を出させていただいた時に、「『METAL BUILD Hi-νガンダム』には対応するのか?」といったお声も頂いたのですが、当初より2022年版に合わせてスタートした商品ですので、 以前の商品も今回の商品も両方対応するというのが、早い時点で決まっていました。
その点はしっかりと「METAL BUILD Hi-νガンダム」にも合うように、デコマスラボの広瀬裕之さんに彩色を調整頂いております。
企画担当者:カラーコーディネートを担当された広瀬さんらしい、絶妙な色の配置や選択によって、どちらの本体に装着させても馴染む、素晴らしい彩色になっているかと思います。
「METAL BUILD Hi-νガンダム」の白に近い本体色、それから「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」の比較的青みが加わった本体色の両方に合うような調色をしていただいていております。
濃い部分の青や紫の部分も、本体カラーとはまた異なる色合いを複数色使用して頂いて、どちらにも合うような配色バランスになっています。これはぜひ、両方お持ちの方に見比べていただきたいぐらい、絶妙な色をチョイスしていただいていると思っています。
試作も「METAL BUILD Hi-νガンダム」と「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」の両方を直営店に展示しておりますので、ぜひ実物をご覧いただければと思います。
――実際に試作品を拝見すると、それぞれの「Hi-νガンダム」本体の色味の違いがありながら、HWSのカラーリングがどちらもハマっている感じがします。
――続いてギミックについて質問です。まず、HWSで印象的なミサイルハッチの展開はあるのでしょうか?
企画担当者:ミサイルハッチの展開ギミックはもともとのデザイン自体には明確に定義されていなかったので、どのように展開するかそれぞれ工夫しました。
胸部ハッチは、ハッチが下にスライドし、上部も浮かせてハッチが開きます。フロントスカートは2箇所展開し、中央部とサイドのハッチが露出する形になっています。そして、脚部装甲も一部パーツを引き出して、パーツを回転させることができます。
今までガンプラをはじめ様々なアプローチがあり、それらを参考にさせていただきながら、METAL BUILDでは、ミサイルを機体にまとっていることや、ひょっとしたら使用後は装甲をパージしていく可能性などを想定しながら、設定していきました。
あとは、前に向かって推進していくというイメージを議論していたので、両肩のミサイルランチャーも上に向くようにし、突撃しながら正面に発射するポージングができるようにしました。
また、これだけの大きな装備があったときに「搭載武装がミサイルだけなのか?」、「これだけの重武装なので、例えば「脚部から、少ない動作でビーム・サーベルを抜き取れるというのも、面白いのではないか」という話になって、ここはMETAL BUILDのオリジナルギミックとして追加させていただいています。
企画担当者:ギミックを考える時に「パイロットのアムロ・レイがHi-νガンダムを操縦する時どう扱うのか」といった話は、常に議論の中にありました。
その点では、やはりその場で停止して攻撃をするよりも敵陣に向かい推進しながら、ミサイルなどを使用していくのでは、と考え、ハッチの開閉方法や角度調整は意識的にその発想を入れています。
フロントスカートの中央のミサイルハッチも大きく展開し、前方に発射できるようにしたのも開発のスタート時点で盛り込まれていました。
――次は武器のハイパー・メガ・ライフルについて教えてください。ガンプラなどではバイポッドの展開などがありましたね。
企画担当者:METAL BUILDでは、ギミックとしてはバイポッドの展開のみになります。
今回のハイパー・メガ・ライフルはHi-νガンダムのビーム・ライフルに対して被せている形になっています。中にビーム・ライフルがそのまま入っているので、銃身の伸縮はできないようになっています。
ただ、HWSのそもそもの出渕さんの画稿の魅力で言うと、ボリュームのある塊感(かたまりかん)のある武装という印象を受けたので、その印象を大事にした造形にして頂いております。付属のサイドスカートアーム(※「「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」専用)で支えることで、さらに自由度の高いディスプレイ表現ができるようになっています。
――ハイ・メガ・シールドにはギミックがあるのでしょうか?
企画担当者:今回のハイ・メガ・シールドでは、Hi-νガンダムのシールドに装着する際のロック機構はありますが、砲身の伸縮といったアクション的なギミックは入れておりません。
一方で、武装として重量のあるものになりますので、ある程度ボリュームをしっかり出しつつ、ギミックは最低限に収めていったところはあります。
なので、このシールドもボリュームや形状のイメージを踏襲する事に特に注力いたしました。特に見ていただきたいのは砲口のところです。やはり、砲口は大型の筒になってしまうところで、中が単なる空洞になってしまうと密度感が薄くなってしまうと懸念しました。
この部分に関しては、ディレクションの坂本さんやデザインコーディネートのKomaさんと、説得力のあるディテール感やモールド感についてご相談し、METAL BUILDらしい密度のある造形にしていただきました。
――ちなみに、今回付属するサイドスカートアームについてはいかがでしょうか?
企画担当者:はじめに申し訳ございませんが、サイドスカートアームにつきましては「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」だけに対応したものになっています。
2022年の「METAL BUILD Hi-νガンダム」はサイドアーマーが外せる仕様になっていないため、差し替えて換装することができません。「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」からサイドアーマーが外せる仕様に変更しており、サイドスカートアームを差し替えることができるようになっています。
ハイパー・メガ・ライフルなど非常に大きな武器を持つので、ダイキャストも使って可動や保持力もしっかりしています。
勿論、武器の重量は想定していましたので、サイドスカートアームを使用せずとも、本体自体の関節強度や付属の透明の補助支柱で十分遊んで頂けます。ただ、モビルスーツ単体で支えられた方が遊びやすいのでは、と考えて付属させてみています。
装着方法は、本体のサイド・アーマーを取り外して、サブスカートアームを取り付けて大型武器を支える形です。
新設定のカラーリングと新規造形のチューブを備えたハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー
――ここからは「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」について質問です。デザインは過去に発売された「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー」を踏襲され、カラーリングが変更されている形でしょうか?
企画担当者:そうですね。本商品は「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」のカラーリングに合わせたものになります。
外観は青味のある色合いとなっていますが、内面は、過去商品ではグレーであった部分が青色になっているなど、大きく変わっています。これまでの色替えのイメージとしては、グレーは濃いグレーに置き換えたり、青は濃い青に置き換えたりと同じ色の系統で整えていましたが、今回は色の配置自体にも変更を入れて頂いています。
企画担当者:METAL BUILDのハイパー・メガ・バズーカは2形態に変形するということも含めて、オリジナル性の非常に高いデザインになっていますので、配色やマーキング部分にも手を入れており、「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー」とも違うイメージに仕上がっているかと思います。
――本商品での仕様変更されたのはどの部分でしょうか?
企画担当者:変更点としましては、ランチャーとバッテリーを繋ぐエネルギーケーブルが若干太いものに変更しております。
小説内にあったラー・カイラムから伸びるチューブのイメージに近づけたものになっています。作中でもサイコ・ドーガとアルパ・アジールの攻撃で切るか、切られるかの緊迫した戦闘が印象的だったので、そのエッセンスを表現できるように太いものに変更しました。
また、「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー」では付属していたシールドは今回付属しておりません。
――ギミックとしても集束砲撃形態、拡散砲撃形態にすることができるのでしょうか?
企画担当者:もちろん2形態への変形が可能です。当時「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー」の担当者たちが2種類あるシルエットを1つの商品に落とし込もうと試行錯誤があって、2つのデザインラインを再現し、METAL BUILDの解釈で繋ぐことをやった非常に意欲的な商品でしたので、そのギミックはそのまま踏襲させていただいています。
――こちらの「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」は、「METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット」を付けた状態でも持たせることができますか?
企画担当者:もちろんできます。勿論、専用台座で「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」本体を支えながら、になりますが、両手でメイングリップやフォアグリップを持って構えることができます。
拡散砲撃形態でも展開したグリップを持たせて担ぐようなこともできます。
――「METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット」と「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」を開発していく中で、苦労したポイントを教えてください。
企画担当者:やはり、HWSのボリューム感をMETAL BUILDでどう落とし込んでいくかは、クリエイターの皆様と知恵を絞ったところはありました。
HWSの本来の設定では、Hi-νガンダムに後から装着され、逆に異物感があるのがデザインの特徴とも感じていまして。こういったところのギミックやフォルムは、坂本さん、Komaさん、それから今回に関しては、最後に彩色で広瀬さんたちと何度も会話をした上で、形にしていったのは苦労したところですね。
――最後にユーザーへのメッセージをお願いいたします。
企画担当者:「METAL BUILD Hi-νガンダム[METAL BUILD EXPO]」、そして、「METAL BUILD Hi-νガンダム」からご期待いただいていた方には、お待たせしました。
皆様にMETAL BUILDの「Hi-νガンダム HWS」をお披露目することができて、とても嬉しいです。「METAL BUILD Hi-νガンダム」単体でも非常にプレイバリューが高いですが、今回の「METAL BUILD Hi-νガンダム専用HWSオプションセット」と「METAL BUILD ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー [METAL BUILD EXPO]」を合わせることで、さらにプレイバリューが広がります。
METAL BUILD版Hi-νガンダムの一つの完成形としての遊び方が整っているかと思うので、ぜひ手に取っていただければ幸いです。
――ありがとうございました。
(C)サンライズ
※画像は試作品を使用しています。実際の製品とは異なる場合がございます。ご了承ください。












































































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