ニュース
"アラブの王族風"の開発中の銀色の姿が楽しい! 「ガスブローバックマシンガン AKM」
2020年7月18日 00:07
- 7月17日発表
東京マルイは7月17日、YouTube「東京マルイ公式ch」において、「マルフェスONLIN pt.2」を開催した。秋葉原の恒例の祭典だった「東京マルイフェスティバル」のオンライン版である「マルフェスONLIN」は5月15日に開催され、今回は好評につき第2弾という事になる。
この「マルフェスONLIN pt.2」でトップで発表となったのが、ガスマシンガンの新製品「ガスブローバックマシンガン AKM」である。
東京マルイが初めて「AK」をモデル化したのが、1994年、電動ガンスタンダードタイプ(当時はスタンダードという呼称はなかった)「AK47S(当時、日本での一般名称)」で、すぐに固定銃床の「AK47」が発売され、筆者はこの発売時に買った「AK47」が今もガンラックに並べている。
そして2008年、次世代電動ガンの「AKS74U」「AKS74N」が発売される。AK47⇒AK74とリリースされ、「AKM」がスルーされた事を嘆いたAKファンは少なくなかった。そして2017年のボルトストップ機能を備えた次世代電動ガン「AK47」「AKS47」から待つ事3年、ついに世界中のAKファンが待ち望んだ東京マルイ初の「AKM」モデル化となる。
今回、未だ素材の金属地のままの「ガスブローバックマシンガン AKM」を島村氏が紹介したが、東京マルイがこういった開発中の製品を世に出す事、「進捗状況を報告する」のは非常にまれとの事だが、あまりにも「AKMはどうなった」、「いつ出るんだ」という声が多い為、「あえて露出させたとのこと。
開発中で金属地のまま、銀色の「ガスブローバックマシンガン AKM」は、それはそれでアラブの王族風で欲しくなる程に格好いい。メインのレシーバーは「亜鉛ダイキャスト」、その上のレシーバーカバーは「スチールプレス」、銃身は言及されなかったが、銀色と黒の2色となっており、恐らく銀の部分はアルミ、黒の部分はスチールと予想される。マガジンは、ロシア(旧ソ連)製AKMでお馴染みのベークライト樹脂ではなく、現在中東で多く使われている金属マガジンを、難しいアルミの一体成形で再現している。
また、AKMと言えば気になるのはプレス合板のストックとハンドガード、ベークライト樹脂のグリップ部分。今回は3Dプリンターで積層された黒い樹脂のままだったが、「AKMのキモ」という事で、今後公表されるという。非常にワクワクさせられる。
「マルフェスONLIN pt.2」の射撃コーナーでは、「ガスブローバックマシンガン AKM」をセミオート&フルオートでの発射シーンも解禁。「開発中」との事だが、快調なフルストロークのブローバックと共に、およそ12m先のターゲットにBB弾が吸い込まれていた。
これまで東京マルイは今回のように開発中のものをあまり出すメーカーではないが、今回あえてこのように「ガスブローバックマシンガン AKM」を見せてくれることで期待が高まった。番組内の彩まよいさんの「進捗ありがとう」は「まさにそれ」で「欲しい!!!!!!」の一言。気になる発売時期は「秋頃」との事で、AKファンならずとも、今から調達資金を貯める事をお薦めしたい。