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【GUNPLA EXPO】ついに目の前に現われた「PG UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」!

手に取りたい、動かして遊びたい、そう思わせる“実物の重力”

12月発売予定

価格:27,500円(税込)

 BANDAI SPIRITSホビー事業部が新宿住友ビル三角広場にて開催している、ガンプライベント「GUNPLA EXPO TOKYO 2020 feat. GUNDAM conference」(以下、「GUNPLA EXPO」)。オンラインでも楽しむことができるコンテンツもたくさんあるが、試作品や新製品をその場で見れるのはやはり大きい。ガンプラのディテール、様々なアングル、細かい質感……それはやはり、オンラインでは味わえないものだ。

 そういった感触を最大に味わえるのが、「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」だろう。マテリアル感、骨格構造、フレームに装甲をつける様子、これらを目の前で見ることができる。1/60という大スケールならではの迫力を目の前で見る。そこから得られた感触をレポートしたい。

目の前で発売前の実物を見ることができる! これはイベントならではの楽しさだろう

 すでにオンラインで詳細な仕様が明らかになっている「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」。ぱっと見ると「難しそう」と感じる、その圧倒的な情報量は目の前にすると本当に驚かされる。目を近づけるほど情報が増えていく。会場では骨格、フレーム、金属パーツ、外装……と、組み立ての工程も見ることができる。

 今回開発スタッフに話を聞いたのだが、この一見難しそうに見える商品だが、「組みやすさ」はぜひ体験して欲しいという。これまでの「PG」はやはり難易度が高かった。しかし「これからの40年」を目指す本商品では、組み立てやすさを目指す。RGと同じようにランナーから外すと基本的な骨格と関節は組み上がる。最初の骨格モデルは組み立てはじめて1時間で組めるくらい、という。

骨格にパーツを着けてフレーム、そこからメカをつけエッチングパーツなどマテリアルを組み込み、外装を盛り込む。キットの作り方がよくわかる
骨格にフレームを取り付けることでしっかりした構造に。実際のロボットを作っているような楽しさが味わえそうだ

 全高約30cmの巨大な「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」はやはり重量もある。このため基本的な骨格だけでは自重は支えられず、パーツを着けていくことでフレーム構造を形成していく。こうすることでしっかりとした構造の“内部メカ”を作ることができる。ここにエッチングパーツなどを取り付けた後、装甲をかぶせていく。

 「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」は組み立ての楽しさだけでなく、この大きさを持ちながらアクションフィギュアとしても楽しい。何より楽しいのは装甲のスライド。関節を動かすことで連動し様々な部分が動くのは「機械としてのロマン」をユーザーに感じさせてくれる。

放熱板などエッチングパーツを組み込んでいく。メカとしての説得力がグッと増す
組み上がった形。装甲の分割戦の細かさは1/60ならではだろうそしてスジ彫りでなく実際に分割されているからこそ、説得力がスゴイのだ
ハッチ開放。本商品の遊び方の1つだ。
エッチングパーツなどがのぞくことで、メカの雰囲気がグッと増す

 そしてやはり「ディスプレイモデル」としての楽しさだ。身体の各ハッチを開けると、内部が明らかになる。ただの演出でとどまらず、バーニアの可動域の拡大や、内部メカのメンテナンスもデザインとして盛り込まれている。そして身体の各部分のエッチングパーツが良いのだ。光を反射しきらりと輝くパーツは、プラモデルに「マテリアル感」をもたらしてくれる。

 内部構造としてこの金属感を楽しむのも良いが、装甲の隙間や、ハッチの縁できらりと輝くのがたまらない。「ロボット」を目の前にしている楽しさを実感できる。今回「PERFECT GRADE UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」を目の前にして、これを買ったらもう組み立てる途中何度もパーツを楽しみ、組み立てた後も関節を動かし、ハッチを開け、もうずっと楽しんでしまうだろうと強く実感できた。ぜひ会場で楽しんで欲しい。

可動の凄さを物語る展示も
ハッチを開けてジオラマに立たせるだけで濃厚なドラマが楽しめる