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TCGリモート対戦サービス「リモカ」のプロジェクトが、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて公開中
2021年3月23日 13:58
- 4月9日 リリース予定
- プロジェクト期間:5月25日23時59分59秒まで
プラセンタ倶楽部は、トレーディングカードのリモート対戦サービス「リモカ」のプロジェクトを、クラウドファンディング「CAMPFIRE」で開始している。目標金額は2,056,000円。
スマートフォンやPCで、TCGオンラインWEBアプリケーションサービス「リモカ」を使うことで、気軽にトレーディングカードゲームのリモート対戦を行なうことができる。
支援された資金は、すべて「リモカ」に関する支出に使われる。プロジェクトはAll-In方式で、プロジェクトの期間は5月25日23時59分59秒まで。支援コースは500円から50,000円まで、11コースが用意されている。オリジナルスリーブや対戦部屋の優先表示プランなどのリターンがあり、希望に合う支援コースを選択できる。
リモートでカードゲームの対戦ができるWEBアプリ「リモカ」
「リモカ」は、リモートでカードゲームの対戦ができるWEBアプリケーション。リリースは4月9日の予定となっている。利用は基本的に無料。現在公式ホームページも準備中で、リリースや追加機能や更新状況、お知らせは随時更新される。
コロナ禍の収束が見えないなか、トレーディングカードゲームで遊ぶ人にとってオフラインでの対戦が難しい状況が続いており、昨年から多くの大会などが中止になった。本アプリは、そのような状況を打開するために開発された。
「リモカ」では、カードゲームは自身のものを使用でき、対戦相手とのマッチング・ビデオ通話に特化したサービスで、家にいながら離れた人とも気軽にリモート対戦が行なえる。
従来のトレーディングカードゲームのリモート対戦は、SNSや掲示板で対戦相手を募集し、対戦相手が見つかったらお互いに同じビデオ通話アプリに移動して対戦するという流れだった。本アプリでは、マッチング機能からビデオ通話機能まで独自のものとしているため、アプリの移動をすることなくスムーズにリモート対戦が可能となっている。
現在ある対戦相手とのマッチングアプリはゲームタイトル毎に1つずつ異なるが、「リモカ」では全14種類のタイトルに対応しており、複数のゲームを遊ぶ人でもリモート対戦の際はリモカ1つで完結する。また、登録アカウント1つで、リモート対戦では相手の盤面を映すための端末と、自分の盤面を対戦相手の端末に表示させるカメラ用の2つのデバイスを使用できる。
対戦相手を探すためにSNSで声をかけたり自分で募集する勇気がないと思っていた人でも、「リモカ」を利用して、気軽に対戦部屋の入室ができたり、部屋を作成したりすることができ、トレーディングカードゲームのリモート対戦を身近に感られる。また、同社では、そのことが、トレーディングカードゲーム界隈の盛り上がりにもつながると考えているという。今後は、追加機能として大会運営機能も拡張される予定となっている。
スタートは会員登録から。ルールとマナーを守り楽しく対戦
「リモカ」で必要なものは、自分の所持しているカードゲーム、そして画面を映すためのスマホとスマホスタンド、もしくはPCとウェブカメラだけ。「リモカ」を楽しむための流れは以下のとおり。
(1)会員登録
メールアドレスでの登録のほか、Twitter・LINE・Googleアカウントでの登録・ログインも可能。
(2)対戦種類を選択
誰とでもつながることができるフリーマッチ対戦と、友達とURLを共有して遊ぶフレンドマッチ対戦の2種類がある。フリーマッチ対戦は3つのプレイスタイルに合わせて、ログイン中のユーザーとマッチングして対戦するもの。自分で部屋を作成することも、作成された部屋へ入室することもできる。プレイスタイルは、「初心者向けのビギナー」、「フリーに遊ぶエンジョイ」、「ガチ対戦のガッツリ」に分かれているため自分のレベルに合わせて対戦が行なえる。
フレンドマッチ対戦は、専用部屋を作成することができ、URLを共有することで友達とオンラインでカードゲームの対戦ができる。
フリーマッチ対戦
一般的に遊ばれているカードゲームのカテゴリの中からプレイしたいタイトルを選び、3つのプレイスタイルにあわせログイン中のユーザーとマッチングし対戦することができる。自分で部屋を作成することも、作成された部屋へ入室することも可能。
支援コースは11種類、コース別に多彩なリターンを用意
現在、クラウドファンディングでのプロジェクトを実施中。支援金は以下の用途に使われる。
・専用サーバー使用料等:約1,356,000円(113,000円×12カ月)
・クラウドファンディング手数料等、PR経費:約400,000円
・リターン費用:約300,000円
・実務経験がない新人を中心に開発
「リモカ」は、実務経験がない新人を中心に開発が進められている。IT業界ではエンジニアには実務経験が求められがち。しかし、コロナ禍で経験者でさえ新規案件を獲得するのが難しいなか、実務未経験の若者が案件を獲得するのは簡単ではない。
獲得できても平易な作業を繰り返すだけの案件であれば、社員の成長につながらない可能性もある。そのような状況から、新人を中心に自社開発商品を新しく手掛けることにしたという。「リモカ」では、サービスの立案→設計→開発まで一通りを手掛けている。
せっかく作るならコロナで困っている人の役に立てるサービスをと考え、アプリ開発者の中に実際にカードゲーマーや元カードゲームショップ店員がいたことから、このサービスの開発へと至ったという。