特別企画
全てのTCGを包含できる? 新TCG「ゲートルーラー」のルールがついに公開!
TCGの異種格闘技戦を可能にした「ルーラーシステム」とは? 最新情報や裁定も解説
2020年12月1日 00:00

- 12月26日発売
- 250円(税抜)~
11月27日、大遊が開発・販売する新TCG「ゲートルーラー」の正式ルールと体験デッキのPDFデータなどが、「ゲートルーラー」の公式サイト(参考)で公開された。
「ゲートルーラー」は、池っち店長の愛称で知られる池田芳正氏が考案したTCGである。池田氏は、カードショップ「カードキングダム」の創業者であり(現在はカードキングダムの代表からは退いている)、ブシロードが販売していたTCG「フューチャーカード バディファイト」の原作者でもある。古くからカードキングダムの対戦動画などに登場しており、TCG業界の有名人の一人だ。ゲートルーラー以前に、池田氏は「ドミネイター」という新TCGを開発中であることを表明していたのだが、紆余曲折があり、現時点ではまだ発売されていない。
世界初のTCGである「マジック・ザ:ギャザリング」が登場してから27年にもなるが、その間、さまざまなTCGが生まれては消えてきた。特にここ数年、「シャドウバース」や「ハースストーン」などスマートフォンやPCでプレイするDCGの隆盛により、TCGが押されつつある。さらに、2020年春からのコロナ禍によって対面でのプレイが基本となるTCGは、ますます苦しい立場に追いやれている。そういう事情もあり、以前は年にいくつも新作TCGが登場していたのだが、最近は新作TCGの登場が減っている。2020年に登場した新作TCGとしては、3月に展開が開始されたブシロードの「Reバース for you」があるが、「Reバース」の基本的なゲームシステムは、以前ブシロードから発売されていたTCG「ヴィクトリースパーク」がベースとなっている。
「ゲートルーラー」は、久しぶりに登場する完全新作TCGとして、TCGファンから注目が集まっていたのだが、プロモーションや製品展開の仕方も、これまでのTCGとは一線を画す斬新なものとなっており、それがさらに賛否両論を集める結果となっている。ここではその詳細については触れないが、池田氏は自らのTweetで、ゲートルーラーに関するイラストや世界観などを折に触れて公開しており、肝心のルールについては11月27日まで明かさないという方針をとった。
また、人気VTuberらを公式アンバサダーに任命し、「ゲートルーラー」の魅力を動画で語ってもらうことにしたのだ。さらに、公式アンバサダーとは別に、「ゲートルーラー」を応援したいという公式インフルエンサーを募り、発信力のあるVTuberやYouTuber、ブロガー、クリエイターなどが選ばれた。公式インフルエンサーを対象とした説明会が11月8日に開催され、一部の公式インフルエンサーには新規カードの独占告知権が与えられた。筆者も公式インフルエンサーに選ばれ、NDAを結んで説明会に参加、実際にゲートルーラーの体験デッキで数十回プレイを行った。
ようやく正式ルールが公開されたので、「ゲートルーラー」の製品情報とルール、実際にプレイした感想を解説したい。
通常ブースターパックとハイレアリティパック、スターターデッキ2種が登場
「ゲートルーラー」の正式発売日は12月26日であり、第1弾として、ブースターパック「地球&異世界連合結成!」とそのハイレアリティパック、さらに構築済みスターターデッキ2種類「妖怪&巨大ロボ」、「魔竜召喚」が発売される。TCGでは、スターターデッキだけが先に発売され、2~3週間後くらいにブースターパックが発売されることが多いが、「ゲートルーラー」はブースターパックとスターターデッキが同時発売であり、すぐにスターターデッキの中身を強化したり、オリジナルデッキをイチから作ることができる。
ブースターパックは1パック5枚入りで価格は250円(税抜)と、国産TCGの中では高めだが、メインターゲットを20~30代に置いているとのことなので、妥当な価格であろう。第1弾として全部で133種類+αのカードが用意される。TCGで重要なのがカードのレアリティ構成とその封入率だ。「ゲートルーラー」では、カードの左下に並んでいる★の数でレアリティを表しており、★がコモン、★★がレア、★★★がダブルレア、★★★★がトリプルレア、★★★★Lがレジェンドとなる。第1弾では、★が63種類、★★が24種類、★★★が17種類、★★★★が17種類、★★★★Lが6種類という内訳になる。
ブースターパックが36パックで1ボックスになるのだが、1ボックスの中のパックに★は124枚前後、★★は36枚前後、★★★は11枚、★★★★は8枚、★★★★Lは1枚入っている。さらに、ボックス購入特典として、全6種類の★★★★Lカードが1枚ランダムで付属するため、★★★★Lは実質2枚となる。ダブルレア以上が20枚(プラス特典で★★★★Lカードが1枚)入っていることを考えると、封入率は悪くない。また、★★★★のカードには、特殊加工を施した「ウーバーレア」が存在する。こちらはかなり珍しい(封入率が低い)カードになるとのことだ。
ハイレアリティパックが用意されているのもユニークだ。ハイレアリティパックは13枚入りで2400円(税抜)と、通常ブースターの10倍近い値段がつけられているが、中のカードが全てフォイル仕様になっているほか、ブースターパックとスターターデッキに収録されているカードのパラレル仕様になっている(★★★以上はフルアートになる)。さらに★★★★以上は、専用のパラレルフレームが採用される。なお、通常ブースターパックには、スターターデッキに含まれているカードは含まれていないが、ハイレアリティパックではスターターデッキに含まれている34種類のカードも、フォイル仕様として出現する。高レアリティカードの封入率も高く、1パックに★★★以上が3枚以上(そのうち★★★★1枚以上)が確定で入っている。デッキを全てフォイル仕様にして、光らせたいという人にオススメだ。
スターターデッキは1,500円(税抜)で、「妖怪&巨大ロボ」が初心者向けのビートダウンデッキ、「魔竜召喚」はTCG中級者向けのコンボデッキとなる。
TCGのカードサイズは大きく分けて2種類あるが、ゲートルーラーのカードサイズは「デ