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「PLAMAX GP-01 ギルティプリンセス メイドロイド・ミャオ」レビュー

可愛らしさが溢れる「メイドロイド・ミャオ」の動き

 「メイドロイド・ミャオ」が完成し、その可動とギミックを見ていこう。

 長い手足を活かしたポーズが映え、腕は柔軟に動かすことができる。一方で足は股関節の可動が狭く、太ももを上げる動作がどうしても小さくなってしまう。

 それでも奥ゆかしさと可愛らしさを表現するには十分な可動域となっている。また、尻尾も角度調整が可能で表情以外の感情表現ができるのも、本キットならではの表現だ。

 また、腰のスカートは脱着すればセクシーさが際立つデザインとなる。さらに、スカートを背中に配置すれば、ポンチョ風の衣装になるのも面白い。

【メイドロイド・ミャオ】
大手を振って歩く姿が可愛らしく映える
肘関節の可動で手のひらを口元に寄せることもできる
肩の柔軟な可動で頭に手をかざす動きもできる
スカートなしの状態
スカートがない分思い切り足を動かしやすい
後ろに手を回したポーズも取りやすい
尻尾だけを腰に取り付けることもできる
スカートの配置を変えてポンチョ風に

 箒型武器「機動砲器ブルームストライカー」は、組み換えによって3種類の形態にすることができる。通常モードに加え、勇ましさが増すランスモード、エネルギーカートリッジを装着した搭乗モードで、それぞれ異なるシチュエーション演出ができる。

 サイズも通常モード、ランスモードで「メイドロイド・ミャオ」を超える約200mm、搭乗モードではエネルギーカートリッジ分が入り約210mmの大型武器となっている。

【「機動砲器ブルームストライカー」組み換え】
通常モードからランスモードへは分離して、逆に接続することで完成
搭乗モードは穂先を分離してシート部分を作る
先端にエネルギーカートリッジを取り付けて完成

 「メイドロイド・ミャオ」の可愛らしさに合ったアンティーク調のデザインがマッチしている。SF的なハードなアクションよりも、ファンタジー的な流れるようなポーズが似合う印象だ。

メイドらしく箒を手にした姿を表現
ランスモードでは凛々しく戦うアクションが楽しめる
搭乗モードでは箒にまたがる魔女のようなポーズができる

華やかに麗しく撮影してみよう

 「PLAMAX GP-01 ギルティプリンセス メイドロイド・ミャオ」のスペックや造形美を紹介してきた。

 しかし、もっと輝かしく映えるはずだ。Tony氏のイラストに近い写真を撮影したい。

 そう思った筆者は、今回100円均一で購入できるアイテムでモダンで華々しく「メイドロイド・ミャオ」を飾ってみた。背景の変更や造花で、ファンタジー世界のような雰囲気を演出することができた。

【背景を変えて撮影】
ラッピングペーパーを使ってモダンな雰囲気に
ツインテールではお転婆な様子を表現
ぱっつん前髪は物静かな雰囲気
でも、怒ると怖いギャップも楽しめる
表情や髪形によって搭乗モードでの乗り方の違いも楽しい
魔女っ娘ぽい乗り方
上品な魔女らしい乗り方などできる
【造花を使って撮影】
大きめの花や葉がよりファンタジーな世界を彷彿とさせる
花をめでる少女の雰囲気
花に囲まれてはしゃぐ感じもかわいい
滑らかな所作を感じさせるポーズがぐっと世界観を広げさせてくれる

ファンタジーな雰囲気がマッチした美少女プラモデル

 「PLAMAX GP-01 ギルティプリンセス メイドロイド・ミャオ」は筆者がこれまで経験してきた美少女プラモデルの中で、ファンタジー色の強いシリーズに感じた。

 全体的に柔らかい印象で付属の武器もメイドに合わせた箒型とファンタジックな造形となっている。Tony氏のデザインが生み出す女の子の華奢な印象もあって、完成した時は新鮮な達成感が味わえた。

 美少女プラモデルを組み立てたことがある人もファンタジーな世界観が楽しめる商品であり、初心者にも組み立てやすいパーツ数と工程でオススメだ。

 また、第2弾、第3弾の発売が決定され、同シリーズでの武器の合体などもあり、「ギルティプリンセス」の今後の展開から目が離せない。