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「ベルセルク」ガッツが神々しいばかりのスタチューとなってお目見え!あみあみブースレポート“その3”【#ワンフェス】
2023年7月31日 11:27
- 【ワンダーフェスティバル2023[夏]】
- 開催期間:7月30日10時~17時
- 開催場所:幕張メッセ国際展示場1~8ホール
7月30日に、幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル2023[夏]」。そのあみあみブースでは、多数のメーカーが参加した最新フィギュアが出展されていた。ちなみに、フィギュアといえば女性をモデルにした作品が多い印象だが、あみあみブースレポートの締めとなるこちらの記事では、それらとは少し異なった作品を取り上げてご紹介していく。
【レガシーアート “三浦 建太郎” ベルセルク ガッツ】
2021年に惜しくもこの世を去った漫画家の三浦建太郎氏。同氏の代表作ともいえるのが、日本のみならず世界中に多くのファンを持つダーク・ファンタジーの「ベルセルク」だ。その主人公であるガッツを、1/6スケールスタチューで再現した作品「レガシーアート “三浦 建太郎” ベルセルク ガッツ」が、プライム1スタジオより近日予約が開始される。
サイズは高さ450mm×幅490mm×奥行き340mmとかなり巨大で、部屋に飾ると圧倒的な存在感となりそうだ。ユニークなところは、ガッツのマント部分に原作同様の劇画チックなイラストが描き込まれているところである。タイトルの一部にも作者の名前が付けられているが、こうした部分にもオリジナル作品に対するリスペクトが感じられる。
ガッツといえば、その後のファンタジー作品にも多くの影響を与えた大剣「ドラゴンころし」が特徴だが、こちらの作品でもしっかりと再現されている。ガッツ自身は静かにたたずんでいるような姿だが、激しく敵を蹴散らしているときとは別の一面が見られるようで、こちらも素晴らしい出来映えである。
【レガシーアート “三浦 建太郎” ベルセルク グリフィス】
プライム1スタジオからは、ガッツだけではなくグリフィスの姿も1/6スケールスタチューで再現した「レガシーアート “三浦 建太郎” ベルセルク グリフィス」も発売される。ガッツとは異なり立ち姿となっているため、サイズも高さ560mm×幅400mm×奥行き210mmと少し高くなっている。
少し青味掛かった甲冑に身を包み、手には羽をモチーフにした黄金のヒルトが付いた剣を持っている。これまたガッツ同様に、もうひとつの特徴的なポイントがマント部分に描かれたグリフィスのイラストである。こちらは甲冑姿ではなく素顔が採用されている。
台座部分もバラや朽ち果てた兵士たちの剣などが突き刺さっており、ダークな作品の世界観を見事に表現したものとなっている。
【テイルズ オブ デスティニー リオン・マグナス (仮)】
RIBOSEからは、1/7スケールフィギュア「テイルズ オブ デスティニー リオン・マグナス (仮)」のデコマスが出展されていた。現時点では正式な作品名や発売時期などは未定だ。リオンは、若干16歳でセインガルド王国客員剣士を務めるほどの天才剣士だが、今回は両手に剣を持った躍動感溢れる姿で再現されている。
リオンが身に付けているマントが大きく空に舞っている分、フィギュアの全高が約300mmと高くなっている。剣を振り回している様子を再現するために、クリアパーツでエフェクトを表現。こちらには、回りの岩が勢いで待っているようなところも付け加えられているなど、なかなか芸が細かい。
リオン自体の作りも素晴らしく、鋭い眼光で敵をにらみつけているような表情と、パーツによって素材感がことなって見えるように表現されている彩色など、ほぼ完璧ともいえる完成度となっている。
【鉄機巧 ジプシーデンジャー】
フレイムトイズの「鉄機巧 ジプシーデンジャー」の原型が、今回のあみあみブースで展示されていた。こちらは映画「パシフィック・リム」に登場する巨大ロボット・イェーガーのひとつである、ジプシーデンジャー立体化したものだ。
胸回りは若干ほっそりとした印象はあるが、太もも辺りはドッシリとしているなどジプシーデンジャーの特徴をよく捉えた姿で再現されている。本体側の作り込みもなかなかスゴいのだが、鉄機巧シリーズの特徴でもある、様々なパーツが付属しているところも魅力だ。今回の「鉄機巧 ジプシーデンジャー」でも、展示を見てわかるように、複数の交換パーツが付属している。
【鉄機巧 オートボットジャズ】
同じフレイムトイズからは、現在監修中ではあるものの今年の10月に発売予定のノンスケールフィギュア「鉄機巧 オートボットジャズ」が展示されていた。こちらは、映画「トランスフォーマー」に登場するオートボット副司令官「オートボットジャズ」を立体化したものだ。
鉄機巧シリーズのもうひとつの特徴でもあるが、細部にまで作り込まれた外観を保ちながら、関節部分にダイキャストを多用することで、ある程度自由にポージングを付けることができる。今回展示されていたものも、日本のロボットアニメのような、躍動感溢れるスタイルでポージングが付けられていた。
(C) 三浦建太郎・スタジオ我画/白泉社
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