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4年ぶりに開催! 「東京マルイFESTIVAL 2023」イベントレポート
「リコリコ」の銃を初披露! 百丁以上の製品に触れられる!
2023年11月11日 19:37
- 【東京マルイFESTIVAL 2023 in ベルサール秋葉原】
- 11月11日・12日 開催
- 会場:ベルサール秋葉原
- 入場無料
東京マルイは、11月11日と12日にかけてイベント「東京マルイFESTIVAL 2023」を開催している。入場料は無料。本イベントに関しては速報や、目玉となる新発表の商品のレポートをしているが、本稿ではイベント全体を紹介していきたい。
「東京マルイFESTIVAL」はトイガンメーカー・東京マルイが2014年より例年行っていたファンイベント。最大の注目ポイントはおびただしい数の東京マルイの商品を実際に触り、動作や質感を味わうことができるところにある。また、非常に長いシューティングレンジも用意され、今までエアソフトガンを触ったことがない人もその魅力を感じることができる。
ベルサール秋葉原という秋葉原の中心とも言える場所で、「トイガン」のイベントを行う、それはトイガンを知らない多くの人の目にも触れることであり、東京マルイの大きなチャレンジだった。結果それまでトイガンを全く知らない来場者の興味を惹き大盛況となり、定期的なイベントとなった。大きなステージや仕掛けも用意し、ファンのみならず楽しみなイベントへと成長した。
しかし新型コロナ流行による自粛のため、「東京マルイFESTIVAL」は2018年を最後に自粛、「マルフェス オンライン」という形でファンへ向けて情報は発信していたが、イベントをやりたいというのは東京マルイが強く願っていたことだった。今回の"復活"はファンのみならず東京マルイ自身が待ち望んだものと言えるだろう。
今回は注目の新商品のダイジェストに加え、イベントの模様を紹介していきたい。
取り回しやすいショットガンに、「リコリコの銃」、白いハンドガンなど注目の新商品!
「東京マルイFESTIVAL 2023」の最大の注目ポイントはやはり"新製品"である。10月に開催された全日本模型ホビーショーでは発表されなかった新商品も公開となった。会場の入口には位置された今回最大の隠し球がガスブローバックショットガン「SAIGA-12 SBS」である。2024年春頃 発売予定、価格は未定だ。
6月に発売されたガスブローバックショットガン「SAIGA-12K」は、実銃をモチーフとした商品であり、警察や警備会社、あるいは狩猟用に使われる銃だったが、今回の「SAIGA-12 SBS」は銃身を短くし、オプションへの対応とかなりミリタリー色が濃くなった。はっきり言えばサバイバルゲームで使いやすいアレンジが加えられた東京マルイオリジナルデザインのカスタマイズが成されている。
しかもフルオート化、90発のBB弾を装填できるマガジンにより、取り回しの良さに加え戦闘力も増加、「サバゲーでガンガン弾をばらまきたい」というユーザーの期待に応えるアレンジとなった。会場でも常に黒山の人だかりの人気だった。
以前から発表を予告しており、来場者が一番楽しみにしていたのがガスブローバックガン「千束の銃」である。アニメ「リコリス・リコイル」の主人公・錦木千束(にしきぎちさと)の持つ銃をモチーフとしている。
大きな特徴は銃先端に付けられたストライクプレート。これは相手に叩きつけたり、押しつけて対象を攻撃する近接攻撃が可能となるオプション。実銃でも煮た装備はあるが、「千束の銃」はこの装備を取り付けるためのネジ穴がなく、開発者の頭を悩ませたという。もちろん取り外しも可能で、このギミックの詳細は今後明らかになるとのこと。
もう1つ、一見木製に見えるグリップだが、こちらは樹脂での表現となる。こちらの表現にも東京マルイの全く新しい製法が使われており今後の注目ポイントである。今回具体的にその姿を公開された「千束の銃」だが、まだまだ秘密が隠されているようだ。
会場新発表の商品はこれだけではない。ガスブローバック「White D.O.R」は、スクリーンに光点を表示することで銃を狙いやすくする光学サイト「マイクロプロサイト」に対応した「ハイキャパ D.O.R」のホワイトバージョン。東京マルイとしては初めての白いハンドガンだという。全身真っ白の雪上迷彩服などに合うデザインだ。2024年発売予定で、同時に「マイクロプロサイト」のホワイトバージョンも発売予定。
本商品に東京マルイが力を入れたのは"色の耐久性"。商品は全体が白く塗装されているが、成型色も白い素材を使っているため、細かい傷がついても白い全体の雰囲気は保たれるとのこと。サバイバルゲームでの使用も見越した仕様となっているのだ。トリガーの赤はワンポイントで、この色合いも注目して欲しいとのことだ。
電動ガン「G36C PLUS」は、「+(プラス)」化の第3弾となる商品。センサー類を集約したFET回路「PLUSシステム」を搭載、「MS Li-Po バッテリー」に対応しているのが最大の特徴だ。このシステムにより従来と大きく異なる切れの良い射撃が可能となっている。
リポバッテリーによる瞬間的な動作を実現するため、強い負荷のかかるギア部分なども改良されている。「MS Li-Po バッテリー」や対応商品は人気のため、現状ユーザーの需要に応えられていないと東京マルイも感じている、「PLUSシステム」、そして「MS Li-Po バッテリー」の良さをもっと多くのユーザーに知って欲しいとのことだ。
もう1つ、ファンには見逃せないのが「作って欲しいハンドガン投票!」だろう。銃は様々な国とメーカーが製造しており、それぞれに特徴がある。メーカーも様々な商品を出しているがモデルアップされていないもの、東京マルイが商品化していない銃もたくさんある。今回は東京マルイに販売して欲しいハンドガンをいくつかの好捕の中から投票してもらって意見を集めるという。
「P38」、「M19」、「ハイパワー」、近現代のリボルバーとオートマチックが並んでいる。リボルバーに関しては「SAA」からのフィードバックも期待できる。ファンの話題を集めそうなアンケートであり、結果が気になるところだ。
たくさんの来場者に東京マルイの商品に触れて欲しい!
新商品発表はもちろんだが、「東京マルイFESTIVAL 2023」での大きな楽しみは"商品を手にできること"である。東京マルイの各種エアソフトガン、数十年にわたって販売されているものを実際に見ることができ、触ることができるのだ。
銃の重み、手触り、構えたときのフィーリング、機構の作動時の感触……。これだけの商品をたっぷり触れるイベントというのは、例がないだろう。トイガンをこれまで知らなかった人も思わず構えてみたくなってしまう。「東京マルイFESTIVAL」の人気の秘密の一端は、ここにあると言える。
今回東京マルイが力を入れたのは「18歳以下のユーザーのための体験コーナー」である。東京マルイは10歳以上用、14歳以上用の、威力を抑えたり取り回しを良くしたエアソフトガンも展開している。「東京マルイFESTIVAL」で今回初めて18歳以下用のユーザーのための専用コーナーを設置し、そこで商品を触ったり、体験できるコーナーを作った。
専用のシューティングレンジもあり、18歳以下の銃を試射することもできる。18歳以下の商品でもしっかり弾が飛ぶその性能の良さ、エアソフトガンの楽しさを体験できるコーナーだ。新しいユーザーへ訴求する「東京マルイFESTIVAL」のテーマにぴったりの施策と言えるだろう。
もちろん18歳以上のシューティングレンジもしっかり用意されている。開場直後は強風のため一時的に利用できなかったが、お昼頃から使用可能となった。こちらでは最新商品である「電動ガンP90+」、「次世代電動ガンMP5 A4」、「ガスブローバックガンGlock17 Gen5」の3商品を触ることができた。
電子トリガーとリポバッテリーによる切れの良い射撃が楽しめる「電動ガンP90+」、「次世代電動ガンMP5 A4」に加え、発売前である「ガスブローバックガンGlock17 Gen5」をいち早く触ることができるのはファンには特に嬉しいところだろう。
4年ぶりの開催となった「東京マルイFESTIVAL 2023」だが、原点回帰ともいえる「東京マルイの製品にできるだけ触れて欲しい」というテーマがはっきり出たイベントだと感じた。イベントは明日12日まで開催されている。足を運んではいかがだろうか?